徒然なるままに、① 1月18日
先日「時間」に関する記事を紹介した。その時にAMAZONで「時間は存在しない」というタイトルの本を見つけていたが、その本の内容をAMAZONのレビューを読んで調べて見たのだけれど、どうも本のタイトルが内容と一致していないとの感想を持った。よく見てみると2枚目の写真の、帯で隠された部分に原著のタイトルが「L'ordine del tempo」となっている。
著者はカルロ・ロベッリというイタリアの、『“ホーキングの再来"と評される天才物理学者』が、『本書の前半で「物理学的に時間は存在しない」という驚くべき考察を展開する。後半では、それにもかかわらず私たちはなぜ時間が存在するように感じるのかを、哲学や脳科学などの知見を援用して論じる。』とも書いてある。
しかし、レビュアーの文章を読んでも「時間が存在しない」などという内容ではない。US AMAZONで調べると英訳本のタイトルは「The Order of Time」とあるから、「時間の順序」とでも訳さなければ、もはやタイトルからして『誤訳』であろうと思った。本としては各紙誌が絶賛する良書であることから間違いないだろう。それだけに、いたずらにセンセーショナルなこの和訳本のタイトルに『売らんかな』の根性丸見えが嘆かわしく、かつあさましく感じられた。
AMAZON.CO.JP
時間の常識を根底から覆す!時間はいつでもどこでも同じように経過するわけでは&...
徒然なるままに、② 1月18日
自宅に小さな図書室を作りたいと考えていたが、どうやら諦めざるを得なくなったようだ。本を持つことが苦痛になって来たからだ。年々、より難しい本を好むようになった。物事を正確に記そうとすればするほど、その本は分厚くなる傾向があるし、難解にもなる。自然と選択する本は重く分厚くなってきた。
難解ではなかったのだが、この点で最悪でかつ最良の本は『豪華装丁本「風の谷のナウシカ」(2冊セット)』だった。これは重くて大きくて、私のデスクの上ではとてもページすら開けなかった。そのため、別に『風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」』なるものをさらに買い足す羽目になった。
この頃までの方針は、今でもそうなのだけれど、図書室には実体のある『本』しか置かないという信念みたいなものがあった。したがって流行りの電子書籍などは選択の範囲にすらなかった。しかし、今すぐ読みたいと思わせる本が何冊かあったし、立派な装丁の本を買っても一年もすれば文庫本になって出たりという経験を積むうち、電子書籍にも手を出すようになった。
そうして思ったことは、電子書籍というものは「楽だ!」ということ。iPhoneでもiPadでも、PCでも読める。重い本を持ち歩く必要もないし、眼鏡も不要だ。(ただし、読みたい本で、電子書籍化されていないものも多いので当面は紙の本と電子書籍の併用という状態が続くのだろう。)
どこへ行くにもiPhoneを持って行かないことはないのだし、それで空き時間にちょこちょこ読めれば言う事がない。もちろん最近ではiPhoneでさえも重く感じるようになってきたのだけれど。今は、iPhoneやiPadを譜面立てのように支えてくれるようなものはないかと感じ始めている。
書見台は、既に紙の本を重く感じ始めた頃から二台使用しているが、今ではどちらも立派なiPadスタンドとなっている。これは、金属製のスタンドとは違い『木の温もり』があって、大変に満足している。ただ、書斎の椅子に寝転がって腹の上で使用するのだが、本当は腹の上にオーバーハングしてくれるようなものが欲しい。病院で使いそうなものだけれど、、、身障者用のケア用品を探した方が早いのかも知れないとか、、、。
AMAZON.CO.JP
徒然なるままに、③ 1月18日
電子書籍もそうだが、通信技術の進歩やソフトウェアやサービスの革新的発展、さらにそれらサービスを支える収益技術や量的なマス効果による恩恵で、私の考えがガラリと変わったことがある。
それは気に入った音楽をいつでも良い音で聴きたい。そのためには「CDというメディア(物理的媒体)を蒐集しなければ」という意識である。
今のApple MusicやToutube Music, Amazon Musicの品ぞろえは大変なもので、かつて高嶺の花だった音楽が、月々の定額料金でいつでも聴ける、好きな曲だけ集めてプレイリストだって作れるし、それらを友人に薦めることもできるし、LOGINできれば機材を問わないのだから素晴らしい。
なかでもAmazon Music HDに至っては192k/24bitのハイレゾに対応しているのだからCDどころの音質ではなくなってきた。それが定額のストリーミングで聴けて、聴き放題なのだから、いまさらCDを買おうという気も起きなくなってしまったのだ。
話は飛ぶが、このようにして『時代は変遷する』のだろうと思った。無意識的にそれは『選択』されているのだということにいまさらながら気が付く。いわゆる『政治や権力』などの『上部構造』の世界においてさえもそれは微妙に影響しているに違いないと。
例えば、かつて政治家は自身の頭で考え抜いた『演説』で勝負していた。今はどうか。多分スタッフが考えた原稿をプロンプターに表示させながらそれを『読んで』いる。もしあればスタッフの間違いを正確に『拡大再生産』している。傷ついたDNAがコピーされ続けるように。もちろんマスコミもそれに輪をかけている存在であることは言うまでもない。さらにそれを受けて政治家やそのスタッフが、、、。
このネット時代では『下部構造が上部構造を規定する』ということの末端ではこのようなことが『歴史の転換期』として、明確に一点を指すわけでもないことがらの総体が、『時代を変遷させている』に違いない。
徒然なるままに、④ 1月19日
②で、電子書籍について書いたが、今現在、電子書籍で最も読みたい本は何かと言えば、「ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか 語り得ないものとの闘い」という本。3年くらい前に買ったのだけれど、(あまり売れなかったのか、2014年12月15日 初版第1刷とある)2~3年書店の棚に眠っていたのを私が掘り起こしたのだろう。
これがまた、訳者あとがきまで入れると696ページにもなる大著で、その後にも原注(参考文献や出典を示すページ)が、40ページくらい続いている。当然ながら物理的に、大変に読みにくい。
文章は平易でありながら、随所に宝石のような言葉や知識がちりばめられている。だから、早く読みたいのだが、740ページもある分厚いペーパーバックが、すぐにぱったりと閉じてしまうので、物理的理由により読みにくいのです。書見台にも乗らないし。
しょうがないので、最初に半分、次に4分の1、さらに8分の1、、というふうにページに開き癖をつける方法を20代の頃に勤めていた会社の寮の先輩に習っていたので、それをやって、ややましにはなったのだけれど、、。なんか、気に入った町娘を手籠めにしている悪代官のような気分だったね。(笑)
この本の内容が一定水準以上であることを認めた上で、本のページ単価なるものを考えてみた。この本を3,700円+税で買っていることから、この本のページ単価は、3700÷740=5円/ページとなる。内容や密度感からして『安い!』と思ってしまったのだが、これを他の本と比較してみよう。例えばいくつかの例を計算してみる。判型別に5冊ずつ物価変動の影響を最小化するため最近の積んどくの山から適当に選ぶことにする。その結果がこうだった。(読書傾向に偏りがありすぎ~がバレバレ)
No. 書名 価格 頁 ページ単価
⓪ JFKはなぜ死んだのか__________ 3700___ 740___ 5.00 ¥/p
単行本(四六判)
① CRISPR______________ 1600___ 333___ 4.80 ¥/p
② 科学の発見_______________ 1950___ 428___ 4.55 ¥/p
③ 魂に息づく科学_____________ 2700___ 524___ 5.15 ¥/p
④ 反日種族主義______________ 1600___ 347___ 4.61 ¥/p
⑤ あるBC級戦犯の手記__________ 2000___ 365___ 5.47 ¥/p
新書(新書判)
⑥ 乃木希典と日露戦争の__________ 920___ 357___ 2.57 ¥/p
⑦ 南京事件の探究_____________ 680___ 197___ 3.45 ¥/p
⑧ 日本人の誇り______________ 780___ 249___ 3.13 ¥/p
⑨ 朝日ぎらい_______________ 810___ 254___ 3.18 ¥/p
⑩ 日本軍兵士_______________ 820___ 228___ 3.59 ¥/p
文庫(A6判)
⑪ 日本の朝鮮統治を検証__________ 1100___ 378___ 2.91 ¥/p
⑫ 失敗の本質_______________ 762___ 413___ 1.85 ¥/p
⑬ ワイルド・スワン(上下) _________2800___ 1095___ 2.55 ¥/p
⑭ イザベラ・バード____________1250___ 421___ 2.96 ¥/p
⑮ 善悪の彼岸_______________ 940___ 376___ 2.50 ¥/p
『安い!』と思ったことに対して、こうも結果が食い違ってくるとは思わなかった。一番高いではないか!
