フォーラム講義に距離は関係ない

Post date: Jan 9, 2017 11:06:10 PM

ハイサイ、チューガナビラ~

突然意味不明の言葉ですいません。

沖縄の方言で「こんにちは、ご機嫌いかがですか」という意味です。

沖縄と新潟、そんな遠いところからでも小林先生の個人授業の元では問題なく一級建築士試験に合格できました。

私は一級建築士資格とは一生縁のないものではないのではないか?と思いながら、

試験に挑み敗れてきました。

そんな一生縁がなかったものと思っていた「資格」が、「合格」という二文字が

私の元に届いたことは嬉しさという言葉では本当に語れませんし、

恩という意味では語り尽くせず、

本当に嬉しくて何か返したいという意味で、

これから受ける方たちが本当に合格してほしいという願いを込めて

私の戦績体験談を語り、

そして建築フォーラムと出会うまでを語ります。

同じことを繰り返し書いてしまいますが

私は本当にこれから製図試験挑む方たちに建築フォーラムで講座を受けてほしいし

合格という嬉しさを体感して欲しいという気持ちで書きます。

恐らく、ここに辿り着く方たちは一級建築士試験に何度も挑み挫折した人達がたどり着き

すがりつく気持ちで読んでいると思います。

私もそうでした。(なんか演歌調ですね)

前置きが長くなりました。

初年度 平成15年(課題保育所施設)に製図を挑むも落ちる(ランク覚えてませんすいません)、

以下仕事が忙しくなり、結婚を経て試験から遠ざかる。

再チャレンジ

一年目 平成25年の6月から学科を独学で挑むも2点足りなく落ちる。(当たり前だ)

ニ年目 ランク2(平成26年)(大手資格学校)

三年目 ランク2(平成27年)(大手資格学校+大手資格学校web+有名web講座1+有名web講座2)

四年目 ランク1(平成28年)(大手資格学校の模試試験のみ+フォーラム講座)

まさかのリベンジ戦の保育所施設にランク1

ニ年目の平成26年度は10年ぶりの本格的に挑む試験という意味でもあり、

早くキャリアアップの為に資格をとるということでことで頑張りました。

とにかく頑張るという気合がはいりまくって学科は全国模試でも20番以内に入り順調にいき、

その勢いを落とさないよう、絶対負けない気持ちで頑張りました。

学科に受かり、製図のときは

学校は朝一番に登校し、「閉校だよ」と営業に呆れるくらいに言われるまで最後の1人になるまで頑張り

学校の講師から、製図模試の結果では「合格確実だね」と言われくらい頑張りました。

そんな自信満々の万全の形で望みましたが、まさかの台風(沖縄)により一級建築士試験、初の試験延長で10月が1月に延長。

延長により受験者全体のレベルは殆ど同レベルになり、ミスのない受験生が合格。

資格学校から絶対合格と言われながらまさか(私的には)のランク2。

お付き合いのある方々から「あれ、受かるんじゃなかったの?」と嫌味混じりに言われ惨めな散々な一年でした。

二年目は絶対に落ちるわけにはいかないと大手資格学校のWスクール(一つはweb講座)と

ネット上では有名web講座のWスクールを受けました。

とにかく知っている全ての学校を受けてれば大丈夫だろうと思っていましたが間違いのもと。

アチコチのいいとこ取りをしようと手を出してスランプになり、考え方がネジ曲がりすぎて自信喪失。

とにかく自信を取り戻そうと100枚以上図面を描きまくり(100枚過ぎたあたりから数えるのやめた)

さらに自信喪失のスランプ。

エスキス用紙は一年目は半分程度に書き一時間半程度に終わっていたのが

二年目はエスキス用紙が真っ黒に埋め尽くすほどに書き、二時間半以上にかかっていました。

とにかく課題はミスがないように内容を抽出してエスキス用紙に書くことが正しい、

エスキス用紙を埋め尽くすことが正しいと思い込んでいました。

某web講座のエスキス用紙を埋め尽くし課題を抽出するやり方は、

とても魅力的で凄い画期的なものにみえました。

結局は、それが間違いの元でしたけどね。(私にとっては)

試験日は「落ちるだろうなー」と自信喪失のまま挑み、

頭真っ白で、手はブルブルと震え、エスキス時間は3時間近くで、

ゾーニングめちゃくちゃ....

