本回収から子どもたちの笑顔に

　11月2日（土）、11月3日（日）東洋大学赤羽台祭にて、東洋大学SDGｓアンバサダー赤羽台チーム主催のもと「本回収」企画を実施した。当企画は、文京区地域公益活動ネットワーク「夢の本箱」を、赤羽台祭で実施したいという学生の声から実現した。

　「夢の本箱」は文京区社会福祉協議会の取り組みで、読み終えた本の寄付を募り、株式会社ブックオフが換金し、地域の子ども食堂等の団体資金に役立てるシステムとなっている。今回、赤羽台祭で実施をした目的は学生、地域住民への「夢の本箱」の実施と、周知を行うためである。当企画を知ることで、新たな取り組みが生まれることも期待している。

　東洋大学SDGｓアンバサダー赤羽台チームは、2023年度の赤羽台祭で「衣服の回収」を実施した。そこでの経験を活かし、地域への周知と事前回収を実施した。地域への周知は、北区社会福祉協議会協力のもと、桐ヶ丘中央商店街、ヌーヴェル赤羽台に学生が作成したポスターを掲示した。赤羽台祭当日に来場できない方のために、10/24(木)～11/1(金)に、東洋大学赤羽台キャンパスWELLB HUB-2 1階入り口と東洋大学白山キャンパス 甫水会館 1階 ボランティア支援室の2カ所に、箱を設置し事前回収を実施した。

　赤羽台祭当日は、黄色の装飾をしたポストを作り来場者に本を寄付していただいた。地域住民、学生、教職員、東洋大学図書館からの協力を得て、合計88冊の本を集めることができた。

　当企画の実施により、様々な形で社会貢献ができると学んだ。次年度の赤羽台祭では、一層レベルアップした企画の実施を目標としたい。