シマテンナンショウ
Arisaema negishii Makino
原記載など
T. Makino (1918) J. Jap. Bot. 1: 41
Arisaema negishii Makino
原記載など
T. Makino (1918) J. Jap. Bot. 1: 41
常緑樹林の林縁や林床に生える。葉は2個でほぼ同大、小葉は9〜15枚で鳥足状につける。仏炎苞は緑色で白条はない。雌株の花序柄は雄株より短い。花期は1〜3月。付属体上部は糸状に細くなり、外に飛び出す。雌株の付属体基部には角状の突起がある。球茎はかつて食用とされていたという。
シマテンナンショウはアマミテンナンショウ節に含まれ、特に葉の形状はアマミテンナンショウ A. heterocephalum subsp. heterocephalum に似ている。
分布:伊豆諸島(三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)
雄株 2018.3.12 東京都八丈島
雌株 2018.3.13 東京都八丈島
2018.3.14 東京都八丈島
雌株付属体の角状突起 2018.3.14
東京都八丈島
しばしば群生する 2018.3.13 東京都八丈島
葉の形状 2018.3.12 東京都八丈島
©2016 K.Hoshiyama