活動報告
2024年11月1日(金)
活動先
輪島市内の家屋
活動内容
家の側溝の泥の掻き出し
課題や改善点、感想
・東洋大学以外の団体の方々と一緒に活動したが、誰かが指揮を取る必要があり、意思疎通の必要性がある。
・今日は土嚢を運ぶ作業をずっとやっていたのですが、水を多く含んだ泥が入ったものは、持つと水が出てきて服がどろどろになってしまったため、水をなるべく含んでない状態の泥を土嚢に入れた方がいよいと気づきました。
・大人の人10人程度で泥かきを行い運搬したが、いくらやっても進んでいる感じがせず復興の難しさを感じた。
・ボランティアで県外からきている人たちみんなで様々な家の泥かきを行った。1時間程度の活動でもたくさんの土嚢と疲労がたまったが、全てを元通りにすることはできなかった。復興をするにはある程度元の状態にしなければ先に進めることはできないけれど、まず人手が足りていないと感じた。泥で汚くなり住めなくなってしまっている住人の方はとても明るく、こちらが元気をもらった。
・10ヶ月経った今でもまだまだ課題が残ったままで、この短い期間ですが何ができるか考えるきっかけになりました。
・人手不足が重要な課題。
・なんといっても地元の人々が心温かいと感じました。
2024年11月2日(土)
活動先
重蔵神社
活動内容
物資の整理、配給
感想・気づき
・「何に使うんだ」と思うような支援物資が大量にありました。個人がおむつ2枚とか食器とかを送られても困ると思います。食器は陶器の物を送るのではなく、紙食器やプラスチック食器を送るべきだと思いました。個人がバラバラに好きな物を送っても物資の保管の際にまとめにくく、また、配る際にも何から優先すべきか悩まされます。物を送るという形で支援するのではなく、企業に寄付して企業がまとまった物を寄付すべきだと思いました。配給の際に地域の方々と関わり、地域の方々の思いを聞くことができてよかったです。
・備蓄の整理の際に、仲間とコミュニケーションを取って円滑に物事を進めるスキルを得られた。
・テントの中の物資が散乱していて、整頓されていなかったため分類するのが大変だった。また、整頓されていないと配布できないため、物資は個人で送るのではなく、企業や団体ごとに送ることが被災地のためになるのではないのかと思った。本日は神社での配給もあったため、地域の方々とも少しお話をすることができたのがとてもよかった。
・備蓄の整理が大変だった。この支援物資は、誰から来ているのか、どの頻度でくるのか、誰にあげるのかを知りたい。確実に使わないものも届けられており、それは最終的にどこに行くのかが疑問。
2024年11月3日(日)
活動先
重蔵神社近くの空き地
活動内容
空き地の泥の撤去、土嚢の運搬
感想・気づき
・東洋大学の国際観光学部の方と合わせて11人で活動する中で、コミュニケーションをとり、効率よく作業することの大切さに気づきました。はじめは5人と先生とで作業していて、とても効率よく、土嚢の紐を結ぶのが間に合わないほどのスピード感でしたが、国際観光の方々がきて役割分担がスムーズにできず、一瞬スピードが落ちました。しかし、作業しながら会話していく中で、役割分担がしっかりできるようになり、最後は効率よく作業できるようになりました。また、能登さんのお話を聞き、市が全然動いていないことや、住民の方が市に対して不信感を抱いていることを知りました。
・東洋大のゼミグループと協力して泥を入れたり、運ぶ作業が本当に楽しくて、つらい体力仕事もやりがいを感じました。今回やった区画も全て終わらず、1日やってたったの10分の1にも満たしませんでした。ここだけでなく何万軒も同じように被害を受けている場所もあって、果てしない労力と人手が必要であると感じると共に、復興が何年もかかる理由が理解できました。
・今日は、能登さんから話を聞いた。当時のことや、現在のこと、自分たちがどのような活動をしていて、行政は何をしているかなどたくさんのことを知った。やはり、当事者から話を聞くということが重要だと思った。彼女はたくさんの苦しみや大変なことを味わっているが、それを乗り越えてみんなのために活動をしている。そういった団体に適切な支援が行き渡る事が重要だと思う。今回知った情報を私はより正確に伝えることが使命だと感じた。
・土砂の中に瓦はブロック塀等があり、洪水は単なる水が増えるのではなく他の危険な物を含んでおり、洪水に巻き込まれると大変だと感じた。能門さんとお話をして、改めて行政が市民に働きかけることの重要性を感じた。