Post date: Dec 27, 2011 7:43:19 AM
この度、苦節13年でやっと取得しました。
なので、未だに実感がありません。
合格した時は恐らく、涙でも流して喜ぶのではないかなぁ…と思っていましたが、何故か全く流れませんでした。
あんなに苦労して合格したのに何故なんでしょうね?
もう、法令集の線引き地獄から解放されたので、ホッとしているのでしょうか…。
さて、折角なので成功談に入るまでに通常の合格者とは違う私は出来が悪く、11 回も二次試験を受験させられました!?いや、させて頂いたので、苦労談(過去の資格学校についても踏まえて)を話したいと思います。
苦労談
平成12年 製図初受験。
・受験体制_N 学院
・自分での評価_手応え全く無し
・N学院評価_D
・主な不適合要素
①構造種別違反!多目的ホールの梁を鉄骨表記!!!
②陽だまりラウンジを北面配置!
③敷地の傾斜を有効利用していない!…etc
・ランク_公表無し
・再現図_無し。再現エスキースのみ。
・当時の想い_未完ではないものの、読み落としのオンパレード。
しかし、設計(エスキース)の手順を覚え不合格でも得るものは得たと開き直っていた。
平成13年 製図2 回目。
・受験体制_N 学院(総合設計)
・自分での評価_かなり手応えあり。
・N学院評価_A
・主な不適合要素
① 名無し
② モールが駅前商店街側からコミニュティセンター側へ至っていない。
(一部プラザと重複している。)
③ 見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_3
・再現図_無し。再現エスキースのみ。
・当時の想い_絶対合格するものと思っていたが、不合格。
受験番号は書いてあったが、名無しでの提出の可能性あり。
しかし、本当に名無しならランク4でないのか?まだ、他に不適合要素があったのかもしれない。
まわりの友人が合格し、どん底に落とされた気分。
最悪な年末年始を迎えた。
平成15年 製図3回目。
・受験体制_N 学院
・自分での評価_手応え無し。
・N学院評価_B
・主な不適合要素
① 保育所部門の外部から玄関までアプローチが2 か所ある(メインと駐輪場)
② EV設置違反(サービス用が保育所部門にあり)
③ 見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_3
・再現図_無し。再現エスキースのみ。
・当時の想い_やはり不合格。
もう落ち癖がついた感じだった。
今年もまわりの友人が合格し、どん底に落とされた気分。
最悪な年末年始を迎えた。
平成16年 製図4回目。
・受験体制_N 学院(総合設計)
・自分での評価_手応え無し。
・N学院評価_B
・主な不適合要素
① 屋外自由通路の幅員不足(芯々4,000)
② 主出入口が3 か所もあり
③ 建物の形が凸凹
④ 見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_2
・再現図_無し。再現エスキースのみ。
・当時の想い_やはり不合格。
角落ちを2 回経験した。
もう学科なんて考えたくなかったが、これでやめたら、今までの苦労が何だったのか、
わからなくなってしまうので、学科から製図までN学院で通うことを決意!
今年もまわりの友人が合格し、またどん底に落とされた。
本当に辛かった。 最悪な年末年始を迎えた。
平成17年 製図5回目。
・受験体制_N 学院
・自分での評価_手応え全く無し。
・N学院評価_B
・主な不適合要素
① 存撤去(エントランスホールに吹抜け)
② 見直し時間があったわりには図面密度は薄い。
・ランク_4
・再現図_無し。再現エスキースのみ。
・当時の想い_やはり不合格。当然不合格。製図試験唯一のランク4。
この年だけは落ちた理由がはっきりした。
にしても既存部分を何も書かないで1、2階を白紙で、合格した人がいる事知った時は信じられなかった。
来年は3回目の角番。焦りがあった。もうあんな経験は二度としたくない!