【結 論】
・心理的に読みたい本は安く感じられるものらしい。
・やはり常識通り、文庫本⇒新書本⇒単行本の順に本という
ものは値段が高くなってゆくものである。
ここで、ふと思った。
あの世界的超ベストセラーである『聖書』はどうなんだ?
という疑問が湧いてきたのである。早速、調べて見る。
① 聖書旧約続編付(単行本大)4900 2363 2.07 ¥/p
② 聖書(文庫本大) 3000 1982 1.51 ¥/p
これは、さすがに『安い!』と思った。
【結論に追加】
・世界中で市販されている本の中で最もページ単価の安い本は
『聖書』であるに違いない。
などと、バカなことに時間を費やしてしまった。二度と同じ間違いを誰かがやらないとも限らないので、ここにこの研究結果を披歴しておこう。(あんたしかおらんのや!って?(笑))
AMAZON.CO.JP
ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか 語り得ないものとの闘い
ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか 語り得ないものとの闘い
コメント
ページ単価ではなく文字単価で考えるべきだったかもしれないと反省したが、数えているうちに死んでしまいそうなので諦めた。電子書籍なら表示されるかもしれないので、文字数はそちらでカウントすることも可能かも。(もっと洗練されたテーマでイグノーベル賞でも狙うか?)
徒然なるままに、⑤ 1月20日
久々にTEDの再生スピードの件がどうなったかを確認してみたら、ちゃんとYouTubeのように、SLOW再生も可能となっていた。
最初にこのアイデアを思いついてTEDの責任者のLauraにリクエストしたのが、2010年11月のことだったから、実現までに足かけ10年を要したことになる。
詳細は私のホームページを見てほしい。
https://sites.google.com/…/ha…/ted-to-youtube-ga-kahensokuni
徒然なるままに、⑥ 1月20日
まったく、この日本という国はどうなってしまったのだろうか?
我が家における「再生可能エネルギー促進賦課金等」の金額は、なんと3,926円にもなる。これは、この月の電気料金の14.5 %にもなっている。ちなみに、消費税は、2,459円である。このことを前提として次の記事を読んでいただきたい。
『最低の電力会社の買取価格は「焚き減らし代」と言って、火力発電所の発電が節約された分での買取価格になる。買取制度があった時にはキロワット当たり48円で買い取られていたものが、ほぼ7〜8円に下がる。
ところが電力会社のこの買取価格は、「固定買取制度」のあるときも、電気そのものに対してはその価格でしか買い取っていなかった。高値の分を誰が負担していたのかと言えば、太陽光発電装置を付けていない人たちだった。
「再生可能エネルギー促進賦課金等」で負担させられていた。電力会社は負担しないどころか、「焚き減らし代」以外の設備強化や経費管理費用すら請求した。』
いかがでしょうか? どこかこの国は、おかしいのではないかと感じるのは私だけなのでしょうか?
2019年末、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が終了した。太陽光発電は普及したが、なぜかCO2排出量は減少していない。その元凶は電力会社にある。
MAG2.COM
元凶は電力会社? 太陽光発電が増えてもCO2排出量は減らない日本の闇=田中優 | マネーボイス
2019年末、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が終了した。太陽光発電は普及したが、なぜかCO2排出量は減少していない。その元凶は電力会社にある。
徒然なるままに、⑦ 1月22日
日本中のSEに対する重大な提案です!!
『西暦・和暦の相互自動変換』の必要性について
今日は、昨年12月31日に退職したので、ハロワ(公共職業安定所)に『高年齢求職者給付金(50日分)』(65歳になった後に退職したものは結果的にそうなる)の申請に行ってきた。
あと5~6日早く、64歳のうちに(誕生日の12月27日より2日前=クリスマスまでに)退職していれば通常の失業保険『求職者給付(10年未満は120日分)』となっていたらしい。
しかし、前者が『一括給付』であるのに対し、ご存知の通り後者は、毎月ハローワークに求職活動をした無職者かどうかを確認してもらわなければならないという違いもある。つまり、月々の『分割払い』となる。
今日のハロワでは、大変な時間を要したが、無意味な「待ち時間」を除けば、最も苦痛に感じたのは『仮登録』の端末からの入力であった。
それに苦痛を感じ、時間を要したのは、こちらの頭では『西暦』でかろうじて覚えている前職の就職・離職の年月を『和暦』でしか入力できないことであった。しかも、それを入力した後にその職で何年何ヶ月勤務したかを記入しなければならないと来ている。
昔から、『池の周りの杭の数』の問題と、『時間や年月日などの暦の計算』は何度やっても頭がこんがらがって自信が持てないのだけれど、いや、だからこそ『提案』したい。こんなシステムを設計するSEさんたちにである。一般化して書けばこうなる。
①年月日の入力欄は『西暦と和暦の併用』を常識とすること。
②『西暦』蘭の入力は、『和暦』欄にも反映されること。
当然ながら、逆もまた然り。
③『期間』の計算は、自動的に計算されるか、参考値を表示
すること。
【今日の結論】
・今のハロワのシステムを設計したSEは『アホ!』である。
・明治・大正・昭和・令和にまで至った和暦を使用するのは
構わないが、システム側で『和暦・西暦の相互自動変換』を
行うべし。
・『公共』のシステムから、『率先して改善』すべし。
・なおこれは、経過措置である。将来的には『公共』の文書
から、『率先して和暦を駆逐・排除』すべし。
私は、TIのCapital Requestの区分に関する会計用語の名前と意味について聞くためにLinkedInに登録しました。動機が珍しいケースかも。
『MERFEI』だったかな。さいわい元TIの人がいて、そのアクロニムのもとは、こうだよと教えてくれました。多分2012年の頃だったように思います。
徒然なるままに、⑧ 1月23日
今日は「日本の財務省・会計学批判」となりました。
先ほど、LinkedInで元TIerに聞いて調べたこと(MERFEIが何のアクロニムか)について書いたが、その詳細を探し出すことができた。最初に訂正しておきたいが、これは2012年頃と書いたのは誤りで、正しくは2015年7月初旬のことでした。それほど昔の話に感じられたのです。
TIのCAPITAL REQUEST(資産購入申請)の区分と会計用語には以下のようなものがありました。
CAPITAL :資産
EXPENSE :費用
MERFEI :製造機器に関連した施設機器&インフラ
SUSTAINING :維持管理費
つまりTIのCAPITAL REQUEST(資産購入申請)には、はじめから維持管理費が組み込まれていたのです。予算申請もForecast(予算申請)を入れておいて予算枠を取り付けてから、実際のRequest(資産購入申請)を出す仕組みになっていました。
今はどうか知らないけれど、以前は日本の行政はメンテナンス・コストを全く考慮していないという話で、トンネルの天井が落ちたり、橋が老朽化してもう危険というところまでいってしまうということが多いということでした。(単年度会計の無理や矛盾がここに表れている。不安定な予算措置では恒久的な施設の維持管理費は確保も出来ない。)
箱モノなども、作るには作るが維持管理費が予算計上されていないため、メンテナンスがなされず、いわゆる立ち腐れになるケースが多いと聞いていました。今のオリンピック施設の、その後は大丈夫なのでしょうかね?
土木・建築構造物は建てられた瞬間から、各種機械設備などは製作された瞬間から老朽化へと向かうことを考えれば、これは資産や投資に対する時間軸方向の延長を考慮していないことになるのではないか?と思います。
言葉を変えれば、アメリカ型会計システムは「時の流れ」を考慮していてダイナミック(動的)であるのに対し、日本型会計システムはスタティック(静的)にしか捉えきれないという欠陥が現れているのかもしれないですね。(Cache Flowの概念が底流にある?)
