日時:2025年6月7日(土) 14:15〜15:45
会場:東洋大学白山キャンパス4号館 地下一階アリーナ
参加者:学生38名
協力:山口凌河さん、川嶋悠太さん、金子和也さん、宮食行次さん
昨年行ったパラスポーツ体験会に引き続きゴールボール体験会を行った。今回はパリパラリンピックに出場した選手を含む4人の選手を講師としてお招きし、今回は東洋大学の学生だけでなく、他大学の学生や視覚障害者を含む一般の方にも参加していただきました。
まずは、ゴールボールに触れるために講師監修の元キャッチボールを行い、その後試合の際のブロック練習を行いました。キャッチボール中には「思っていたより軽い」「集中しないと音が聞こえない」という声が聞こえました。その後、3人グループに分かれ、試合形式で体験を行いました。講師の方の声掛けでスタートし、順番にボールを投げました。その後は1人ずつ投げたい人を募り、1体1での体験も行いました。
体験を終えたあとは、選手の方へのインタビューを行い、パリパラリンピックに出場したときの心情や日々の練習で心がけていることなどを聞きました。「楽しく学ぶ」という目標に沿った充実した体験会となりました。
【参加者の声】
・障がいに関わらずコミュニケーションをとってみんなで楽しめることを知った。
・"誰でもできる"という意味を身をもって感じることができました。
・世界で戦える話は斬新に感じた。
・想像以上にスピードが早いことやボールがどこに来るか分からないなと思いました。
・ボールを投げる際に、鈴の音が聞こえ、いかに鈴を鳴らさないようにするかが重要になってくるのではないかと思いました。
・パラスポーツが障がい者の方に向けたものだが実際障がいが無くとも楽しく遊べた。
・若い人達の意識の高さから、まだまだ日本は捨てたものではないなと感じた。
・視覚障がいを持っていても環境次第ではそれを生かし輝ける。だからこそ障がいの有無は関係なく純粋にゴールボールという分野の代表選手を尊敬できて、多様性社会の実現の可能性を感じた。
・ボールの中の鈴はあまり聞こえなかったです。あの硬さであんなにバウンドさせることができるのはスゴイ!の一言です!
【運営メンバーの声】
・去年は当日ボランティアで参加し、今年初めて直接的な運営に関わった。一般の方も募集ということで充実した体験会にしたいということと、「楽しく学ぶ」を大事に当日まで動いてきたが、当日の皆さんの様子を見て頑張って良かったと思った。山口さんがパラスポーツに興味を持つ場を作ってくれるだけで感謝しかない、と言ってくださったことがとても心に残っている。自分なりの改善点も見つかったため、次は更にパワーアップした体験会にしたい。(前井)
・私はこれまでに、今回を含めて3回ほどパラスポーツの運営に携わってきました。これらの経験を通して感じたのは、やはりどの人も隔たりなく、みんながゴールボールを楽しんでいたことです。それが何よりも嬉しく、心に残っています。参加者の皆さんがゴールボールの楽しさをきっかけに、他のパラスポーツにも関心を持ち、「体験してみたい」と思ってくれたら嬉しく思います。そして今後、こうしたスポーツの魅力が東洋大学のより多くの人たちに広まり、認知されていくことを心から願っています。(伊藤)
・運営の人数が少なかったので、準備~体験会中と常にバタバタしていた印象が残っている。実際に体験できなかったのが非常に残念なので、当日ボランティアの人にもうまく指示を出し、交代でできるようにしてほしかった。時間通りに集合したのが2人だったので、以後改善すべき。選手の方のプレーが見られたのは貴重な機会であり、参加して良かった。(山田)