いま、Karajanにハマっている。下の4つのBOXセットは、いずれもAmazonあたりで2,300円から3,000円くらいでベート
ーベンの9つの交響曲やおまけの序曲などが楽しめるもの。
新譜のCD1枚分にも満たない金額で手に入るのだから、クラシックのBOXセットとは、実にお買い得なものだと思うが。
この1961-2年に録音されたKarajan2回目のベートーベンの交響曲全集がいい。Amazonのレビューに誰かが書いていたが、
BPOのほうに、まだフルトベングラーの頃の熱気が残っていて、若きKarajanが苦闘していたのかもしれない。
気になっていた音質は、少しノイズがあり、気にすれば気になるという程度。そんなことよりも演奏の迫力の方が勝って
しまい、どうでもよくなるというのが私の本音。一応、OIBP(Original-Image-Bit-Processing)が施されている。
現在の値段は、Amazonで2,810円。(2013/01/30)私が買った時は2,351円だった。(2013/01/26)
Printed and Made in Germanyだが、英語表記で、中のブックレットでは、英・独・仏3か国語。
1975-7年の録音になるKarajanの3回目のベートーベン全集ということらしいが、わたくし的には、音はかなり良い。
Karajanらしさが出てきて、先の60年代版より、耽美的になりそうな気配が感じられる。
Amazonでは、評価が高く、現在ジャケット写真に赤丸に「人気」と表示されている。値段も急に跳ね上がったようで
4,121円(2013/01/30)の値がついている。私は、タワレコで何年も棚ざらしになっていたと思しきものを2,990円で手
に入れることができてラッキーだった。外側のビニール袋は傷と埃でうっすらと曇っていたが、ビニール1枚下は新品
の輝き?だった。Made in EUだった。これも中のブックレットは、英・独・仏3か国語。
おなじ1975-7年の録音だが、AMSI(Ambient Surround Imaging)という処理が施されたもの。ちょっと下品なくらい
低音弦がブーン、ブーンと響き渡る。Eloquenceというシリーズらしいが、おなじD.G.が上のものとこれとを同時に
発売する意図がいまいちはっきりしない。こちらの表記はすべてドイツ語(Printed in Germany, Made in Germany)。
こちらは、ブックレットではなく、解説はなし、ドイツ語のタイムテーブルのみ。ドイツ国内版か?(おなじ、Elo-
quenceのシリーズでFriedlich Guldaのベートーベン ピアノソナタ・協奏曲全集が出ているがそちらのレビューには
やはりドイツ語の解説しかなく、ドイツ国内向けと書かれてあった。)
現在の値段は、Amazonで2,918円。(2013/01/30)タワレコで2,490円だった。
これは、1980年代のベートーベン交響曲全集が収められたものだ。デジタル録音となっている。デジタル録音になって
音が悪くなったという人もいるが、私としては音が滑らかになり聴きやすくなったと思う。序曲やピアノ協奏曲やバイ
オリン協奏曲にミサ・ソレムニスなども入って全13枚組のBox Set CDだが、Amazonで3,682円であった。内容はいた
って簡素な英独仏の解説書が付属するのみである。