そういえばようやく日本の公会計にも企業会計では当たり前の貸借対照表などの財務諸表が作られるようになってきたらしいですね。元財務官僚の髙橋洋一氏が周囲からの反対を押し切って、初めて国の会計に連結貸借対照表を作成したのが、約25年前らしいですが、ようやく財務省も15年前から公表を始めたけれど、未だに連結対象から日銀を外したままであるといいます。これは国際的な会計学の常識に反することなのだそうです。
高橋氏の持論で行けば、日本ほど国家財政の健全な国はないそうで、消費税の増税など不況の原因にこそなれ、ちっとも良いことはないそうです。この点、目立ちすぎるパフォーマンスで好きになれないでいた「れいわ新撰組」の山本太郎の消費税撤廃説(とりあえず5%に戻す)に賛同したくなります。
まったく政府や官僚のいうことが信じられないし、『安倍総理器論』のようなものまで出てきたし、アメリカや中国、韓国、北朝鮮などなどの全く『人倫に悖る』ような行為を見るにつけ聞くにつけ、我々のような小市民かつ善人はどのように、『この世界を解釈』すればよいのか、途方に暮れてしまいますね。
そんな中で、日本の利益が海外に吸い上げられている。麻生さんの水道、学校、政府庁舎等々の民営化(PFI、PF2法による)宣言をわざわざアメリカのシンクタンクまで行って行った事実は、さらなる日本国の富の海外の投資家への切り売りを約束したものとしか思えませんものね。イギリスやその他の国ではPFIを反省し多額の金を払って民間企業から買い戻した実例もあるのですしね。日本は周回遅れのバカな国と思われてるのではないでしょうか。
何を信じるのも勝手ですが、情報を吟味してからでないとね。
マスコミは信じられない、切り取り、編集、発表時期を手遅れになったころにまで遅らせるサボタージュ、等々いろんな手法を使います。
引用したLINKの堀江貴文の顔が大変におぞましすぎてごめんなさい。(この男は私が大嫌いな人物です。)
ぜひ、くじけずに高橋洋一氏の記事をお読みください。
NOTE.COM
完全保存版!やっぱり「日本の借金1000兆円」はウソでした|編集集団WawW!|note
3月28日に書籍『日本の「老後」の正体』(幻冬舎新書)』を発売しました。以下に、本書の一部を公開します。
(嘉悦大学教授・高橋洋一)
徒然なるままに、⑨ 1月24日
前回の⑧において「れいわ新撰組代表の山本太郎の消費税撤廃論」について少し触れたが、「れいわ新選組 山本太郎 財源は?の質問に明確な回答 藤井聡と麻生太郎も援護射撃!」というYouTubeがある。実際に援護射撃をしているわけではないが、藤井聡と麻生太郎らの語るところが、とりもなおさず援護射撃になっているということ。
https://www.youtube.com/watch?v=c0r2wuBa0sM
一度「山本太郎」を検索したら、YouTubeに彼に関連する動画がずらずらと出てくるようになった。私も暇だし、興味も沸いたので「徒然なるままに」見てみた。そして思った、「こいつは、まともなことを言ってる!」「怒るべきところで、正しく怒っている!」ということだった。
『れいわ新撰組』だとか『山本太郎』というYouTubeチャンネルにたくさんの動画があり、どれも彼の白熱した議論の展開を記録しているのだが、『2019 5 21 参議院文教科学委員会 「なぜ山本がキレたのか?きっちり伏線回収します。最後までご覧ください。」』というYouTubeを例に挙げておこう。
https://www.youtube.com/watch?v=AbL6aCc67Hc
私の感想は、これを見れば理解していただけるものと思う。
それでも納得いかない方は、こちらもご覧になっていただきたい。私が最初に見て⑧に山本太郎を書いたときに頭の中で思い出していたものだ。
https://www.youtube.com/watch?v=giCgQSpd6oY
それぞれに、応援、支援、賛同する政治家や政党があるだろう。まだそういうものを持っていない方々には、是非、『山本太郎』と『れいわ新撰組』について、ご自分で調べてごらんになることをおすすめしたい。
【今日の結論】
① ここまで国民をバカにする国も珍しいのではないか? 日本人の「怒らない、デモしない、丸く収める」性格が政治家やその背後の闇にいる者たちに、完璧に利用
され、舐められている。
② 貧しいものからも取り立てる消費税は、巨大企業群の法人税を引き下げるためにこそ、値上げされると言ってもよい。
③ そのために貸借対照表の左側半分(資産)を隠し右側半分(負債)のみを強調し、国民を恫喝している。
④ ②の結果、経済が左巻き(デフレ)となり、国民生活がいかに疲弊しようとも、構わずに『貧困』に落ちた国民からでさえ税金を取り立て続けようとする。
⑤ これは、ある種の『惨事便乗型資本主義=大惨事に付け込んで実施される過激な市場原理主義改革』の日本における先駆けになるものだと思われる。(ナオミ・
クラインの『ショック・ドクトリン』から)
【今日の推論~感想】
⑥ JFKを殺した「語り得ないもの」や、未だに何の改善も見せない『日米地位協定』を既得権益として死守する者たち。さらに『日米構造協議~日米包括経済協議
~年次改革要望書』。
⑦ これらは、全てアメリカの国益最優先のための仕組みである。日本の富を米国の資本家が吸い上げやすくするために『市場開放』を求めるものなのだ。したがっ
て、その事に気付けば、日本はアメリカの『属国』であり、現代に残った『植民地』であることが理解されよう。
⑧ GHQ以来の『愚民化政策』により、程度の低い官僚や政治家を作り出し、あえてこの時期に習近平を国賓として招かせるのは、国際社会において日本の信頼度を貶めようとする勢力の仕業であるまいか? 中国とアメリカは昔から「仲良し」であった。
いまだに、その夢から目覚めない、目覚めさせたくない、利用したい連中が暗躍しているのかもしれない。
⑨ 問題は「国」のレベルではなく、陰謀論めくが、超富裕層とでもいうしかない連中かも知れない。
⑩ 例えば、「国際ユダヤ金融資本」などというものかもしれない。語り得ない力なので今は特定できなくても仕方がない。しかし、米国大統領、日本国総理大臣、
米軍や、CIAでもFBIでも、なんでも動かせる奴らがいるのではないだろうか。誰かに「操られている」としか思えないような政治家や官僚の変節や間抜けぶりを
見るにつけ、聴くにつけそう思う。
⑪ そのような中で、山本太郎の存在は一等光っていると言ってよいと思う。
(2020/01/24)
YOUTUBE.COM
れいわ新選組 山本太郎 財源は?の質問に明確な回答 藤井聡と麻生太郎も援護射撃!
徒然なるままに、⑩ 1月27日
先日の⑦で「『西暦・和暦の相互自動変換』の必要性について」を書いたが、書き忘れていたことがあったので追加させていただきます。
①『西暦・和暦の相互変換』のロスは国家的な問題で、生産性が低いと指摘される日本のホワイトカラーですが、こんなところにも一因があるのではないかと思われること。
②したがって、国家的機関が『西暦・和暦の相互自動変換』のサブルーチンというか、関数というのか、現代風にはプロシージャ? モジュール? ファンクション? スクリプト? とでもいうのか、各プログラミング言語ごとにそれぞれのものを準備して、無償で配布するのが好ましいのではないかと考える。
要は、「国民的ライブラリーの構築と無料開放」を求めているのです。
『国民的ライブラリーの構築』。それで思い出した。以前にも「NHKオンデマンド」などと銘打って、一度放映したものをさらに金儲けの道具にしようとしているが、これなども「国民的ライブラリー」に含めて無料開放するべきだと思う。この件については私のホームページに『NHKオンデマンドの欺瞞について』というタイトルで、もう10年も前(文中に2012/8/18時点の日付あり)に指摘したことだが、未だに状況は変わっていないと思える。
『NHKオンデマンドの欺瞞について』より再掲
今年初めに話題の「ハーバード白熱教室」が12回、12時間にわたり一挙に放送されたが、いろいろな事情により見ることができなかった。そこで「NHKオンデマンド」ではどのように扱われているのかを調べてみた。その結果、NHKの強欲な一面をまたもや見せつけられたのである。
「NHKオンデマンド」には、二つの「見放題パック」というのがある。「見逃し見放題パック」と「特選見放題パック」。「見逃し~」はその名の通りつい最近の放送で見逃してしまったものが対象で、「特選~」の方は、過去数十年の番組の中から優れたものを「特選」としたものだ。いずれも月額945円。この二つのパックの作り方にも強欲なものを感じる。一般視聴者は、見る価値のある良い番組を見たいのだ。しかし良い番組、見る価値のある番組は過去にも、最近にもある。それを二つに割って、あわよくば、というか二つとも契約させようとする魂胆が見え見えなのである。
それだけではない。「ハーバード白熱教室」は、このどちらかに含まれているのだろうと思ったが、甘かった。そう「ハーバード白熱教室」はいずれにも、属していなかった、「特選プレミアム」に分類されていたのだ。そして、またもや12回の各1時間の講義がパックになっていて、1,980円(税込)の値がつけられている。各回は個別に「購入」することもできる。その時は210円になる。だから、割安なのだと???
