活動報告
2024年11月4日(月)
活動先
お食事処 やぶ新橋店付近
活動内容
泥を土嚢に詰める作業
課題や改善点、感想
・本日は泥かきをおこないました。重労働ではありましたが、徐々に要領をつかんでうまく行えたと思います。草木や根っこの処理でした。スコップで掘り起こすのは大変なため、鎌などで切ったり、根っこの部分が硬いため簡単に除去できるといいと思いました。
・豪雨被害によって土砂降りを起こしている所が多く見られた。河川周りは被害が甚大で、泥や土が溜まっていた。住居の中にまで多くの土が侵食していた。土は異臭を放っており、防塵マスクの重要性を感じた。やることにキリがなく、あまり進んだという実感が湧かなかった。
・街をまわったときにまだ道路が隆起していたり、建物が倒壊した状態が見られ、現状を知ることができた。
・活動の道具として、草を切れるものを持っていくべきであった。あの土地を整備するのは、かなりの時間を要するため、人が圧倒的に足りないと感じた。
・夏休みにおこなった能登半島地震ボランティアよりも豪雨被害ボランティアのほうが終わりが見えないものであると感じた。想像していたよりも、被害は甚大なもので土を土嚢に入れて積み重ねるという単純作業でも疲労感が溜まった。気づいたこととしては、輪島市全体で夏よりも建物の解体が進んでおり、更地となっている部分が増えていた。
・水害の泥作業を行った。異臭もある中、被災者の方々のために学生たちが一生懸命に頑張って取り組んでいく中で、ボランティア活動の意義を深めていました。また、大変な中にもクールのメンバーで協力して、学生同士でコミュニケーションをとっていました。
また、学生たちが振り返りの中で、大変な事でも作業目標を持ち、工夫をしながら進めて行くことによって有意義な活動になっていくことをクールメンバーで共有していました。今後の活動にも生きていくことを期待しています。(教職員)
2024年11月5日(火)
活動先
輪島市内 個人宅
活動内容
水害に伴う倉庫整理(➀泥を土嚢へ入れる➁ごみ処分➂荷物整理など)
課題や改善点、感想
・依頼場所に向かう際道が塞がっていたりして少し時間がかかってしまった。Googleマップ上では問題なくても実際現地では災害によって塞がれていることもある。
・今回はボランティアセンターを通じて依頼主のところへ行き、作業をおこなった。倉庫のゴミ出しや泥かきを行い、無事終えることができました。今回は他の会社の方と同じグループでその方々の協力もあり、スムーズにできたと思います。依頼主の方にも感謝され、達成感がより一層感じられましたし、もっと頑張ろうと思いました。
・今回活動場所は山の中であったため、土砂崩れの跡が多く見受けられた。木などが薙ぎ倒され無惨な光景が広がっていた。活動した倉庫の中には多くの泥や土が堆積しており、中の多くのものが使用不可になってしまっていた。チームのリーダーをしてくださった方は、積極的に依頼者の方とコミュニケーションを取り、活動を円滑に進めるために、明確な指示を出してくださり、作業を終えることができた。このような対応は今後の活動で参考にしていきたいと感じた。今日の作業では、依頼者の方の要望を最後までやり遂げることができたため、達成感を味わうことができた。
・現地に向かう際に、QRコードにて地図を読み込んで向かいましたが、現在通行できない道もあり、予定より到着がおくれてしまいました。今回は、ナビへの住所入力が有効でしした。道路状況の情報共有が出来ると良いのではと思いました。
ボランティアセンターでの活動は、学生たちにとって1日のスケジュールが徹底されているため、動きやすかったようです。また、1日ごとの活動成果が目に見えるため、励みとなっていました。また、本日は、老夫婦より喜ばれ、達成感があっため、気持ちが充実していました。今後、ボランティア活動では、周りから評価されない活動にも充実感を持てるようになってもらえることを期待しています。(教職員)
2024年11月6日(水)
活動先
輪島市内 個人宅
活動内容
泥かき、土嚢処理及び被災地の現状と被災時の対応についてのご講演
課題や改善点、感想
・実質的な活動最終日にして、最も充実した時間を過ごせたと思う。今回の活動は山から崩れた土砂を土嚢袋に詰めて運搬するというものであったが、東北電力の方やSeRVの方達と協力し、滞りなく作業を進めることができた。泥自体はとても重く、なかなかの肉体労働ではあったが、コミュニケーションを取りながらの作業を行うことで、助け合いながら作業を行え、協力して活動する重要性を改めて実感した。依頼者の方にも物凄く感謝して頂いたことから、活動のやりがいと達成感を感じることができた。また能門さんのお話では、震災当時の貴重な実体験を聞くことができた。非常時には率先して行動することの重要性や、地域のつながりの強さが命を守ることに繋がるのだと認識できた。
・学生たちが一生懸命にボランティア活動を行っていることについて、ボランティアセンターに要望を出された依頼者がとても喜んでくださっていました。依頼者と学生が会話している姿を通じて、微笑ましい関係性を見ることができました。また、活動を共に行った東北電力のボランティアの方より、「東洋大学の学生さんたちとボランティア活動を一緒にできると、とても頑張ってくれて助かるよ」とボランティアの間で話題になったと聞きました。活動の姿勢をとても褒めていただき、より一層、活動に力が加わった感じがしました。
被災地の現状と被災時の対応についてのご講演を重蔵神社の能門様よりお話しを伺いました。被災時のとても貴重なお話しを伺い、当時の様子や被災時の対応などの話しがあり、今後、どの場所で起こるか分からない災害時の対応について、学生たちなりに考えておりました。(教職員)
・学生たちの懸命な活動により、被災地の方々やボランティア活動を実施している団体との信頼関係及びコミュニケーションから得られる良好な関係づくりは、ボランティア活動を行う上で不可欠であることを強く感じました。(教職員)