日時:2025年4月22日(火)、23日(水) 11:00~16:00
会場:東洋大学 白山キャンパス 1号館エレベーター前、6号館学生部前
参加者:Smile F LAOS 25名
来場者数 約55人
販売数 80個 完売
私たちの販売会は、単にコーヒーを購入してもらうことが目的ではなく、その背後にあるフェアトレードの価値や、ラオスの子供たちへの支援の重要性を伝えることを目指しています。展示を通じて来場者に以下の4点のような気づきを促したいと考え、販売会を実施しました。
①フェアトレードの意味と影響
コーヒーを購入することは、単なる取引ではなく、生産者の生活を支え、適正な労働環境と公正な価格を保証することです。フェアトレードに参加することで、消費者として自身の選択が、世界のどこかの地域でポジティブな影響を与えているという意識を持ってほしいと考えました。
②ラオスの現状と教育支援の必要性
昨年12月に実施したばかりのスタディーツアーで私たちが目にしたラオスの教育環境や、生活状況の現実を展示で紹介し、教育支援の必要性の理解を促しました。子供たちが質の高い教育を受けられない状況が、将来の職業選択にどのような影響を与えているのかを感じてもらい、私たちの支援活動の意義を理解してもらうことが重要と考えます。またそこから自分たちが受けてきた日本の教育の良い面、悪い面において考えるきっかけとしても機能すればいいなと思います。
③コーヒーを通じた支援のつながり
展示や販売会を通して、販売されているコーヒーが、現地の農家やラオスの子供たちの未来にどのように繋がっているか、興味を持つきっかけになればと思います。日常で何気なくしている単なる消費行動が、遠い国での持続的な発展に繋がるのだということを感じ取っていただけたかと思います。
④私たちの日常と世界のつながり
ラオスでの現実を通じて、「私たちの日常の選択が、どのように他国の人々の暮らしに影響しているのか」を実感してもらうことが大切だと考えました。自分が日々飲むコーヒーの背景にあるストーリーを知ることで自分たちの生活が世界の一部であることを感じ取ってもらいたいです。
私たちの販売会を通して、コーヒーを買って終わりではなく、その背後にあるストーリーに共感し、自分にできる他の支援方法を考えるきっかけになればうれしいです。