投稿日: May 17, 2010 6:35:40 AM
●教室内にいる多様な子の指導について教えてください。
子どもたち同士の教え合い・助け合いをベースにしています。
作家の時間だけで、「教え合う、話し合う、聞き合う、助け合う、見せ合う、真似し合うことがいいんだよ！」を実践し、他の授業では従来の教え方をしていてはおかしなことになってしまいます。
もう一つは、教師がその子たちと人間／信頼関係を築く努力です。信頼してもらえなければ、受け入れてもらえませんし、尋ねても答えてくれませんし、話をしても聞いてももらえませんから。
●学級経営の考え方を教えてください。
クラスづくりの方法として、たとえばドラマ教育やプロジェクト・アドベンチャーやエンカウンター・グループや環境・人権・平和・開発・異文化理解・グローバル教育などがありますが、いずれもコミュニケーション、協力、セルフ・エスティーム（自尊感情）、信頼関係を築いたり、養ったりすることを通して可能になります。手ごろな文献として、私（吉田）が関わって出した『いっしょに学ぼう』『いっしょにできるよ』『ワールド・スタディーズ』『未来を学ぼう』（以上、国際理解教育センターから直売のみ）、『人間関係を豊かにする授業実践プラン５０』（小学館）、『「考える力」はこうしてつける』『ドラマ・スキル』（共に、新評論）などがありますので、参考にしてください。
他にいい本をご存知の方は、ぜひ教えてください！