日々雑感②

2018-09-18

近頃「ほっと」したこと。

① ようやくDLNAのアプリ（DiXiM Play for DIGA)をWindows10にインストールし

居間のDIGAに録画した大量の動画を自分の部屋のPCで見れるようになったこと。

これで、大量に取り溜めたNHKの教養娯楽番組（クラシック音楽館、らららクラシ

ック、日曜美術館、NHKスペシャル、アナザーストーリー等々）を、自分の部屋で

誰にも邪魔されず(と言っても邪魔するのは、ただ一人の媼であるが）消化できるよ

うになるということだ。翁は竹取にも行かず、書斎のお気に入りの椅子の上で、日

がな一日、読書をしたり、録画を見たり、ホームぺージに手を加えたり。そんなこ

とばかりをしては、楽しんでいる。

② この書斎の椅子は夫婦げんかの元になった。ある夜明けに、ベッドの中でもう嫌だ。

俺は日がな一日書斎にこもっては、遊んだり、勉強したり、調べ物をしたり、仕事

だって、やっている。一日の内で大半の時間を過ごす書斎の椅子は、もっと快適で

あって然るべきだ。やっぱりあれを買おう。とAMAZONで古本でも一冊買うように

「ポチッ」とやっちまったのである。やっちまったものは仕方がない。オカムラの

Contessa II seconda（定価だと約19万円、AMAZONで17.2万円）が届いたのは、

6月の半ばだったか。カミサンはてっきり３～４万円の「ナフコ」にでもあるような

のを買ったとばかり思いこんでいたらしい。以来快適に書斎ライフを過ごしている。

高い買い物だったが、その快適さは満足のいくものだった。

（腕時計や、バイク、自動車、釣り具、ゴルフクラブ等々、男が金をかけるものは、

いくらでもあるし、こと、AUDIOに至っては家一軒ほどの金をかけるものもある。

そんなことを考えてみれば、いじらしいものよ、椅子ひとつくらい。）

③ たまたまMQAという普通のCD（もっともUltimate High Quality CDという「高音

質CDの決定版」というメディアを使っているが）に出くわして、その原理等に納

得。そこからさらにMQAをソフトウェアでデコードできる「Roon」というアプリ

をインストール。うまく動いているようだ。テスト用の素材として、その場で買っ

てきた、「これがハイレゾCDだ！ジャズで聴き比べる体験サンプラー」という、

通常CDとMQACDのコンビになったもの（1,000円）のMQAの方を、iTunesで普通

にリッピングして再生してみると、それぞれの曲のフォーマットの表示に、「ALAC

44.1ｋHz 16bit MQA 352.8ｋHz」と表示される。またそれを再生すると、DACの

方には88.2ｋHzの入力信号と表示された。

（正確には、RoonではMQA（Master Quality Authenticated)が、高帯域の24bit、

352.8ｋHzを、２段階で折りたたみ、CDの規格である16bit、４4.1ｋHzに詰め込

むのだがむが、その第一段階までしか展開できない。従って、88.2ｋHzとか96ｋ

Hzまでという事になる。第2段階はDACの機能で言わば、H/W的に展開するらしい。

ただし、MQAの機能により、時間軸上の波形のブレ（時間軸上の解像度）が、通常

CDの400分の1にまで改善してくれるので、その効果として、スピーカーで聴くと、

左右への音の広がり、前後の奥行、再生エリアの空気感を体感できるという。）

④ DIGAに増設しようと買ってきたUSB-HDDが、結局、同時には１台しか接続できない

ことが分かったので、PCのバックアップ用に使う事に決めた。せっかくだからと、

USB3.0のスピードで接続したい。（PCは9年も前のもので、USBは2.0どまり。)

そこで、USB3.0のインターフェースカードを増設することにした。幸い、1,700円

でAMAZONにて購入。取り付けて、全HDD分、約2.7TBのバックアップを無事採る

ことが出来た。

しかし、翌日から問題が発生、PCからこのUSB3.0のインターフェースカードが認識

されなくなってしまったのだ。2～3日はあれこれと試してみた。デバイス・ドライバ

―を入れてみたり、物理的にスロットのずれを解消させてみたり、考え得るありとあ

らゆることを試した。しかし、ある時はうまく認識されていても、電源を切って翌日

には、もう認識されないという事が起こるようになった。

これでは駄目だ、もうメーカーに文句を言ってやるぞ。とホームページに書き込むが

こちらの昼間の時間帯は、あちらの真夜中らしい（所在地はカリフォルニアだったか）

チャットボットが応答するだけ。

以下の詳細は、『Inatech KT4005との闘いの記録』をご覧ください、必死の訴えの結果

ただでもう一枚のカードを送ってもらえたし、壊れている方も『返送』の必要は無し。

もちろん、新しいカードは、ちゃんとUSB3.0のスピードで機能しています。

ま、こんなところが最近「ほっと」したことかな。