そんな試験の再現図を資格学校に提出。

資格学校の採点ではランク1をいただき、

「そんな訳ねーだろー、アホじゃねーかーてめー」と講師に対する暴言を

頭の中の隅っこで思っていました。(すいません)

案の定、ランク2でした。

結果をみたときは「ほーら、やっぱりねー」と思っていました。

その後、資格学校で受かった仲間達との飲み会は辛いを通り越して惨めでした。

顔は笑って心は惨めでした。(思わず強調)

二年目もお付き合いのある会社に

「あれ受かるんじゃなかったの?」と嬉しそうな顔で言われ、凹みまくりでした。

この辛かったクリスマスと正月は忘れられません、顔は笑って心は無表情。

3年目はカド番、落ちるわけにはいかないと焦りました。

実は2年目に建築フォーラムを見つけていたのですが、

建築フォーラムの評判がどこにも見当たらなかったのでスルーしていました。(小林先生すいません...)

しかし、2年目全ての学校を受け、撃沈した自分には建築フォーラムしかないと

藁にもすがる思いで申し込みしました....が受けたのは2月からでした。

当初、スカイプ授業が面倒いなー、いや、チョー面倒くせーなー(度々すいません...)というのがあり、

授業開始が遅れました。(ホントすいません...)

しかし、しかしですよ小林先生のエスキス講座が凄かったんですよ。

30分でエスキス終わる...信じられませんでした。

「製図試験は国語力、小学生でも解けるもの。

製図をやったことがない小学生でも合格させることができる」

その裏付け通りにキチンと矛盾がなくエスキスを再現する...見事なものでした。

某web講座で矛盾系とか犠牲系とか言っていたのですが、そんものが無い事に気付かされました。

やー感動しました。いや感動じゃないですね、めっちゃ嬉しかったです、

やっぱいいな個人授業。

でもね、小林先生のマネをして30分でエスキス終わらそうと頑張っても70分程度でしか出来ない...

もどかしくてしょうがなかったです。

講義で「エスキスできましたー」(自分の中では完璧)と

小林先生にエスキス提出して、

熱いお叱り...

そして心で泣きながら再度エスキス....

そして、小林先生の復元エスキス....

すげーと頭のなかで思いつつ講義終了。

講義が終わった後に再現エスキス...

ちくしょー30分でできね...と思う毎日。

はじめ頃の授業は、あー面倒いなーと思っていたんだけど、

「考えてみたら先生独り占めって凄くね?」とか思い始め、

先生の的確なアドバイスもよく、

だんだんハマり始めてきました。

どこの学校受けても味わえないんですよね先生の独り占め。

休憩時間の小林先生との雑談、あー楽しいなー。

スカイプの向こうでジッと見つめる小林先生...プレッシャー凄すぎ、

でもそれが試験に対する胆力がつきましたというか病みつきになりました。

(あのプレッシャーは試験でも実務でも役立ってます)

小林先生の、的確というか言葉とおりに図面を納める技術が凄い。

ある資格学校の課題をキチンと文章通りに納める技術に感動しました。

それまで先生を「小林さん」と言っていたのが、

それから「小林先生」になっていました。

(ネジ曲がった生徒ですいませんでした)

小林先生の言葉に無駄がないんですよね。

はじめ、抵抗して(すいません)言葉を受け入れていなかったんですが

(小林先生の言葉と少し違うかもしれませんが)

