預かりし幼子の朝に目覚めてママ、ママと闇に呼ばわるいかなる母もこの子には母と知りぬ
ママという語を始めて明瞭に聴くジジババの家にては忖度のありしか僅か十月のこの幼子にも
われは信ず、ふと遠くを見る純度百パーセントの深き瞳を、この子の眼は全てを語りおり
ママパパは易かりしババもまた、ジイジは末の末とぞ思ゆるに、この腕に眠れる顔神々しき