今年もまわりの友人が合格し、またまたどん底に落とされた。
最悪な年末年始を迎えた。
平成18年 製図6回目。
・受験体制_N 学院(総合設計)
・自分での評価_手応えあり。
・N学院評価_A
・主な不適合要素
①地下車道幅員一部有効6m以下(7×6スパン)
②見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_2
・再現図_無し。再現エスキースのみ。
・当時の想い_やはり不合格。
角落ちを3回経験した。
不合格の知らせを聞いた時は、頭が真っ白になり、昼から会社を休んだ。
雪が降り、外は寒く自分の心はもっと冷え込んでいた感じだった。
もう本当に学科なんて考えたくなかったし、やる気力がなかった。
年末によく嫁さんと話をして学科をN学院に通うことを決意!
しかし、嫁さんの実家からは反対されたが、自分の意思を貫き通した。
今年もまわりの友人が合格し、またどん底に落とされた。
最悪な年末年始を迎えた。
平成19年 製図7回目。
・受験体制_S□学院
・自分での評価_手応えあり。
・S□学院評価_B
・N学院評価_A
・主な不適合要素
① 吹抜けを2 つに分割
② 建物寄りが1m
③ 見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_2
・再現図_有
・当時の想い_やはり不合格。
学科のみをN学院に通い、製図はS□学院とした。
N学院には6回も通っても合格しない為、資格学校を替えてみた。
N 学院では、成績は悪い方ではなかった。学校では常に上位。でも、本番はNG。
自宅から距離はN学院によりはるかに遠いが、合格する為には距離は惜しまない。
期待を膨らませながらS□学院に通ったが、担当講師が最悪だった。
超ド素人級。『今の設計製図試験においては蛍光ペンは使えるのかな?』とか、事務所を無窓にしただけで、『こんなことをしていたら、君は絶対合格できないよ!』とか、『君のエスキス手法はいいねぇ~。』等、講師から教わったことは一つもなかった。
私からすれば、褒めるのではなく、学校独自若しくは講師独自のエスキース手法を教えてほしかった。
何度か、事務局担当に講師を替えて欲しいと要望したが、一切受け入れられなかった。
試験、終了後もこの講師の評価はAに近いBと言われたが、全く信用できなかった。
しかし、N学院評価は相変わらずA。
結果はやっぱり不合格。
やはり自分はもうどこへ行っても合格できなし、まわりにこんなに製図試験をやっている人なんていない。何が自分に足りないのか…。
国交省にでも電話して聞こうとも考えた。
この年も合格発表日の昼から会社を休んだ。
嫁さんから、資格サイトのGS.com の存在を知らされた。
私の知らないうちに、この状況をそのまま、主宰に直接メールしていた。
この主宰には驚かされた。
普段、学校で出来ていても、本番ダメな人は全国にも大勢いることが知り、また、そんな人がGS.com で合格していくのを教えてくれた。
合格者の声、不合格者の声とても参考になっていたと思う。
やはり自分は間違っていたエスキース手法をしていたのだと気付いた。
いづれにしろ、今年も最悪な年末年始を今年も迎えていた。
平成20年 製図8回目。
・受験体制_GS.com
・自分での評価_手応えなし。
・GS.com 評価_C
・主な不適合要素
① エスカレーター1基
② プール2 階案
③ 単線(1 本書き)
④ 見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_3
・再現図_有
・当時の想い_やはり不合格。
くろがねコースというGS.com の独自のエスキース手法を学び、修了書も受け取ったが不合格。
しかし、今までは、資格学校での評価は良くても結果が不合格であるということより、今回は最初からGS.com での評価は悪かったのである程度は納得した。
自分が今までできなかった理由もわかったし、もう一度学科からチャレンジすることを
決めた!また、勉強地獄で家庭サービスの時間が激減するが、家族は理解をしてくれた。
平成21年 製図9回目。
・受験体制_GS.com
・自分での評価_かなりあり。
・GS.com 評価_A(順位9 位)
・N学院評価_A
・主な不適合要素
① 雑壁にも耐力壁
② 計画の要点がかなり疎か
③ 見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_3
・再現図_有
・当時の想い_また不合格。
信じられなかった。GS.com の評価は確実なものだと思っていたが、落ちていた。今までの角落ち以上にショックだった。しばらくは何を信じればいいのかわからなくなった。
この年は今まで以上に最悪な年末年始を迎えた。
年明け再現図があるので、分析ができた。
どうやら、耐力壁で落ちたらしい。
この年GS.com では『耐力壁は使用しないで純ラーメン構造でいけ。』という指導をうけていた。なので、耐力壁の学習を全くしていなかった。
しかし、本番蓋を開けてみれば、耐力壁等を設けること。と3回も書いてあった!
