4クール

活動概要

日時:2024年41日~2日

参加者:本学職員1名 学生3名

感想

実際に被災地を訪れてみたことで、ニュースなどで報じられているような悲惨な被害状況ばかりではないのだなと感じました。その一方で、比較的被害の大きくなかった志賀町周辺でも蔵が半壊もしくは全壊になったりなどしており、ボランティアのニーズが至るところにあるということも感じました。今回が初めての災害ボランティア参加ということもあり、ベテランのボランティアの方に頼り切りになってしまいましたが、経験を積んで次に行くときには手際良く行えるようにしたいです。 

災害ボランティアは他のボランティアとは違い、より高い専門性が求められる活動だと感じた。
1日目は初心者の学生と教職員のみ、2日目は学生、教職員に加えて、ベテランのボランティアさん1人と一緒に、民家内の災害ゴミの運搬等の活動をした。災害現場を目の当たりにし、被災者の方々と話をすると、被災しているにもかかわらず、私たちと同じように普段通りの生活をしていることが印象に残った。
心の中では傷を負っているはずだが、それを表には出さない、こちらからも聞き出さなかったため、そのように感じた。しかし、活動を進めるにあたり、被災者とのコミュニケーションは必要不可欠である。何が必要か、必要でないか、被災者にとってはボロボロになっていても、捨てたくない大切なものである可能性もあるからである。しかし、どこまで話の中で踏み込んで良いかを考えることも難しく、コミュニケーションの部分では人任せになってしまった。
専門的な知識や経験が必要という点において、災害ボランティアは生半可な気持ちでは参加できないことを痛感したが、この経験は決して無駄なではないと思う。今回得た経験をこれから災害ボランティアに参加する人に還元したり、振り返りをしたりと次に活かしたい。