投稿日: Mar 25, 2010 8:25:54 AM
WWは、ライティング・ワークショップ(Writing Workshop)の省略ですが、日本の小学校の先生たちは、「作家の時間」「ライターの時間」という名称で実践しています。
本物の作家やノンフィクション・ライターやジャーナリストになったつもりで、たくさん書く時間です。
書かないことには、うまくも、好きにもなれませんから。
ポイントは、「自分の書きたいことを書く」です。
この点は、いままでの作文指導のように、お題を先生から与えられて書くのとは対照的です。書く責任を持ってもらうというか、主体になってもらうわけです。自分が本当に書きたいと思えないと、うまく書こうともなかなか思えませんから。
作家ですから、「ちゃんと出版もします」。これも大きな違いです。
出版は、読者が教師以外にいるということを意味し、読者を意識して書き始めるようになります。これが、「うまくも、好きにもなる」二つ目のポイントです。
他にも、いろいろ特徴がありますが、今回はこのぐらいにしておきます。
(つづく)