日本国民は、騙されてはいけない。同じ番組をYouTubeで探してみよう。あった。「Harvard」の名前でYouTubeにアップされている。「Harvard」はたぶん「Harvard University」の組織の一部だと思うが、56分ぐらいの12のEpisodeを「無料で」全世界に提供しているのだ。
これにNHKは日本語の音声をのせて放送したのだ。それに値段をつけて売ろうとしているのだ。なんという強欲!なんという恥知らず!
イギリスやアメリカの大学は有名な講義や講演を無料でインターネットに公開していることが多い。かつて東大はじめ日本の大学ににそのようなものがあるのかと調べてみたが、講義のシラバス程度のものはあっても、講義や講演を動画で配信しているようなのは見当たらなかった。そのようなことを試みた残骸のようなものはあったが、アメリカのそれとは比べるべくもない。TEDは大学ではないが、著名な企業の寄付によって運営されている。そこでは数々の翻訳ボランティア(8020人)がTEDTalkを各国語(89)に翻訳し各国語の字幕を提供している。これまでに翻訳された字幕の総数は30,566に及ぶ。(2012/08/18時点)これらがすべて無料で公開されている。 (http://www.ted.com/ 参照)
私の持論は、「NHKは視聴者から集めた金と税金で番組を作り、それを無料で放送した。その時点でそのコンテンツ自体の収支はバランスしており、公共のものに帰しているのであるから、視聴者からの要求があれば、簡易な包装と説明文のコピーを付けるくらいで、DVD-Rなどに焼いて実費程度で配布すべきである。見栄えの良い華美なパッケージを作ってもよいが、それも視聴者の選択を可能とし、公共の図書館などのライブラリーに寄贈する場合に限定したらよい。」というものであった。しかるに、NHKは、過去に放送された日本国民の公共の財産を使って「NHKオンデマンド」で、もう一儲けをたくらむとは何事かと言いたい。
NHK DVD公式通販サイトhttp://www.nhk-ep.com/shop/mainのDVDは1枚当たりの値段はなんと約5,000円(2020/01/27現在では約4000円程度になっているようだ)である。視聴者から集めた視聴料金と税金でつくられた過去の番組を再販するのに、この価格である。引退した役員や職員の再就職の対象として作られた組織が運営しているに違いない。
インターネットやPCの機能向上によりYouTubeやニコニコ動画などが実現された今日、時代の流れに合わせて、この持論をすこし変えねばなるまい。「NHKは、NHKオンデマンドで、このような番組に対し日本語音声と字幕をつけて無料で解放すべきである。」と。NHKが優れた番組を制作し放送してきたことは、認めるにやぶさかでない。しかし、その経営のありようと経営方針は理想の公共機関から遠く隔たって、醜悪に過ぎる。NHK解体すべしといいたいところだが、いかんせん今の民放の体たらくではそれもかなわない。マイケル・サンデル教授には、ついでに「NHKの正義」についてよく議論してもらいたかったものだ。
以下に、証拠として、また、ここまでお読みになられた方の便宜のためYouTube上に公開されている「ハーバード白熱教室」全12回分の講義を引用しておく。』
SITES.GOOGLE.COM
Happy Jazz Life Annex2 - NHKオンデマンドの欺瞞について
徒然なるままに、⑪ 1月30日
CDのジャケット写真を探していたら、懐かしいJulia Fischer(ユリア・フィッシャー)の美しい姿を見つけたのでUPしてみた。世の中、大変なことになってるけど、たまには、こんな美しい人の姿を目にするのも精神衛生上好ましかったりして。
徒然なるままに、⑫ 1月30日
そういえば、こんな美しい人もいました。Hélène Grimaud(エレーヌ・グリモー)さん。こちらはピアニストです。
徒然なるままに、⑬ 2月05日
色々と忙しくて、毎日1話を書こうと思っていた、この徒然なるままにだったが、早々にして夢は潰えた。その過程はおいおい綴られるだろうが、やむを得ない事情であったとご理解いただけるものと思う。
さて、今日は『実験的』に取り組んできたApple、Amazon、YouTubeなどのストリーミング配信のツールを使って、『こんないい音楽があるよ!』とFacebook上で紹介できたらという、ある意味、『ありがた迷惑な話』の続きです。
私のHP「渡辺香津美ーギター・ルネッサンス・ベスト」に原稿を用意したので、うまくいかなかったらそちらをご覧ください。
いよいよここから試験の始まりです。
渡辺香津美ーギター・ルネッサンス・ベスト
渡辺香津美は私たちが10代のころから注目していたジャズ・ギターの天才だ。その天才が、ギターを中心とする音楽を継続的に発表している。今回はその中から「Guiter Renaissance I~V」と「トーキョー・ワンダラー」の中から私の好きな曲を紹介しようと思う。
まずは、Apple Musicから。Apple MusicのAccountをお持ちの方は、聴けるのではないかと思います。
https://music.apple.com/…/%E6%B8%A1%E8%…/pl.u-EdAVvb3tae8ReP(ベスト版)
https://music.apple.com/…/%E6%B8%A1%E8%…/pl.u-pMylDjjh4k1akg(全曲版)
下に、前回同様にサンプラーのようなものを貼り付けておきます。
次は、Amazon Music。同じくAmazon MusicのAccountをお持ちの方は聴けるのではないでしょうか。
https://music.amazon.co.jp/…/4c666404cdc94a6cadb69501bfe699… (ベスト版)
https://music.amazon.co.jp/…/055692b80e2247be86e4e2043eaae6…(全曲版)
さて、最後はYouTube。同じくYouTube MusicのAccountをお持ちの方は聴けるのではないでしょうか。
https://music.youtube.com/playlist… (ベスト版)
https://music.youtube.com/playlist… (全曲版)
なんかダメっぽいですね。このまま投稿してみましょう。
徒然なるままに、⑭ 2月17日
ここ暫くの間、武漢コロナウイルスの件で、いろいろな、情報にアクセスすることに忙しくて、この「徒然〜」を書く暇がなくなってしまった。
しかし、今さらながらにTwitterなどというものをはじめて、改めてその有用性に感じ入っています。少し世界が広がった気がします。
YouTubeとTwitter で一日が過ぎることも、稀ではありません。本当に武漢コロナウイルスの件では、日本の抱えている、さまざまな問題が露わになって来ました。この先どうなるのか、大変に心配なことばかりです。
なかでも、日本国内の感染状況を把握しようともしないで、『蔓延しているとも、していないとも言えないので、(検疫、防疫、隔離体制などの)方針も決められない』という趣旨の加藤厚労相の全く無責任な発言があったが、ならば毎日1000人くらいの無作為抽出サンプリングPCR検査を直ちに始めるべきではないのかと素朴な疑問を感じた。
そうしてこそ、現状把握が可能となり、これから取る施策のリアルタイムでの評価も可能となる。さらに、終息の判定にも役立つに違いない。まったく官僚たちのやることが非科学的に思えて仕方がない。
この事をTwitterに書き込みしたら、何人かの「いいね」を貰えたようだ。反応が速いのが手応えが感じられて面白いですね。
今日は、もっと違うことも書きたかったのだが、また明日にでも書くことにしよう。
徒然なるままに、⑮ 2月18日
前回、Twitterの有用性にいまさながら感じ入ったことを書いた。ここに紹介するツイートは、Facebookで見つけたもので既にご存知の方も多いかも知れない。
とても笑えたし、その表現力に大変に感銘を受けたので、まだ読んでいない皆さんにもご紹介したいと思います。
________________________
ジェット・リョー@ikazombie
妻は育休あけて「あ~仕事ラク~~~」つってて、乳幼児は
・具体的な指示出さないのに対応遅いとキレる
・連携する気まったく無し
・社会常識が無く全部教育する必要ある
という、会社だったら最悪の上司・同僚・新人が悪魔合体した所を「超かわいい」の一点突破で許されてる存在なので育児は超ハード
31,637 12:18 - 2018年1月12日
________________________
如何ですか?
