JAZZの曲の大半は4ビート(4拍子)なのです、たまにワルツ(3拍子)の曲があります。
最初のWaltz For Debbyがそうでしたね。そして5拍子の曲もあるんです。ほんとにめずらし
い。5拍子の曲といえば、知ってる人も多いと思いますが、「Take Five」です。ズジャッツ
・チャー・ズン・チャの独特のリズムとその上で滑らかでいて、なんか掴みきれないメロディ
ーが特徴のこの曲。どちらかというとJAZZの代名詞のように使われることも多いと思います。
では、最初にオリジナルの演奏、Dave Brubeck Quartet(デイブ・ブルーベック・カルテット)
の演奏でどうぞ。これは、1961年の演奏だそうです。みなさんまだ生まれる前のことですよね?
Take Five (Dave Brubeck Quartet)
http://www.youtube.com/watch?v=BWSIxKGzzOk
次にQuincy Jones(クインシー・ジョーンズ)のビッグバンドの演奏でもどうぞ。
Quincy Jones Take Five.avi
https://www.youtube.com/watch?v=qiDCvCndw-k
Dave Brubeckという人はこのような変拍子の曲を好んで書いた人で、アルバム「TIME OUT」
から、もう一曲紹介しましょう。Blue Rondo A La Turk(ブルーロンド・ア・ラ・ターク、
トルコ風ブルーロンド)です。この曲は、チャツ・チャツ・チャツ・タタタ、(2+2+2+3
を3回繰り返し)、タタタ・タタタ・タタタ(3+3+3を1回)で覚えてください。8分の
9拍子になります。途中で、だんだんと4ビートのSWINGになるところがとても小粋ですね。
とてもカッコイイです。そう、JAZZは「小粋でカッコイイ」ものなんですよ。では、
Blue Rondo A La Turk( Dave Brubeck)
https://www.youtube.com/watch?v=vKNZqM0d-xo