投稿日: Apr 16, 2010 4:53:58 AM
正直のところ、この教え方とテストの相性はあまりよくありません。
そもそも、テストで把握できる生徒の能力とはどのくらいだと思われますか?
だいたい20分の1。よくて、10分の1ぐらいでしょうか。
ですから、テストをすること自体、時間の無駄であり、ましてやそのために教えることは、とんでもないことになってしまうわけです...そもそも、テストをすることで、生徒が学ぶことは何でしょうか? 教師が得るものや学ぶことは何でしょうか? 詳しくは、『テストだけでは測れない! ~人を伸ばす「評価」とは』(NHK生活人新書)をお読みください。(これまでの教えることと評価することを切り離して考えること自体を、改める時期にすでに来ています。)
WWやRWになじむ評価の仕方は、ポートフォリオ評価です。これなら、自己評価まで可能にします。高校生にもなって、自己評価能力が身につけられないというのは、悲しいことですから。
とは言っても、テストは付きまといます。入試のための準備として。従って、最低限そのレベルでかかわるのがベストの選択だと思います。要するには、テストという「ジャンル」として扱うのです。