「会社だったら最悪の上司・同僚・新人が悪魔合体」
「『超かわいい』の一点突破で許されてる存在」
私は以前Amazonの耳栓のレビューがあまりにも面白いので、『現代の万葉集』ではないかと、その一部分をここFacebook に紹介したことがあります。いま、上記のツイートのような例を知り、Twitter の文字制限のなかで表現された、このように秀逸な作品を見て、ここにも別の『現代の万葉集』の可能性があることに気がついた次第です。Twitter 文学の可能性!
Q すみません、主語は乳幼児ですか、それだと・の3項目及び結論が私には理解できません。年は取りたくないものです。
A コメントありがとうございます。そうです、乳幼児が、会社にいる存在で例えるならば・上司・同僚・新人の三者三様の悪魔的欠点を一身に身につけており、育児は「超ハード」。
にも関わらず手抜きも出来ないのは、「超かわいい」からなのです。
この比喩の鮮やかさと、上司・同僚・新人の悪魔的欠点に対する批判的な表現力がすごいと思ったのです。
ここで、それぞれの悪魔的欠点を乳幼児の具体的行動に落とし込んで見ると、「超かわいい」様子が目に浮かんできませんか? 再帰的な面白さも備えています。
ああ、私もこのくらいキレのある文章が書きたい‼️
Q 解説ありがとうございます。育児が超ハードなのは理解できるのですが、「超かわいい」の一点だけで許されるという点が、理解できません。何かの原因で「超かわいくなくなったら」どうするのでしょう。子供(乳幼児を含む)の世話はそんな問題でないと思ってしまう自分です。離乳したら、ウンチは臭いし、2歳頃は、気に食わなければ泣き叫ぶし、その時も「超かわいい」からと許すと育児をお願いしたいです。
A たしかにそうあってほしいものだと思います。残業ばかりしていて、深夜に帰宅し、育児にまったくと言ってよいほど関与しなかった私としては、今でも時々ディスられるので、なにもいう資格はないのですが、例えば「気に食わなければ泣き叫ぶ」というところが「具体的な指示出さないのに対応遅いとキレる」上司と相似していると思うのです。それでも、「我が子」だから「超かわいい」と既に感じているのは、このツイートの場合、「母性愛」のためだろうと感じさせてくれています。決して育児放棄など予感させるものではないはずです。(この先、言われるように、何らかの原因で第三者的には「超かわいい」状態から外れることにならないとも限りませんが、たとえその時でも、現在の「超かわいい」状態の時に育まれた愛情を支えとして、なんとか乗り切ってほしいものだと思います。仮に「超かわいい」状態が母性による主観的なものに過ぎないものであったとしてもです。)
Q もう少し考えました。この文章は、前提条件:超かわいいので許される。次に、乳幼児は超かわいい。従って、乳幼児は許されるです。前提条件が崩れれば、結論は変わります。そこが、心配だと自分の感覚の理由が分かりました。しかし、紹介されたツイートは、私文ですので、好きな表現で構わないと思います。
A 最恐のQさんに問題を出されては答えを出さずに背中を見せる訳にもいきませんね。
いわゆる「三段論法」ですね。①超かわいい(ものは)許される。②乳幼児は超かわいい。③従って、乳幼児は許される。
結局、私の理解も「三段論法」を含みます。ただし、私の見方は少し角度が異なります。どう違うかというと、
①母親にとって自分の子は「かわいい」。(正)
②乳幼児は「わがまま」なものだ。(反)
③従って、母親にとって自分の子の「わがまま」は許される。(合)
正・反・合と付したので、すでにお分かりのことと思いますが、このように、このツイートは「如何にして対立概念としての二つの常識がアウフヘーベンされるか?」を表したものだという理解です。
前提条件という言葉を使うなら、それは二つあります。
①が「常識的事実」として了解されていること
②の裏返しとして『「わがまま」なものは「かわいくない」はず』がその対立する「常識的事実」として了解されていること
この二つの「対立する常識的事実」を③でアウフヘーベンするのがこのツイートだと思うのです。(「釈迦に説法」となりますが、、)
まさか、笑い話のツイートを「弁証法」を使って説明する羽目になるとは、これを書き始める時まで、思いもよらないことでした。
Q ここで弁証法を出すとはさすがです。しかし、母親にとって自分の子が可愛いは、正しいのでしょうか(恒常的に)、また、乳幼児はわがままなのでしょか(生存の本能では)、今回はどちらでも良いのでしょうが。つまり、恒常的には、この論理は成り立たないと思っています。論理と現象を同一にしてはいけないのですが、現在の母親の置かれた状況を新聞等から推察すると、疑問があります
A 認めましょう。
a.すべての母親にとっても、『恒常的にも』自分の子がかわいいとは限りませんし、
b.乳幼児が「わがまま」に見えるのは、その「生存本能」の発露がそのように見せるだけで、小学生〜大人たちが身に付けた「利己的な欲望」、あるいは悪意に満ちた「気まぐれ」などから出てくるものではないでしょう。
しかし、私たちは、常に厳密に、論理的にも正確な表現でコミュニケーションを行なっているわけではありませんね。
むしろ、日常会話はテキストに起こす気力も失われるほどいい加減な小間切れのチャンクの連続です。
一見、気の利いた「比喩」でさえ理詰めで分析して見れば、その対象には類似性が十分ではなかったり、すぐに論理破綻してしまうことが見通せてしまうようなことがあります。
安直な比喩表現では、分かったつもりでいても、予期しなかった事例に当てはめてみようとした時に、その論理破綻が問題になって、比喩表現を用いる時にはどこまでその比喩が耐えられるか、よく吟味する必要があるのは、ご存知のとおりです。
今回も、Qさんは、この点を気にされているようですが、その心配される気持ちも分かります。昨今の新聞やテレビを賑わせている、我が子への暴行・虐待事件は、どうしてこのようなことが出来るのだろうかと信じられない事ばかりです。
そういう時代背景のなかで、「我が子は超かわいいもの」だとか、「超かわいいから許される存在」などという言辞を、しかもTwitterなどに使用される「若者言葉」で読まされると、つい、「おいおい、子育てって、そんなアマッチョロイもんじゃないぜ!」などと言いたくもなりますよね。
でも、たぶん大丈夫ですよ。彼等は彼等なりに、お互いに助けあったり、そのときの問題に相応しい組織に相談したりして、なんとかやっていくと思います。むしろ、私たちの世代は、なんでも自分たちで解決しようと必死でした。
しかし、いまの若者たち、例として挙げるのが相応しいか自信があまりないですが、「マイルド・ヤンキー」達は、お互いの得意分野を持ち寄ることで上手に問題解決を図っているようですね
ところで、上に認めたa. b.の件ですが、これは、Twitterで「笑い」を表現した「作品」なので、そこまで厳密な表現をする必要がないということと、日常感覚(常識的に)で了解される程度に一般的なことがら(命題?)を扱っているのであれば、許容範囲の誤差として良いのではないかと思います。
なお、私もいろいろな社会問題について気にかけてきました。貧困問題、学習障害、生涯学習、年金問題、経営問題、語学学習法、老後問題、少子化問題などなどです。
そのとき集めたオンライン記事をすべてPDFに変換して、私のHPのLINKSページに記載しています。気が向いたら覗いてみてください。
徒然なるままに、16 2月19日
いつもの武漢コロナウイルスの情報をYouTubeで集めていたら、眠ってしまった。それで、気がついた時には、"予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」"というチャンネルの『中学数学からはじめる相対性理論』というのが流れていた。
面白そうな話をしていたので、しばらく見ていたら、懐かしくもあり、本当に面白くなって来て、とうとう2時間の動画を全部見てしまった。
