2017年 本学会功労賞受賞のお知らせ

2017年 本学会功労賞受賞のお知らせ

 2017年11月末までに2017年 日本ものつくり学会功労賞候補者についての推薦があり、2017年12月21日に開催の第10回理事会において推薦書および実績資料に基づき審査した結果、受賞者が決まりましたので、お知らせいたします。

 受賞者本人のご了承のもとに記載する氏名、受賞理由、受賞者略歴は下記の通りですが、表彰式は本年の5月下旬から6月中旬に開催される(詳細日程は後日掲示いたします)第3回定時社員総会の前に行う予定です。

1.受賞者氏名:片山 豊廣 (年齢81歳)

2.受賞理由

 長年にわたるとび職人の活動と技能・技術の向上によって、とび職業界に大きく貢献され、後進の指導においても多くの功績が認められる。

3.受賞者略歴

・ 1956年から2009年まで、とび職人として聖路加国際病院や上智大学教会、科学未来館など、様々な建設現場で活躍されている。

・ 安全管理者講習会修了、土止支保工作業主任者、鉄骨の組立等作業主任者、とび一級技能士、足場組立解体等主任者、安全衛生推進者能力向上教育修了、クレーン組立・解体作業指導者、デリック運転士免許、高所作業車の特別教育修了などの資格を取得されている。

・ 2007年に国土交通省による優秀施工者顕彰を受賞され、2013年には埼玉県職業能力開発協会ものづくりマイスターの称号を授与されている。

・ 2001年からものつくり大学において非常勤講師を務められ、2013年第51回技能五輪全国大会の金賞や2014年第52回技能五輪全国大会の銀賞(とび職種初の女性による受賞)を受賞するまで指導されている。

(以上)