投稿日: Mar 26, 2010 12:32:32 PM
はい、単元で書くことを好きになり、かつ上達するには限界があります。単元では、書き手を育てるのに十分な時間が確保できません(また、最初からそういう発想すらありません)し、どうしても作品を完成する方に教師の視点がいってしまうからです。
教科書単元を取り上げる場合は、あくまでも作家の時間の一連の流れの中で取り組むことをお勧めします。要するに、作家の時間に教科書を活用するという発想の転換です。多様な書き方やジャンルがあることを子どもたちに知らせ、かつそれらができるようになることはとても大切なことですから。(教科書の中では、それほど多様なジャンルを扱っているわけではないのですが。)
ブログ「WW便り」の2011年1月28日も参照してください。
定期的に時間をとらないとダメなのですか?
日本で最初に作家の時間を実践した先生たちは1年生から6年生の担任をしていましたが、全員最低週2時間、多い人は週3時間を確保して実践していました。指導要領の「書くこと」の領域で示されている時間からしても、まったく不可能ではありません。あなたの決断を子どもたちが待っています!!