▼活動報告書(転載不可)
活動報告書より学生感想一部抜粋
・家電配達や側溝の泥除去作業を通じて、復興が進まない現状や人手不足の深刻さを痛感し、継続的な支援の重要性を強く感じました。
・私たちは大学生としてこの現状に対して、東京にいながらでも支援できることは多くあると感じました。今回のボランティアで得た知見と課題を用いてこれからも能登の復興に貢献していきます。
・どこへ行っても「来てくれてありがとう」と言っていただいたことで、大学生として少しでも何かの役に立てたのかもしれないと感じた。今後も能登を気にかけながら、災害後に現地に赴く重要性を伝え続けていきたいと思う
・ボランティアに参加したことで私は多くの「人の強さと支え合い」を実感しました。重蔵神社と学童で経験したこともそうですが、この五日間で出会った人・物・事の全てを忘れずに心に留めて、これからからの人生に役立てていきたいと考えます。
・能登の被災者の方々の言葉の中で、「見放されてしまっている気がする」といった話を聞き、復旧の状況や報道の減少から見ても、そう感じざるをえないと思った。だからこそ、今回の能登での活動で得られたこと感じたこと、実際の現状などを自分の周りの人に伝えていきたいと感じた。
・震災から半年以上経っても、想像していたよりも復興が進んでいない状況に驚愕した。倒壊したビルや住宅がそのまま放置されている日常の中で、少しでも町の方達に希望を見出すことができたらと思いながら活動しました。
・地震の被害を受けた建物が今もそのままになってしまっている場所が多々あり、何から手を付けたらいいか分からないくらい復興が進んでいない現実に驚いた。能登に住んでいる方々は、変わってしまったふるさとが、なかなか元に戻っていかないことで、どんどん希望が見いだせなくなっはてしまうのではないかと思った。1日でも早い復興を急ぐ意味が現地に来て分かった。
・ニュースでは「徐々に復興しています」といった報道がされているが、私たちが活動した場所は、全くではないがそう言い難い状況であった。ボランティアニーズは絶えず、私たちにもまだまだできることはあると思った。
・活動を進める中で、地域の強い団結力や住民たちの前向きな姿勢に感銘を受けた。復興支援だけでなく、地域全体の活力を取り戻そうとする努力が印象的であった。また、物理的な支援だけでなく、精神的なケアもボランティア活動の大きな意義であることを、この4日間で強く感じることができた。
・指輪を探し出して欲しいという依頼があり、正直、あの瓦礫の山の中から見つけるのは無理ではないかとも思っていたが、多くの人たちとの協力で見つけ、依頼者の方を喜ばせることができてよかった。
・5月に訪れたときと比べてあまり変化がなく、まだ復旧の手が付けられていない住宅や施設も存在していること、被害を受けた場所への主要な経路が絶たれていることなどから、能登の復興の難しさを痛感した。
・活動を通して、自分も誰かの助けになれたと自信を持てた。少しでも力になれればと参加したこの活動が、私に強い力と元気を与えてくれた。