自分はここぞとばかりに開口部ない壁(雑壁にも)のほとんどに耐力壁を入れた。
明らかに構造を理解していない図面と思われてもおかしくない。
今思えば、耐力壁を理解していない者は不合格者と思われて仕方がないのかもしれない。
実はGS.com では昨年もエスカレーターは出ないでしょう!と言っておきながら、出題されたし、今年は純ラーメンを貫き通したGS.com であったが、耐力壁が出題された。
主宰曰く、『耐力壁と書いてあり耐力壁等と書いてあるので必ずしも耐力壁を、設けるべき表現ではない』と言っていましたが、私にしたら、本番であのような課題文をみてしまったら耐力壁は書かなければいけないと判断してしまう。
友人に聞いた話ですが、この年、S学院のとある教室の生徒とZ塾生のレベルは全然、塾生の方が遥かに高かったが、合格率はS学院のとある教室の生徒の方が大勢合格していた。
これを聞いて私は初めてGS.com を覚えたが、GS.com のエスキース手法と主宰の熱い指導
があったので次の年もGS.com1本で受験することを決意した。
平成22年 製図10 回目。
・受験体制_GS.com
・自分での評価_かなりあり。
・GS.com 評価_A(順位20 位台)
・N学院評価_A
・主な不適合要素
① 計画の要点がかなり疎か
② 見直し時間がほぼない状態なので各室名及び特記事項記入漏れの可能性大
・ランク_2
・再現図_有
・当時の想い_また不合格。
ネットで自分の名前が無いのを確認。『やっぱりね!』自分はもう絶対に合格できないと確信までした。もうGS.com は信用できなかった。
発表を見てからの自分は正直あまり覚えていない。
恐らく昼から会社を休んでいたのだろう。現場をほったらかしにして…。
発表日から数日後、SNS の私の日記の書き込みの中で仲間が勇気づけてくれた。
この時にまた別の建築士サイトのウラ410のユープラの存在を知った。
もう落ち癖がついているので、落ち込みはそれほどでもなかったが、最悪な年末年始を
迎えていたのは間違いない。
平成23年 製図11 回目。
・受験体制_(前半)ウラ410+GS.com
(後半)フォーラム+GS.com
・自分での評価_あったが、落ちるも自信あり。
・フォーラム評価_A
・GS.com 評価_C(順位60 位台)
・N学院評価_B
・主な不適合要素
① 敷地を2m勝手に移動(北側)
② 煙突の位置が平面喰い違い
・ランク_1
・再現図_有
・当時の想い_9 時半にネットを見るのがトラウマになっていたので、あえて現場で作業し
ていた。すると、友人からメールで『おめでと!』と着信があった。
まさか、いたずらでこんなことしないと思い、ネットで確認してみると、『あった!』
自分の目を疑った。そして何度も顔を引っ張り夢でないことを確認していた。
それから、家族、友達に連絡。夜中の12 時を回っていても、お祝いのお礼メールを返信
していた。すると、今までずっと支えてもらった嫁さんに叱られてしまいました。
苦労談まとめ
今まで自分が不合格で、まわりの人が合格し、毎年涙を吞んでいた。
自分の図面が、ずば抜けて優れているわけでないが、私より不適合だらけの図面で合格している人を何度も何度もみた。
また、資格学校等もどうして私が落ちたのかわからない、という状況。
本当にこの試験元が何を求めているのかが、わからなかった。
昨年まで、ずっとそうだった。
しかし、今年、学習していく上で、この試験に合格できる秘訣がわかってきた。
それは一言では言いきれないが、復習です。
復習するには再現図と再現要点が必要です。
決して高価な資格学校に通わなくても合格できると思います。
(合格したから、何とでも言えると思われそうですが…。)
そして、フォーラムで講義を受けることだと思います。
なので、今まで苦労しても合格できない方は、まず、とことん復習して、フォーラムに通うことが、一番最短で合格できる道ではないのでしょうか!?
