2025年5月18日(日) 12:00〜14:30
国道139号沿い 青木ヶ原樹海
自然の中にどれだけのごみが落ちているのか、現実を知ること。
環境保全の重要性を理解すること。
富士山と青木ヶ原樹海のおりなす自然を理解すること。
学生同士が協力し合う大切さを知り、交流を図ること。
学生49名 教職員3名
認定特定非営利活動法人 富士山クラブ
認定特定非営利活動法人「富士山クラブ」のご協力のもと、青木ヶ原樹海にて清掃活動を実施しました。
今回は、2つのグループに分かれ、国道沿いの歩道および樹海内でごみ拾いを行いました。各グループ内では、燃えるごみを回収する人、不燃ごみ(空き缶など)を回収する人といった形で役割分担を行い、互いに声をかけ合いながら協力して多くのごみを拾いました。
落ちていたごみの多くは、たばこの吸い殻、空き缶、お菓子のパッケージ、中身の入ったペットボトルなどでした。特に印象的だったのは、空き缶などを詰めたごみ袋が長期間放置され、近くの木の根と絡まってしまっていたものを発見したことです。また、今年もシカの落とした角を見つけることができ、青木ヶ原樹海の自然を肌で感じる機会となりました。
今回の活動で収集したごみの総量は、70kgを超えました。この量は、昨年(2024年)5月に実施した際の130kgに比べて少なくなっており、このまま年々ごみの量が減っていくことを願っています。
自然環境を保全するために、日頃の生活においても、より一層ごみの分別を心がけていきたいと思います。今回の活動を通じて、富士山および青木ヶ原樹海の環境保全の重要性について、改めて理解を深めるきっかけとなりました。
・拾う心より捨てない心を大事にして今後も生活していきたい。
・たくさんゴミを拾えて良かったが、その分だけ捨てられているという現実をどうにかしないといけないため、樹海のゴミ不法投棄問題の難しさを実感した。
・富士山の近くで綺麗な空気に触れ、自然の尊さを実感した。
・ゴミ拾いも普段とは違った足場の悪い場所で行うことは、いい経験になった。
・先輩後輩関係なく話せて楽しかった。ゴミ拾いボランティアが必要のない世界のなってほしいと思った。
・人があまり通らない場所であればゴミを捨ててもいいと考えている人が多いと実感し、解決が必要な課題だと感じた。
・自分が想像していたよりもゴミの量が多く、定期的な清掃が求められていると感じた。ポイ捨ては身勝手な理由によるものであるにもかかわらず、それが環境問題へ大きく影響しているため、無くしていかなければと実感した。