投稿日: May 10, 2010 12:59:20 PM
2007年に担任した6年生へのインタビュー その1です。
子ども達はWWをどう捉えているのでしょうか?
★WWは好き?
「好き。普通に作文を書くのはつまんないけど、友達に見せて、その改善点が見つかるのがやる気になる。」
「うんうん」
「友達に見せると、自分で考えているだけだと見つからないけど、友達に見つけると見つかるんだよ」
★今まで作文は好きだった?
「ハッキリ言って嫌い」
・なぜ?
「決められたテーマで書かなくちゃいけないし。あと普通の作文は先生に、「こんな感じでいいですか」って提出してOKなら終わりだけど、ライターワークショップなら、友達と相談したり、自分でOKか決められるし、自由にテーマが決められる。」
★ライターで一番好きな時間とかお気に入りの時間って?
「作家の椅子の時間かな、やっぱり」
・へーなんで?
「自分の作品を公表できるのも好きだけど、他の人の作品を聞いて、使えることがあるかなあとか、こんな書き出しあるんだ!とか勉強になる。自分の作品を言うのがやっぱり一番好きだけど。」
★成長したなあと思うことある?
「文字が上手くなった。いっぱい書いたからかな?読んでもらうからていねいに書こうと思う。あと、文章力がついたし、長い文が書けるようになった。あとは、書き出しを工夫するとか、題名も工夫するようになった。擬音も結構使えるようになったかなあ。」
★この1年での自分の一番のお気に入りは?
「五右衛門風呂のが一番お気に入りだなあ。
実際にあったときにひらめいて、おふろに入りながら、「あれ!これ書けるじゃん」って思った。だから学校に来ても一気に書けて、ほとんど修正しなくてよかったんだよね」
★WWの改善点ってある?
「うーん、特にないかなあ。」
★何でそんなにWWを好きになれたんだろうねえ?
「自分で決められるからやる気になるんだと思うなあ。
自分で決めるのは大変だけど、決まれば一気に書ける。
友達と話すのは大きいなあ。ヘルプを頼めるから。
あとなんだろうなあ、自分の作品を公開できるから!普通は他の人の作品も読まないし、自分の作品も公開しないけど、これなら公開できる。
あの椅子が、作家になったような気分になれる!」
★WWの先生の役割って?
「司会者。ミニレッスンの役と、「作家の椅子の時間です」など時間の管理をする人。
後は友達の一つ。ヘルプする友達の一人かな。」