投稿日: Apr 30, 2010 1:15:58 PM
ある日のカンファランスの一場面
現状、すぐにで書き始めたり、作品を見せ合ったりできる子が6割~7割くらいでしょうか。残りの4~3割の子には、カンファランスをして回りながら、できるだけ早く教室全体が「書く雰囲気」になるように働きかけています。
ちなみにこの日は5分程度かかりました。そのカンファランスの1例です。
仲の良い数人が床に並んでいるが、どうも関係のない(書く目的でない)雰囲気で話しているグループへのカンファランス。
J→すでに下書き、修正を終え清書に入っている。
M→友達との会話からアイデアをもらい下書きを進めている。
A→内容はだいたい決まっていて題名を考えてから本文を書き始めたいと思っている。
3人の現状を聞いたあと。
T:Jはもう書くことが決まっているから、どんどん書きたいんだね。
J:うん。
T:それなら一人で書いた方が進むんじゃない?
J:でも、Mが(アイデアを聞きたいから)一緒にやってほしいっていうから。
T:そう、Jは自分が本当は一人で書きたいことを伝えた?
J:伝えていない。
T:MとAは相談をしながら書きたいんだね。
MA:うん
T:それなら、Jは一人で書いて、MとAがJに聞きたいことがあったときには声をかけて聞くようにしたらどう?
JMA:うん、そうだね
T:人に聞くことはとてもいいことだけど、相手にもやりたいことがあるからね。Jも、相談に乗ってあげることも大切だけど、自分の作品作りを優先していいんだよ。
→Jは自分の席にもどり、MAは引き続きその場で書き始める。