懐かしいというのは、ブルーバックスの「相対性理論の世界」という本を実に面白く楽しく読んだのは小6か中1のころだったと思う。学年トップの友だちがふらりと遊びに来て、夏休みの読書感想文の宿題にちょうど良いから貸してくれって言われて貸した覚えがある。
こちらは、読むには読んだが、知らないことばかりの初めて知る「科学」の世界や、科学者達の実験の工夫(例えば光の速度を、歯車と鏡しかない時代にどうやって測るか?など)に魅せられてしまって、とても感想文などにまとめることなど、出来もしないし、思いもつかなかった。その学年トップは、そのときの感想文で、なにかの賞を貰ったような気がするが、定かではない。
"予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」"は、とても面白く勉強になるチャンネルで、おすすめです。
youtube.com
徒然なるままに、17 2月19日
「桜を見る会」などの問題について、コラージュ風にまとめてみました。私は早く憲法改正をすべきだと思っている方だが(井上達夫の9条削除論に賛成)、個人的には、安倍晋三が「売国奴」ではないかと常々危惧していた。
ここに来て、安倍晋三とその取り巻きの行動が異常さを増し、もはや一国の命運にかかわる事態にまで立ち至ったことは、誰の目にも明白であろうと思うが、このコラージュ風のまとめで、みなさんの再認識をいただきたいと思います。
いうまでもないが、国会や政治、議員や政治家は、『「言葉」を「剣」として闘う「侍」や「戦場」』でなければならない。
それが、内田樹のいう「愚者戦略」を取り、斬られても、斬られても『負けを認めないゾンビ』のような存在に成り下がっては、子供達のチャンバラごっこにさえも、加えては貰えないだろう。
だから、速やかに総理・総裁の座を降りて議員も辞職すべきだと思う。
立川談四楼 @Dgoutokuji
安倍さんは嘘で固めて生きている。モリカケ、公文書、年金、勤労統計、働き方、TPP、FTA、拉致、辺野古、北方領土、検事長定年延長、アンダーコントロール、桜、前夜祭--と枚挙にいとまがない。大卒も定かでないし、留学したと聞くが英語使いの片鱗も見せず、何故この人が総理なのか不思議でならない。
二号警備員次郎 @chuu1945
家系、血筋です。人物は置いても、二世三世として担ぎ出されるのでしょう。あの家系でマサカ!と絶句の例外なら人々のフィルターで弾かれます。彼は様々のフィルターを誰の手違いか通過し続け、血統珍重の政界と英雄待望論の隙間に偶然に割り込み、ネトウヨと政治屋の目に新鮮に映っただけだと思う。
桜を見る会再論 内田樹さん 2020-02-01 22:15
もうこの話をするのにも飽き飽きしている。「桜を見る会」についての話である。
どうして「飽き飽き」しているかというと、ふつうの人間の受忍限度を超えて、この話が続いているからである。
続く理由は簡単で、ふつうは申し開きのできない証拠をつきつけられて「申し訳ありませんでした。私がやりました」として「犯人」が白状して、火曜サスペンス劇場が終わるところで、ぜんぜんドラマが終わらないからである。
でも、「私がやりました」と言わないというのは、ある意味では「合理的な」ふるまいなのである。
昔、東京地検に勤めていた友人から、推理ドラマはあれは嘘っぱちだという話を聴いたことがある。検察官に供述の矛盾を衝かれて、顔面蒼白となって、「もはやこれまで」と自白するのは「自分が知性的な人間である」ということにおのれの存在根拠を置いている人間だけだというのである。
「そんな人間は実はめったにいないんだよ。そんなのはね、ウチダみたいな『自分は頭がいい』と思っているやつだけなんだよ。そういうのは、落すの簡単なんだ。供述のわずかな矛盾を指摘しただけで、がたがたっと崩れちゃうから。」
なるほど。
だから、ヤクザなんかは供述の矛盾をいくら指摘しても、平気で、「オレ、そんなこと言いましたっけ。あ、それ間違いですから、消しといてください。今日話したのがほんとの話です」と済ませてしまうのだそうである。
彼らは供述の矛盾や変遷は、それだけでは有罪性の根拠とならないことをよく知っている。
だから、誰も信じないようなでたらめを言い続ける。「そんなことあり得ないだろう!」と怒っても、「世の中、そういうことがあるからびっくりですよね」と平気で言う。
自分は矛盾とか、因果とか、蓋然性とか、そういうことはぜんぜん気にならない人間なんです。「ふつうに考えて」という想定ができないんです。「論理的に言って」ということがわからないんです。
そう言い続けると検察官に「敗けない」ということを彼らは知っているのである。
自分の知性が健全に機能していないということを「切り札」にしている人間を「理詰め」で落とすことはできない。
「桜を見る会」の国会審議でわれわれが見せられているのは、「ヤクザと検察官」の戦いのひとつの変奏である。
官僚たちも政治家たちも、平然と自分の知性がふつうに機能していないことを認めている。
「桜を見る会」の招待者名簿にしても、ホテルニューオータニの「前夜祭」領収書にしても、それを「はい」と提示すれば、首相の潔白が満天下に明らかになる文書を、なぜか官僚たちも安倍講演会の人たちも、全員があっという間に捨ててしまった。
それが「桜を見る会」と「前夜祭」の合法性を何よりも雄弁に証明できる書類である以上、仮に廃棄期限が来ても、官僚でも後援会員でも少しでも論理的に思考できる能力があるなら、「もしものことがあったら困るから、一応とっとこう」と思うはずである。
そう思った人間がなんと一人もいないのである。
つまり世にも例外的に頭の悪い人たちだけで内閣府や安倍後援会は組織されていたというきわめて蓋然性の低い主張によって、首相は「不正が証明できない以上、私は潔白だ」という言い続けているのである。
こういうドタバタがもう3ヶ月も続いている。
もう終わりにしたいと思う人は自民党内にもいるらしく、先日は参院自民党に示達された「招待者名簿は公開請求の対象であるので取り扱いに注意」という内部書類が共産党議員によって委員会で暴露されてしまった。
だが、これほど「申し開きのできない証拠」を突きつけられても、首相の「申し開き」は続いている。
首相は数日前に、招待者について「幅広く募っているという認識」ではあったが、「募集しているという認識ではなかった」という没論理的な答弁をしたが、今回は招待者名簿について「公開の対象とは書いてるけど、公開されるとは書いてない」という小学生のような答弁をしてみせた。
「開示請求があった場合に公開しなければならない」という注意なのだから、要するに「人選には配慮すること。開示請求があったときに『捨てました』というような無様なことがないようにちゃんと管理すること」というお達しである。
自民党総裁としては自民党が示達した注意を二つながらまるまる無視して招待者を選定した上に、書類をさくさくとシュレッダーにかけた内閣府の役人については殺してやりたい「気分」になっていいはずだが、そんな気配もない。
首相は「自分は論理的に思考しないので、『論理的にあり得ない』ことがあっても別にそれが不思議だと思わない。言葉の語義はわかるけれども、それが含意しているコノテーションはわからない」という「おのれの知性が普通の人よりも不調である」という主張によって有罪性を免れようとしている。
裁判において弁護人が被告の「心神耗弱」で無罪を勝ち取ろうとするのと同じである。
この「愚者戦略」はこれまでのところ成功している。
それは社会制度は世界どこでも「ふつうの人はわりと論理的にものを考える」ということを基準に設計されているからである。だから、その基準にはずれる人間については対処するマニュアルがないのである。
これから後も首相は有罪を免れるために、あらゆる「申し開きのできない証拠」に対して、「論理的に思考できないふり、日本語がわからないふり」をしてみせるだろう。
この成功体験が広く日本中にゆきわたった場合に、いずれ「論理的な人間」は「論理的でない人間」よりも自由度が少なく、免責事項も少ないから、生き方として「損だ」と思う人たちが出て来るだろう。