「過去問をやれば製図試験はうかる。新しい課題をやるよりは過去問をしなさい」

「製図試験は製図ではない、国語力だ。小学生でも受かる」

フォーラムの講義を受けていくうちに実感していきますね。

ちなみに今回は仕事が本当に忙しくて2年目ほど試験に打ち込めませんでした。

それもよかったかもしれません。

思い出として、

仕事が忙しくて一日眠らずにフラフラ状態でフォーラムの過去門課題の講義を受け

小林先生に「間口は3.5m指定でしょ?」と指摘され、、

頭が回らずに「間口?....ま.ぐ...ちってなーに?」と寝ぼけながら言って

「○○さん、頭まわってないよ!!」と怒られたり、

自分が受け持つ現場が台風による土砂災害で一部崩れて講義に30分程間に合わず、

心配かけ迷惑かけたり、

自分の家の近くが米軍基地(沖縄なので)近くで、

たまーに基地の電波が強いときがあり

ネット障害でスカイプが上手くつながらず、

文章のみで授業受けたり、でもちゃんと授業できたりと(授業が文章だけでキチン成立して凄かった)

楽しい思い出が沢山つまってました。

その節は、迷惑かけまくってすいません...

いやーでも楽しい思い出ですね、個人授業でしか味わえない醍醐味ですね。

それと、話の中で「資格学校に行かない方がいい」と小林先生のアドバイスもあり、

学校に行ったのは模試試験と試験結果の確認くらいでした。

結果的にはよかったと思っています。

資格学校が、「こうしなさい」というのを間に受けて試験に挑んでいたら

落ちる自信があったと思います(どんな自信だ?)

私は思い込みが強い方なので、結果的には本当にいいアドバイスでした。

(補足しますが、資格学校が悪いというわけではありません)

そんな感じで頭の固い私でも9月後半で、小林先生の考え方がなんとか理解でき

30分近くエスキスできるようになり、自信がついてきました。

最後の授業は「もう あなたには教えることがない」とお墨付きをもらい

自信をもって試験を受けることができました。

あの言葉は、嬉しくて自信になりました。

試験当日は、小林先生の言葉のお陰で頭真っ白にならず受けることができました。

エスキスは30分程度で完成して、えっ本当にこんなもの?と

逆に不安になり課題を見直しまくって逆に1時間半くらいかかってしまいました。

(課題の中に吹抜けの文章がなかったのが逆に不安になった)

記述も小林先生の教えで「8割埋めなさい」という言葉とおり頑張りました。

記述内容はメチャクチャと思いますが...

試験は少し緊張しましたが、それでも40分近く余りました。

図面チェックをし、図面チェックに時間をかけすぎてしまい。記述がチェックできませんでしたが。

試験終了後は、「受かった!!」という確信が頭のなかでパーッと広がっていました。

試験後に、資格学校に再現図を提出しました。

講師から「解答例をみているみたい」と言われ、

試験仲間からも同じ言葉を言われ、

その時は頭のなかで「そんなの当たり前だろ」と思いましたが、

後から、よくよく考えたら当たり前じゃないんですよね。

復元法すげー

試験結果当日。

やっぱり落ち着かず、なんとなく2ちゃんねるみてると

朝の5時半頃に試験結果が出ているとかかれていたので

試験元の結果を覗くと自分の名前があり、嬉しくて飛び上がりました。

その後、付き合いのある会社に報告して周り、

遅くなりましたが、小林先生に報告。

その夜、さっそく祝い酒(沖縄泡盛)送りましたよ。

クリスマスも正月も最高な開放感あふれるくらい過ごせました。

試験結果は、感謝しても足りないくらいです。

多分、3年目も資格学校のみの講義だったら

本当に落ちて、また4年目の試験だったかもしれません。

小林先生の講義が、ちょうどいいくらいのニュートラルで

頭が柔らかく試験に挑むことが出来ました。

本当に感謝しても足りません。

繰り返しますが、沖縄と新潟と離れていても

なんの問題もなく講義を受けることができました。

私もはじめ不安でしたが、それも問題ありませんでした。

スカイプという授業がなんとなく不安という方もいると思いますが、

面倒くさがりな私でも受けることが出来ましたので問題ないです。

一級建築士製図試験に行き詰まっている方に、本当に受かってほしいという

気持ちで書きました。

私も行き詰まり、迷宮に入りそうなところを拾われたと思っています。

行き詰まっている人こそ

小林先生の元で受かってほしい願っていますし、

受かってこの嬉しさを共有したいです。

最後に「一級建築士試験は当たり前に受かるんだ」

という言葉を送ります。