成功談
さて、こうして長々苦労談を書きながら思うことは、私は資格学校のいいお客さんになっていたのかもしれませんが、決して全てが無駄であったとは思っていません。
特に最後の方はGS.com の悪いことばかり書いてしまいましたが、GS.com に関して大変、感謝しております。
4 回もお世話になりましたが、これから1 級建築士としてやっていくなかで試験勉強だけではなく、今後の業務においても使える手法及びこれからののプロセス等を多く学びました。
これは、大手両資格学校では教えてもらえることはないと思います。
学科の成功談であれば私独自のノウハウを書ききれないほどありますが、ここではフォーラム流(小林流)設計製図についての成功談を話します。
① フォーラム流作図方法
今年の課題に限り作図を3 時間以内で書くのはかなり大変でした。
これは私だけでなく、他の受験生も同じようでした。
各階3平面に梁伏に断面の5 つ図面を書かなければなりませんでした。
私は、今年の課題の1 枚目はなんと4 時間半かかりました。
10 年以上作図しているのでスピードはそれなりに自信がありました。
しかし、4 時間半です。恐るべし今年の課題と思いました。
そこでフォーラムではフリーハンドを勧めてきました。
当の昔、N学院で1 度挑戦したことはありましたが、汚く途中で辞めたこともあり、一式図全てを書いたこともありません。
しかも、課題発表になって本番まで2 ヶ月少々しかないのに、今になってフリーハンドは、考えらませんでした。
しかし、小林先生の指導下の昨年の生徒の合格率をみれば、もう一度やってみるのもありかと思い半信半疑でやってみた。
まずは2 つ目の課題をフリーハンドでやってみることにした。
4 時間少々かかった。
定規の時とあまり割く時間が変わりないし、線が曲がって、納得いかない図面。
それでもと、この課題の2 案目をフリーハンドで書いてみた。
すると驚くべきことの3 時間切っている。
2 時間50 分。
でも所詮、フリーハンド。第3 者から見てもらえばどうかと思い、嫁さんにみてもらう。
定規で書いた最初の図面と、今書いたフリーハンドの図面を比べてみてもらった。
すると、フリーハンドの方がいい!と応えはかえってきた。
驚きだった。自分では今まで定規でしか書いていないのでわからなかった。
双方を、比べたことではっきりした。
これを小林先生にも見てもらったが嫁さんと同じ意見だった。
私はこれ以降今年の課題は全てフリーハンドで書きました。
しかし、通信教育の方では辛口コメントされていましたが、そこは聞き流し、フォーラムを信用して、フリーハンドを貫き通しました。
フリーハンドを5、6枚書いたころから、段々味のある図面になり設計者らしい図面になってきたと勝手に思っていました。(自負ですが…。)
しかも、先生にそんなに下手じゃないし、十分だよ!と言われこともあり、自信ももてた。
② フォーラム流エスキース手法
今までのエスキース手法はN学院流、S□学院流、GS.com 流、ウラ410 流の4 つを学んできました。
どれも個性的なものばかりですが、自分にはフォーラムに出会う直前まで、GS.com のやり方が一番だと思っていました。
COM の手法は、その年の課題にもよりますが、課題文を細かく読解して、ポイントを抽出し、プランニングしていくパターンが基本です。そして、1/400 は描きません。
なれてくると、コマ図から、作図ができるようになります。
しかしこの手法はとても時間がかかり、エスキースに2 時間ほどかかります。(1/400を書かないのは、更に時間を使ってしまうからです。)加えてこの手法を覚えるにあたり、かなりに時間がかかりました。
私は1 年では完全にマスターすることができませんでした。
