平原綾香の「カンパニュラの恋」/「ノクターン」はYouTube上にたくさんのアップロードがあって玉石混交
の状態なので音と画の美しいものを整理してみた。
以前に、もう半年ほども前のことになる。2010年の3月の中頃、YouTubeを漁っていた私の耳に聞いたことの
あるメロディーが流れてきた。確かに聞き覚えはあるんだが、でもなんだか分からないままに強く惹きつけられ
ていた。それが平原綾香の歌う「カンパニュラの恋」だった。
なんどか繰り返して聞くうちに私の好きな「遺作」に似ていることが分かった。それで調べてみると、やはり、
これも私の大好きなショパンのノクターン20番「遺作」に平原綾香が歌詞を付けて歌っているということが分か
った。そういえば、彼女はデビュー以来、クラシックの名曲に歌詞をつけて歌ってきたのだから、この名曲を歌
っていても何の不思議もないのだ。またこれには英語バージョンがありそのタイトルは、ずばり「ノクターン」
であることも分かった。そしてさらにこの曲はテレビドラマ「風のガーデン」の劇中歌として歌われ、なんと、
平原綾香も中井貴一演ずる癌で余命いくばくもない医師の恋人役で出演さえしていたのだ。
それから、この歌が耳に残って離れなくなってしまった。かつても耳に残って離れない歌はあった。例えば、
ユーミンの「あの日にかえりたい」だとか、中島美嘉の「雪の華」だとか、井上陽水の「結詞(むすびことば)」
だとか「帰れない二人」だとか。でも聞いた瞬間にこんなに強く惹きつけられたのは竹内まりやの「駅」以来だ。
(そうだ、今度は “私の”「耳に残って離れない名曲たち」についてまとめてみることにしよう。)
平原綾香 - ノクターン
https://www.youtube.com/watch?v=S1mZTi89obk
https://www.youtube.com/watch?v=skx19C3Df2w
最後に、本来のピアノによる演奏はどのようなものかをフジコ・ヘミングの演奏でお楽しみください。
この曲は彼女のこの演奏でなければ、どうもしっくりきません。
フジ子・ヘミング~ノクターン第20番
https://www.youtube.com/watch?v=vkEuUf2Fl3c
今は、こんな動画しか残っていませんが、音は紛れもなくフジ子・ヘミングです。