樹海清掃ボランティア

開催期間・日時

2024年5月26日(日) 13:00〜15:30  

会場

国道139号沿い 青木ヶ原樹海

目的

自然の中にどれだけのごみが落ちているのか、現実を知ること。
環境保全の重要性を理解すること。
富士山と青木ヶ原樹海のおりなす自然を理解すること。
学生同士が協力し合う大切さを知り、交流を図ること。

参加者数

学生47名 教職員4名  

協力

認定特定非営利活動法人 富士山クラブ

活動内容

認定特定非営利活動法人「富士山クラブ」のご協力のもと、青木ヶ原樹海清掃を実施しました。各グループ15〜16人が3グループに分かれ、国道沿いの歩道と樹海のごみ拾いを行いました。グループ内で、燃えるごみを集める人や空き缶などの不燃ごみを集める人などと役割分担をし、お互いに声をかけ合いながら、協力して多様なごみを拾いました。
落ちていたごみの多くは、たばこの吸い殻や空き缶やお菓子のパッケージ、中身の入ったペットボトルです。中には、タイヤや毛布など、「なぜこんなものまで?」と思わず疑問を抱いてしまうような、通常この場所にあるはずのないごみも落ちていました。それだけではなく、シカが落としていった角が落ちていたり、青木ヶ原樹海が見せる自然を感じる場面もありました。
全体で拾得したごみの量は合計で130㎏以上です。この量は昨年2023年5月に実施した際の100㎏を上回る量です。昨年綺麗にしたはずの樹海が1年で元に戻ってしまうという悲哀な現実がありました。ごみの量は年々減少するべきであり、またこの活動自体は本来無いことが好ましいです。この活動を機に、富士山と青木ヶ原樹海の環境保全の大切さを改めて理解できるきっかけとなりました。

参加者の声

・普段からポイ捨てされているゴミをみても今ほど意識することはなかった。これからは見かけたらゴミを拾って捨てることができる人間になりたいです。
・何かのために行動することは心がスッキリする。
・少しでもごみが落ちていると、「捨てていいんだ」という気持ちになってしまう人間の心理を知った。
・学年、キャンパス、学部のあらゆる垣根を越えて、協力しながら目標を目指すことにとてもやりがいを感じ、チームワークの大切さも学んだ。
・今回少しのエリアを掃除するだけで130㎏ものゴミが集まったことに驚いた。ゴミを拾うことも大事だけど、自然を守るためには人間の意識を変えることがまず大切だと思った。
・初めてのボランティアで1人で参加のため緊張したが楽しめた。
・ゴミの管理を徹底することの重要性を感じた。意図せずに行ったのか、故意に行ったのか分からないがゴミが自然の中に散らばってしまうことは生態系を壊してしまうことに繋がる。そうならないようにするために、私たちのようなボランティアがゴミ拾いをし、活動をさらに発信していくことが重要だと思った。