ミクニテンナンショウ
Arisaema planilaminum J.Murata
原記載など
J. Murata (1978) J. Jap. Bot. 53: 84
Arisaema planilaminum J.Murata
原記載など
J. Murata (1978) J. Jap. Bot. 53: 84
落葉樹林の林下、林縁に生える。高さ30〜70cm。花期は5〜6月。偽茎が長く、ムラサキマムシグサ A. serratumの緑色の花序をもつカントウマムシグサに似る。葉は2個、葉軸が発達し、小葉は7〜15枚。仏炎苞は緑色、葉よりやや遅れて開く。筒部口辺はやや広く湾曲、または耳垂れ状になる。舷部は平面的で膨らまず、隆起する細脈があるが、白条は目立たない。付属体は淡緑色で円柱状。
分布:本州(茨城・埼玉・群馬・長野・山梨・静岡・愛知県)
2012.5.26 群馬県下仁田町
筒部口辺は湾曲 2012.5.26 群馬県下仁田町
筒部口辺は耳垂れ状 2017.6.19 静岡県富士市
2014.6.3 静岡県富士宮市
2014.6.3 静岡県富士宮市
2014.6.3 静岡県富士宮市
©2016 K.Hoshiyama