いや、もうそういう人間が過半数に達しているから、「こういうこと」になっているのかも知れない。
徒然なるままに、18 2月26日
今回の新型コロナウイルスの一件に関して、安倍内閣の対応は後手後手の首尾一貫性を欠いた酷いものでした。国民の命と五輪、習近平の国賓待遇を賭け、中韓の入国拒否を行わない。その間に国内の感染者は増加を続けており、感染爆発に至ろうとする始末。
こんな馬鹿なことを立て続けに引き起こすのは、当初、単に事態を過小評価した、見通しが甘かったという「間抜け」を装ってはいますが、そんなことは信じられません。
その後もあらゆる「不作為」を続けたのは「確信犯」だからでしょう。その理由は「惨事便乗型資本主義」への移行のためとも推察されます。いずれ五輪も潰れ、回収出来なかった五輪投資などにより、経済的にも、失墜した国威、などのため日本が大混乱に落ち入るでしょう。そこが狙い目なのです。
「惨事便乗型資本主義」とは、戦争、津波やハリケーンのような自然災害、政変などの危機につけこんで、あるいはそれを意識的に招いて、人びとが茫然自失から覚める前に、およそ不可能と思われた過激な市場主義経済改革を強行するものです。(Amazon ナオミ・クライン著 「ショック・ドクトリン」より)
私はいま、ひとつの可能性を示唆したい。今後、防疫や危機管理能力が注目されるでしょうが、その先には、それらでは扱いきれない、このような悪意に満ちた邪悪な考え方も存在するのです。彼等は実に悪辣で人の生命さえ金儲けの種にする。ショックドクトリンも、ウイグルやチベットでの臓器狩りも悪魔の所業です。この危険性を日本人の中の有志に警告したい。
『Ken @Ken53164793Ken
増税をした時点で安倍氏は売国奴だと思った!それまでの種子法改悪、水道法改悪、中共人や北朝鮮チュチェ人による土地買い漁り黙認、アイヌ新法、中共軍による尖閣侵入黙認、憲法改正先送りと数々の罪悪を作り出したが、もう我慢ならん、共産独裁者に陛下を差し出すその根性‼️絶対に安倍政権は許せん‼️』
全面的に賛成。その目的は何かと考えると空恐ろしい。中共が日本を併合・植民地化する為の前準備をしているとしか思えない。中共も自国の一部を犠牲にしているが、共に老人や弱者等不良分子の絶滅排除が目的か。年金や医療費削減、最終目的は、日本人の臓器は汚染されてない。
早く中韓からの入国制限をしないと日本はいろいろなものを失います。同盟国としての信頼、先進国としての尊厳、さらに、オリンピックへのこれまでの莫大な投資(参加国減少・棄権による変則的開催や開催の中止、他国開催などによる)、さらにこれらによる国際間の地位下落等。
徒然なるままに、19 2020-06-22
コロナ騒動以来、ほぼ毎日の日課になっていることがある。
ざっと挙げてみると、
1.YouTubeで『鳴霞の「月刊中国」YouTube』、NTDTVJP、NTD、新唐人電視臺、大紀元、香港大紀元新唐人ニュース、石平の中国深層分析、水間条項TV、DHC(虎ノ門ニュース)、USA Military Channel、同2、などなどに目を通すこと。
2.Twitterでフォローしている人たち(下記)のツイートやリツイートのフォローアップ。(有本香、百田尚樹、佐藤正久、望月衣塑子、高須克弥、産経ニュース、高橋洋一、阿比留瑠比、櫻井よしこ、石平太郎ほか)
3.オンラインでの購読中の産経新聞、朝日新聞のチェック。
4.PCでのメールチェック、音楽・映画関係(WOWOW、Amazon Prime、YouTube Musicなど)の新譜確認。
5.購入した本の読書。
6.録画したテレビ番組(モーニングショー、ひるおび、大下容子ワイド!スクランブルなど)の再生(1.3倍速再生や早送り)と消去。
上記1と2だけでも十分以上に時間がかかる。ひととおり3や4までこなしているうちに、すぐに寝る時間になる。したがって5の読書がなかなか終わらない。
(ようやく『女帝 小池百合子』を読了。名著と言われるのも納得。これでようやくクライブ・ハミルトンの『サイレント・インベージョン ~オーストラリアにおける中国の影響~』にとりかかれる。読了できるかどうかは分からないが。)
このような日課をこなすうちに、日本と日本人にとってとても大事なことを極めて簡潔に語ってくれているYouTubeに出会った。橋爪大三郎の下記2本の動画だ。
特別番組「日本人のための軍事学~前編:日本人と軍事」社会学者 橋爪大三郎
特別番組「日本人のための軍事学~後編:今求められる教養とは?」社会学者 橋爪大三郎
どこかで読んだか聞いたのか、定かではないのだが、『人はまず自然科学や数学などを学ぶべきで、その後に哲学、そうして最後には軍事学を学ばなければならない』というようなことであったと思う。
それは次の2本のYouTube動画を見た時から、今の日本人の教養に最も欠けているものとして意識し始めたからだ。
元自衛隊幹部から見た中国発コロナ対策の問題点とは?
緊急事態宣言、国防動員法、中国軍特殊部隊、ハイブリッド戦。
(用田和仁×釈量子)【言論チャンネル】
https://www.youtube.com/watch?v=2kAxEdaA5ng&feature=youtu.be
元自衛隊幹部が語る対中防衛の秘策とは?
新型コロナ、台湾有事、ミサイル、電磁波バリア。
(用田和仁×釈量子)【言論チャンネル】
https://www.youtube.com/watch?v=bPz5qqFOu3M&feature=youtu.be
ちなみに、中共(CCP)の嘘が簡単に見破られるYouTubeがあるので紹介しておこう。
假的?火神山變「三層樓水泥建築」? 習近平武漢考察遭曝
「穿幫鏡頭」! 【關鍵精華】劉寶傑
https://www.youtube.com/watch?v=Co_5oy_HYik&feature=youtu.be
(字幕) 習近平親訪火神山?!網民爆料:不過是在武漢職工療養院的「擺拍」而已。|
#香港大紀元新唐人聯合新聞頻道
https://www.youtube.com/watch?v=xKPKQymjrXM&feature=youtu.be
徒然なるままに、 20 2020-07-03
たまたまQuoraを見ていたら、面白い投稿を見つけた。日本と日本人について大変に興味深い最新の知識をまとめてくれている。
なかでも興味を惹かれたのが、世界の平均IQは82 (World IQ 82)で日本が最も高く107ということ。
世界地図に国ごとに色分けしているのも興味深い。
その原典となっている研究成果をまとめているのが下記のサイト。
(Facebookにはブロックされているとのことで下記のURLは記載できなかった。)
https://www.unz.com/jthompson/world-iq-82/#p_1_31
https://www.unz.com/jthompson/the-7-tribes-of-intellect/
なお、「the-7-tribes-of-intellect」の中で、最も高いIQグループ(tribe=種族)に「Yours to Lose」という名前が与えられているが、調べてみると「勝つも負けるも思いのまま、よほどヘマをしない限り勝つ」という肯定的な意味だと判って、納得。
この他にも興味深いものが沢山あるのでQuoraの投稿の全文を貼り付けておこう。(リンクが継承されないかもしれないけれど。)
『日本人は何に対して最も無知 (知識が足りない) だと思いますか?』
Chiharu Masuda
更新日時: 6月22日CEO
これは、ひさびさにすごい質問だと思います。
実にいい質問です。なのに、回答している人が 2020年6月20日現在で、4名しかいない。しかも閲覧数が少ないし、高評価しているカウント数も少ない。
まさに、「埋もれた宝石」のような質問と回答です。
なんで、Quoraさんが、もうちょっと目立つところに、カテゴライズしないのかな?
・・・まあ、外資の人には、このすごさがわかりにくいかな???
