「複数回の訪問のせいか、震災当時の話しよりも、日常の話しや地域の歴史、昔の思い出などが話題の中心となり、普通の話し相手になることが求められているようだった。大学生との交流を楽しみにしている参加者が複数おり、訪問する側も、構えずに楽しませようと言う気持ちで臨めばよいのだと感じた。」
「お祭りは震災があったことを忘れさせるようないい意味で日常を感じる時間であった。「復興を目指す」のではなく、「日常を創り直す」とか「新たな日常を創る」ために頑張っているように感じた。この経験から、継続的な支援を続けていきたいと再び考えるようになった。」
「最初に納屋を見た時、住まいを優先してやった方がいいのにと思いました。しかし、全体の作業を通して考えは一変しました。納屋でも誰かの思い出の場所である、また、いつか片付けをしないと動物や生き物、雨などでリスクが高まるということに気づくことが出来ました。」
本学は、2024年1月1日に発生した能登半島地震の復興支援活動を継続的に行ってまいりました。被災地では、生活の再建に向けた努力が続けられていますが、発災から1年が経過した現在も、人手や資源の不足が大きな課題となっています。
そこで、短期的な支援にとどまらず、能登半島地域の持続可能な復興を目指し、地域との継続的なつながりを築くため、2コースに分かれて活動を実施しました。
珠洲・輪島コース①
2025年4月28日(月)~5月2日(金)
阿岸第一団地 談話室、輪島VC、ピースウィンズジャパン、ピースボート他
珠洲・輪島コース②
2025年4月28日(月)~5月2日(金)
大坊生活改善センター、輪島VC、ピースウィンズジャパン、ピースボート他
学生 8名 教職員 3名 合計 11名
能登の國・輪島 重蔵神社
輪島市ボランティアセンター
珠洲市ボランティアセンター
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン