ヤマザトマムシグサ
Arisaema galeiforme Seriz.
原記載など
S. Serizawa (2008) Shidekobushi 1(1): 49
Arisaema galeiforme Seriz.
原記載など
S. Serizawa (2008) Shidekobushi 1(1): 49
山地(深山ではなく和名のとおり里山)の林下に生える。高さ30〜120cm。花期は5〜6月。鞘状葉や偽茎は淡緑色か淡紫褐色で、班がある。葉は2個、小葉は7〜17枚で、葉軸は発達する。仏炎苞は筒部は淡色、舷部は濃紫色でヘルメット状にふくらみ、白筋があり、横に広がる。花序付属体は濃紫色で太い円柱状、先端が膨らむこともある。舷部に隠れて見にくい。花と葉はほぼ同時に開く。仏炎苞が緑色のものはミドリヤマザトマムシグサ f. viride Seriz. という。
分布:本州(群馬・長野・山梨・静岡・愛知・岐阜県)
2018.6.10 長野県阿智村
2011.6.5 長野県伊那市
2015.6.17 長野県伊那市
2015.6.17 長野県伊那市
2015.6.17 長野県伊那市
開花初期の様子 2020.5.21 長野県南箕輪村
©2016 K.Hoshiyama