大手資格学校では課題文は良く読め、とか、最低3 回以上読め等などと言ってますが、実際は、この試験は時間との勝負なので一度に3回も読んでいられないし、頭に入りません!私の個人的な感想ですけど…。
GS.com の手法を更に細かく話すと、まず最初の作業として課題文を読解します。
要は課題文をバラバラにします。
そして下書き用紙に書き続けます。
そうすることにより、一度に3 回読まなくても、書くことにより、頭にも入り、文字として残っているので、読み落としや、勘違いが減らすことができます。
先ほど話した通りこの手法を所得するためにはかなりの時間が必要なため、ここには書ききれませんが、すごく現実味のある手法であったことは今でも思います。
実際、普段の業務でも使えるからです。
これだけ自信があって完璧なエスキース手法だと思っていましたが、フォーラムでは、ほぼ否定されました。
エスキースは1時間!なれてくると、30分でできる!と言うのです。
私は目がテンになりました。
今までは読解だけで30分以上かかっていたのに全て完了が1時間ないし、30分!?
信じられませんでした。
実際やってみると、下書き用紙にはほとんど書かず、課題文にマークしたり、ポイントを書く程度で、今までとは全く違うのです。
私にしたら、昔やっていた、N学院手法に似ていて下書き用紙には1/400 の作図程度しか書かないのです。
これじゃまた逆戻り!
この程度のやり方なら、今までのエスキースよりは短くなるけど、これって速い分、一番恐ろしい読み落としや、読み飛ばしをやってしまいそうだから納得できません。
当初、私は間違った塾を選択してしまったのではないかと自分をも疑いました。
先生には失礼でしたが、もう一度通って、この手法が理解できなければ、退学も考えていました。
それほど、当初、フォーラム流エスキースは私には理解不能でした。
ところが、2 回目にもう一度フォーラム方式でエスキースしてみると、目からウロコがでる状況にかわってきたのです。
ここからの詳細は興味のある方、実際にフォーラムにて体験してください。
最後の講義に近づくにつれ、フォーラム流エスキース手法も段々速くなり30 分程度で完了できるようになっていました。
③ 計画の要点
これだけは、ほぼフォーラムで教えて貰ってません。自分でコツコツやりました。
(多分、聞けば教えてもらえると思います。)
昨年、の一番の敗因はこの計画の要点と位置付けていたので、9 月からは製図と要点を5 対5 位で学習していました。
9 月末にはノート1 冊が終了しました。とにかく書き込んで覚えました。
勿論、丸暗記だと当日の応用に対応できないので、各要点を理解した上で覚えました。
毎日毎日書き続けました。
④ 密度の濃い図面と見直しの時間
この①~③が、できるようになれば、かなり早い時間で要点と作図が終了できます。
そしてここからが本当の勝負!
図面密度を濃くします。
タイル目地、植栽、文字等はできるだけ丁寧に描きます。
特にフリーハンド図面ですので、目地や植栽をそれなりに書くと味のある図面になり、印象がとてもよくなると思います。(自尊)
見直しは必ず必要です。
特記事項漏れや、所要室名の未記入を拾えます。
これだけ、要求事項が多い図面を短時間で行う試験です。
誰しも『抜け』はあるはずです。
今年の本番では30 分程度あり、この見直しでかなり拾いました。
以上、簡単ではありますがこんな感じで合格の因を踏むことができました。
あまり私のように10 回以上受験した合格者はいないと思いますが、努力は必ず報われます。
諦めないで合格するまでチャレンジしてください。
最後にこれだけは間違いありません。
『フォーラムで受講してよかった。10 回落ちた受験生を1 回で合格させた!』