ホソバテンナンショウ
Arisaema angustatum Franch. et Sav.
原記載など
Enum. Pl. Jap. 2: 507 (1878)
Arisaema angustatum Franch. et Sav.
原記載など
Enum. Pl. Jap. 2: 507 (1878)
山地の林下、林縁に生える。高さ30〜100cm。花期は4〜5月。鞘状葉や偽茎部の班は赤みが強い。偽茎は長い。葉は2個、小葉は9〜17枚で葉軸が発達する。花序は葉より先に展開する。仏炎苞は比較的小さく、淡緑色で白筋があり、筒部口辺は耳状に広がる。花序付属体は淡緑色で細い。和名は「ホソバ」とつけられているが、他の種に比べて小葉が特に細いわけではない。
分布:本州(関東、中部、近畿地方、岡山県)
2018.5.16 静岡県富士市
咲き始め 2018.5.2 静岡県伊豆市
筒部口辺は耳状に広がる
2015.5.1 山梨県忍野村
ヒトツバテンナンショウ(右の2個体)と同所に 2000.5.25 静岡県川根本町
果実の熟するのは秋 2015.10.15 静岡県函南町
©2016 K.Hoshiyama