→わかっていただいたようです。ダイジェストメールで送っていただいたようです。ありがとうございます。(追記)
とまあ、枕詞が長くなりましたが、これから回答します。
世の中には、「あまり知られていないけど、すごい真実」があるものです。それが、日本人そのものかなと思います。
日本人が、一番知らないのは、日本人そのものではないかと思います。
(そして、もちろん外国人も特別な研究者以外は、誤解していると思います。特に、日本人でも、すぐ「日本ダメダメ論」を展開する、「尾張守」はぜんぜん知っていないと思います。)
特に、先祖である縄文人とか、縄文人から現代の日本人になった過程というか、歴史というか、そういうことを知らないかなと思います。
私も恥ずかしながら、昨年初めて知ったのですが、「シラス」(魚のシラスじゃないです)ってご存知でしょうか? たぶん、知っている人は、日本の歴史専門家か、政治史専門家とかか、すごく興味のある人ではないかなと思います。日本人の中でも、人口にしたら、1%もいないのではないでしょうか?
こちらのYoutube動画がわかりやすいので、そちらを見てください。
わかりやすい1枚の絵を、引用します。
(動画より画像を引用しています。)
「シラス」と「ウシハク」とがあって、「ウシハク」はいわゆる西洋的な、国王や領主が国を治めて支配します。古代エジプトや古代中国も「ウシハク」にあたります。「シラス」とはまあ、言えません。
ところが、「シラス」は、天皇というトップがいるけれども、権威的な地位であって、その下に、征夷大将軍や太政大臣、摂政のような実務の権力者がいるという、2重構造なわけです。なんといいますか、近代になって成立した立憲君主制+民主制がもう弥生時代、奈良時代からあったわけです。
これって、すごいことです。西洋では、1800年代、1900年代にならないとでてこない政治制度が3,4世紀頃にはできていたわけです。
(多少、近いのは、カトリックの教皇と、各国の王様かもしれませんから、1800年代ではなく、ヨーロッパでも、4,5世紀にできていたのかもしれません。しかし、1国で連続しているものはなく、国がたくさん入れ替わっています。)
日本人は、権威としての天皇と、政治実務の征夷大将軍や太政大臣、摂政を分離することで一種の保険というか、危険分散をしています。
もし、征夷大将軍が暴君であれば、国民は天皇に、「あんな暴君、やめさせてください」と国民の意思を示すこともシステム的構造的にはできるわけです。
実際、幕末には、天皇が江戸幕府に苦言を呈したせいで、明治維新が起きたわけで、政治システムがひっくりかえったわけです。(まあ、天皇が直接政治にタッチしたために、第二次世界大戦の不幸があったのかもしれないのですが・・・・。二重構造が崩れていたわけです。)
次に、縄文人ですが、今、実は世界でもホットな話題です。日本の埴輪なんかを外国人が研究したり、コレクションとして集めているお金持ちなどもいます。デザイナーも、縄文式土器を見て感動したりしています。ハーバード大学に日本学のコースがあるのですが、どうもかなり人気らしいです。
縄文人がどれくらい世界的にみてもすごいかは、竹田先生の竹田学校というのがYoutubeにあがっていますので、ぜひ、一度見てみてください。
とりあえず、1つをリンクします。
【公式】竹田恒泰チャンネル 2
(チャンネル登録してあげてね(笑))
また、以前は、日本文明は、中国文明の変型みたいな扱いだったのですが、日本文明は言語もえらく違うし、日本人のDNAだって、中国北部の人や韓国人、東南アジア人とはだいぶ違います。
Wikipediaのリンクもはっておきますので、一度全部読んでみてください。
人類の進化 - Wikipedia
また、人類が出アフリカを6万年くらい前にしてから、極東というかなり遠いところに来たのが日本人です。しかも、日本人は、半島伝いではなく、どうも中国南部から、台湾、沖縄諸島を経て、九州に入ってきた海洋民族の文化があることが、だんだんわかってきました。なんの目印もない広い海洋を、丸太船かなにかわかりませんが、古代の小さな船で渡りくるほど、航行技術に優れていたのです。海のフェニキア人みたいですね!
ちなみに、稲も中国南部から、海経由で日本に来たことがわかっています。半島だけを経由したわけではありませんので、学びなおししてもらうといいと思います。また、弥生時代ではなく、その前の縄文時代後半には、稲作をされていました。
稲のたどってきた道 佐藤 洋一郎 氏
文字についてもそうで、漢字が入る前に、書かれていたのが、神代文字です。日本語は、日本語の言葉と神代文字が弥生時代、縄文時代はセットだったのです。残念ながら、もう失われてしまいましたが。
神代文字 - Wikipedia
このことからも、言語が違うことがわかります。言語が違うと、実は思考に違いもでてきます。
蛇足ですが、平均IQが2019年度調査で一番高いのは、日本人となっています。
おそらく、アフリカから人類が出発したあと、6万年もかけて、遠いところに来たのが日本人で、その遠い過程で様々な旅の苦労をした結果、脳を発達させたのではないだろうかと私は推測しています。また、日本列島に入ってから、突然変異が発生したのかもしれません。
World IQ 82
(日本だけ、妙に青いのがわかりますか? 韓国、台湾、香港も実は青くて、上位3,4くらいはこの4地域に固まっているのです。)
科学的な事実ですので、もうしょうがありません。別に差別でもないし、日本ダメダメ論者、尾張守がぎゃーぎゃーいおうと、真実です。
次に、日本は技術立国で有名ですが、実は「古事記」の天孫降臨のときから、参謀と技術者を連れてきていたのです。古事記の解説をされている方のページを引用します。
国譲り 第5章 天孫降臨
「こうして、ニニギノミコトは、アメノコヤネノミコト(天児屋命)、フトダマノミコト(布刀玉命)、アメノウズメノミコト、イシコリドメノミコト(伊斯許理度売命)、タマノオヤノミコト(玉祖命)の五柱の神さまたちに支えられて、天から地上へと降りることになりました。
� このとき、アマテラスオオミカミは、三種の神器(さんしゅのじんぎ)の勾玉(まがたま)、鏡、草薙の剣(くさなぎのつるぎ)をニニギノミコトに授けました。また、オモイカネノカミ(思金神)、タヂカラオノカミ(手力男神)、アメノイワトワケノカミ(天岩戸別神)もニニギノミコトの元へに遣わせました。そして、アマテラスオオミカミは、ニニギノミコトにおっしゃいました。
�「ニニギノミコトよ、あなたは、この鏡をわたくしの魂(たましい)だと思って、わたしを拝むように、これを大切にお祭りしなさい。またオモイカネノカミよ、そなたは、ニニギノミコトのことをよく助けてやり、そして政治を行いなさい。」
この前半に書いてある同行している神様たちが、建築や玉(石)細工、芸能・踊り、金細工の神様などと、その弟子、一族を連れてきていたわけです。リーダには、技術者がセットで来ていたわけですね。まあ、思金神は、いわゆる参謀にあたります。頭脳集団が最初から来ていたのですね。
これが、日本建国の基本なわけです。
ChGrandStrategy
(こちらのチャンネルも大変面白いです。ぜひ、ご覧ください。)
他にもありますが、とりあえずこのへんで。
ぜひ、日本人は自分たちのことをよく知るようにしてもらえるといいかなと思います。実に、驚くべきことがわかります。
あとは、マスコミが偏向報道していることと、左翼の工作、マッチポンプ作戦とかですかね?(苦笑) それはもっとよくご存じの方の回答をお待ちください。
さよならパヨク | 千葉麗子 |本 | 通販 | Amazon
田中 英道: Kindleストア
日弁連という病 | ケント・ギルバート, 北村 晴男 |本 | 通販 | Amazon
報道しない自由 なぜ、メディアは平気で嘘をつくのか | 西村幸祐 |本 | 通販 | Amazon
徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり | 小川 榮太郎 |本 | 通販 | Amazon
Amazon.co.jp: マスコミと官僚の小ウソが日本を滅ぼす (産経セレクト) eBook: 高橋洋一: Kindleストア
徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪 (月刊Hanada双書) | 小川榮太郎 |本 | 通販 | Amazon