落ちこぼれでも製図2回で合格

Post date: Dec 30, 2018 8:23:10 AM

 昨年度、学科受験から大手資格学校でお世話になりましたが、製図はランク4で不合格。

学校には休まず通い課題にも真面目に取り組んでいたつもりでしたが、エスキスがまとめられるようにならず絶望的な状態でした。私はおそらく学校一の落ちこぼれで、他の生徒と同じ場所での講義は自分ができないことを実感して焦るばかりで、私には合わないと感じていました。


 このままではまた来年も同じ結果になってしまうと思い、試験終了後すぐに他の方法を探し始めたら、体験談を書いていた方のブログに出会いました。

ブログからサイトを探してみると…なんと28年度の合格率90%超え!

体験談を全て読み、エスキスが30分でできるようになるなんて信じられない!と思いながら、迷いながらも申し込みました。

最初のガイダンスで先生の顔を見てお話を聞いて、先生を信じてついていくことを決めました。


 講義の前半は復元ができませんでした。

課題発表後の後半に入り、やっとできるようになってきて1時間から1時間半、課題によってはまだまだ時間がかかることも…

先生は「本番の試験問題は精度が高いからもっと早くまとまるよ」と言ってくれましたが、その時間を考えると、私は最後まで復元を自分のものにはできなかったのかもしれません。

でも、前年度のできなくて絶望的な状態とは全く違っていました。


 先生は気持ちの面のフォローもしてくれました。

どうしても時間がかかってしまう私のペースに合わせてくれて、焦らないように講義を進めてくださいました。

試験前の講義ではランク1とランク4の図面を数枚見せてくれて、どんなプランでも課題文を満たす図面を描いた人が受かるということを再確認しました。

このことが本番で私のモチベーションの維持に繋がるとは、このときはまだ知らず…

「あとは受かるだけだね」と言っていただいて、自分にもそう言い聞かせたのを覚えています。


 試験当日、A2サイズの問題用紙を見てこれが今年のサプライズかと思いながら課題文を読み進めると、例年と傾向が違うことに気付きました。

いつもと同じ考え方で進めていけばいいだけなのに、まんまと試験元の罠にはまってパニックです。

エスキスをまとめきれずに2時間が経過したので記述にシフト、見切り発車で図面を描き始めました。

手直ししながら確認しながらの作図になるので、時間がかかるのは明らか。

途中いつもの感覚が戻ってきて、ここはこうすればよかったとか、なんであんなところで迷ってしまったんだろうと後悔の嵐。

それでも先生に言われていたことだけは頭の中にありました。

「課題文にかかれていることが全て」

図面は汚いし文字は読めないし何を書いてるのかわからなくなりかけてたけど、試験前の講義を思い出し、残りの時間で課題文に書かれていることをどれだけ図面に描き込むかということだけに集中していたと思います。


 期待しないまま合格発表の日。

一応確認と思いサイトを見ると…名前があったー!!!

びっくりしすぎて思わず泣いてしまいました(笑)


 本番ではいつも通りにできませんでしたが、今まで教えていただいたこと、やってきたことすべてが相まって合格できたのだと思っています。

資格学校のやり方が合わないと感じてる方や私のように絶望的な気持ちになっている方、ぜひフォーラムを受講してみてください!

 小林先生は受かるために必要なことを教えてくれます。

他の方も書いていますが、試験元に合否をゆだねるのではなく、自分で合格を掴み取る答案の作り方を教えてくれます。


 小林先生、本当に感謝しています。

1年間ありがとうございました。