オオマムシグサ
Arisaema takedae Makino
原記載など
T. Makino (1910) Bot. Mag. (Tokyo) 24: 73
Arisaema takedae Makino
原記載など
T. Makino (1910) Bot. Mag. (Tokyo) 24: 73
湿った草地や疎林の林下に生える。高さ40〜80cm。花期は5〜6月。鞘状葉や偽茎は淡緑色で班が目立たない。葉は2個、葉軸は発達し、小葉は7〜15枚、葉軸の先が上方に巻き上がる。仏炎苞は葉より遅れて開き、葉より高い位置につき、黒紫色で白条があり、筒部は淡紫色に白色のストライブが入り、舷部はドーム状に盛り上がり、先端は垂れ下がる。口辺はやや広く開出し、付属体は棍棒状で黄白色か薄緑色。
関西地方のオオマムシグサは本州中部地方のものに比べ、全体に小ぶりな感じである。
分布:北海道、本州
2012.6.26 長野県軽井沢町
2015.6.10 静岡県富士宮市
2020.6.8 静岡県富士宮市
2020.6.8 静岡県富士宮市
果実期 2020.11.6 静岡県富士宮市
果実期 2022.10.21 静岡県富士宮市
2015.5.17 滋賀県甲賀市
2015.5.17 滋賀県甲賀市
©2016 K.Hoshiyama