Post date:Dec 27, 2021 10:27AM
R3年一級製図試験を終えて
R1年 学科合格 製図 ランク3
R2年 製図 ランク2
R3年 製図 ランク1
一級建築士試験を受け始めて3年越しにやっと合格することができました。
大学卒業して2級もスレートで取り一級の学科もそのまま受かったため
製図も受かるだろうと思ってはや3年笑
一年目は総合資格を受講し不合格。
落ちた理由としては
・3層吹抜けの1階縦穴区画忘れ
・延焼ラインを同一敷地内の建物と勘違いして隣の建物の中心から取った。
等あげればキリがないほどミスをしてました。
当日のタイムスケジュールとしては
・エスキス 3h
・作図 3h
・記述 30min
見直しすらできない流れでした。
二年目は日建かオンラインかで迷っていた時に日建の講師の方から教えてもらい
小林先生の建築士フォーラムを知りました。
現在のHPとは全く違う感じのものだったため本当に大丈夫かという気持ちでした笑
とりあえず体験談等を全て読み本当にエスキスが30分で終わるか半信半疑でしたが
最初の講義を受講して本当に30分ぐらいで終わったので二年目はここで行こうと決めました。
二年目の落ちた理由としては
・延べ床面積を減らすため1階部分に過剰なピロティを作った。
・地盤改良をせず独立基礎にしたため梁せいがおかしい基礎となった。
ぐらいかなと思っています。
当日のタイムスケジュールとしては
・エスキス 1h
・作図 3h
・記述 40min
・見直・加筆 残りの時間
のような流れでした。
試験後は余裕・問題ないと思っていましたが不合格のあとよくよく再現図を見ると
これは受からないよなと思いました。
三年目の角番はどうするか迷いましたがフォーラムの短期を受講することにしました。
今回は基準階だったためエスキスにあまり時間がかからず迷う要素がほとんど無かった
のは良かったかなと思いました。
日建の直前模試ではやらかしたため当日の試験はとても心配でしたがいつも通り臨みました。
三年目の試験は前年と色々変えてきていて、面積の上限下限がない(問題用紙の表裏全て確認して回答用紙の裏面も3回ぐらい確認しました笑)、部屋の置き場所のヒントがあまりない、住戸が〇〇戸以上、道路斜線ギリギリ、記述で天空率裏面に書け(さすがにこれは笑いました)等色々あり検討する要素がたくさんあったと思います。
当日のタイムスケジュールとしては
・エスキス 1.5h
・作図 3h
・記述 1h
・見直・加筆 1h
エスキスは面積の確認、斜線の確認、住戸の個数の確認等本当にこれで進んでいいのか
判断する時間に手間取りいつもより30分ぐらい遅かったです。
作図も2時間ぐらいのペースで書いていましたが途中で1階と2階書いている方が逆だった
ため修正に時間がかかり3hぐらいかかりました。
記述もいつもは30分〜45分ですが、今回は1/100の住戸レイアウトが求められたため少し
時間がかかり1hぐらいかかりました。
最後に最終チェックと加筆をひたすら行い試験終了となりました。
試験終了後3階の以降の面積に階段とEVを入れるのを忘れていたり
無駄にデカイ廊下となったりともうダメだろうなと思っていました。
発表当日は正直ダメだと思っていたので職場の元同僚に見てもらったところ
番号があったため1分ぐらい大きな声で吠えていました。(隣の人ごめんなさい笑)
模範解答例2とほとんど同じ形だったためさすが復元法だなとなりました。
ここ数年で最高のクリスマス&年越しを過ごせる結果となりました。
フォーラムで良かったことは
・エスキス時間の大幅な短縮
・上記を短縮したおかげで見直し時間を十分に取れること(致命傷を回避)
・課題文をどう読むか
これらに尽きると思います。
また、記述に関してはあまり指導はないため自分で学習する必要がありますが
多分隙間なく埋めておけば大丈夫だと思います。(ちゃんと内容がある程度合っていればOK)あとは、ちゃんと復元できるまで課題を解き直すこと。
課題を解いている時に脳内小林先生が出てくれば受かるはずです笑
なので、エスキスに時間がかかる人や見直し時間が取れない人、宿題が嫌いな人(資格学校と比較するととても少ないです)、資格学校の先生にあまり質疑できない人(マンツーマンなので疑問に思ったことすぐ聞けます)、海外や郊外に住んでいる人(自分は沖縄からSkypeでやっていました)上記の人におすすめです。
かなりの長文のとなりましたがこれを読んで興味を持ってくれた人がいれば幸いです。
長い3年間でしたが小林先生に指導してもらった2年間は最高だったと思います。
ありがとうございました。