本番にピークを

Post date: Jan 15, 2016 11:53:19 AM

S学院平成25(ランクⅣ)26年(ランクⅡ)不合格

の私が最後のチャンスとして選んだのがフォーラムでした。

S学院のクラスでは講師からの指導が二転三転し、何を信じて良いのかわからず、ずっと落ちこぼれのような立ち位置でした。

しかし、2回目の受験の結果が出た際、クラスでいつも評価が良かった人たちが何人も落ちていたのをみて、これは何か違うのではないか今まで腑に落ちなかったことが確信に変わりました。

このままどんなに我武者羅に頑張ったとしても同じ環境で同じ勉強をしていては、合格できないと感じました。

フォーラムの最初の授業では、小林先生のおっしゃっていることが、理論的で頭にスーッと入ってくるのがよく分かりました。

しかし、そうとはいえ、何をどうしたら合格できるか混乱していた私は小林先生を信頼するには少し時間がかかりました。

講義を受けていくうちに、確かな手ごたえを感じはじめ、信じてみようと思えるようになりました。

特に下記2つを信じて試験に挑みました。

1、課題に書いてあるものを忠実に復元すること

2、第一印象が良い図面にすること。

(図面を細かく見られて減点されるのを防ぐため)

S学院では難しい課題を直前期に出され、無駄に不安になってしまいましたが、小林先生の指導もありネットや他の学校の余計な情報を一切シャットアウトし、今までやってきた課題を何度も繰り返すことのみをしていました。そうすることでメンタル的にも自分は合格できるんだと思い込むことができました。また、ここまできたら、勉強するな体調管理だけすればいいと言われました。本番にピークを持っていけるようにとのことでした。

最後の回の授業では、本番当日電車がとまったりして無駄に不安にならないように、試験会場に徒歩で行ける快適なホテルに前祝いとして宿泊した方が良いとか、前日の夕食と朝食は美味しいものを食べなさいとかそういう話で盛り上がり、試験合格が当たり前かのようにリラックスすることができました。

それでも試験本番はやはり緊張し、何度もヒヤヒヤすることはありましたが、乗り越えてみせる!っと気持ちで精一杯やり切りました。

試験に落ちる度、夫や家族に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。合格することができ、やっと一安心してもらえ本当に良かったです。

一級建築士に合格しても、まだまだこれからという感じですが、合格したことによって今まで以上に本腰を入れられそうです。

建築士として次の目標に向かって邁進したいと思います。

1年間本当にありがとうございました。