鳥取県八頭町の桐工職人

投稿日: 2016/08/03 23:04:40

桐工職人・大谷耕象さん

テレビ大阪制作の「和風総本家」という番組(テレビ東京放送)は、毎回のように、日本のものづくりの現場やその品物(作品)を取り上げており、まさに職人の鑑といった方々が目白押しです。

2015年9月17日の「和風総本家」では、鳥取県にある大谷桐工の大谷耕象さん(鳥取県伝統工芸士、職人歴58年、75歳)の仕事ぶりが放送されています。桐箱の説明や大谷さんの作品については、http://www.pref.tottori.lg.jp/72525.htmで閲覧できますので、詳しくは省きますが、そこでの大谷さんの言葉が、印象深いものであったので、紹介させていただきます。

「辛抱辛抱で、辛抱しよるうちに、何とか身についたですけ」「お客さんに合った仕事をきちっとせなあかん。お客さんのほうに認めてもらえる、使ってもらえる品物をつくるというのを一番基本に置いて仕事をしてるですけ」「職人の道に入ったんですけ、やっぱり相手さんの思うように喜んでもらえる仕事をやりたいっていう気持ちがあるもんですけ。もうこれからはそれしかない。後はやれるだけやると・・・」

(聞き違いなどありましたら、ご容赦のほどお願いいたします。会員№102 中村記)