東洋大学人間科学総合研究所
支援者のための相談室
「わんわん読書タイム」を開催しました
(社会福祉学専門演習I・III【佐藤ゼミ・川原ゼミほか】、人間科学総合研究所、赤羽台図書館、JAHA等)
東洋大学人間科学総合研究所
支援者のための相談室
「わんわん読書タイム」を開催しました
(社会福祉学専門演習I・III【佐藤ゼミ・川原ゼミほか】、人間科学総合研究所、赤羽台図書館、JAHA等)
2026年7月4日(土)13:00から15:00まで、東洋大学赤羽台キャンパス図書館にて、「わんわん読書タイム」を開催しました。本企画は今回で4回目となり、川原ゼミ・佐藤ゼミの学生が中心となって運営を行いました。当日は、公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)の協力のもと、チャオちゃん(ゴールデンレトリバー)、ルーチェちゃん(ハバニーズ)、パリスくん(ビション・フリーゼ)、まなちゃん(シェルティ)の4頭が参加し、小学生から中学生までの子ども6名と大学生約15名が交流しました。
「わんわん読書タイム」は、アメリカで始まったR.E.A.D.プログラムをもとにした活動です。子どもたちが犬に本を読み聞かせることで、読書への意欲や自己肯定感を育むことを目的としています。
当日はまず、JAHAのスタッフの方から犬との接し方について学びました。散歩中の犬に触れたいときは飼い主に声をかけてから犬に手の匂いを嗅いでもらうことや、リードを付けていない犬が近づいてきた際には「木になる」姿勢で落ち着いて対応することなどを、子どもたちと大学生が実際に体験しながら学びました。
その後は、子ども一人一人が犬とペアになり、自分で選んだ絵本を読み聞かせました。最初は緊張した様子だった子どもたちも、犬と触れ合ううちに次第に笑顔が増え、楽しそうに本を読む姿が見られました。中でも、大きなゴールデンレトリバーのチャオちゃんに合わせて「大きな絵本を読んであげたい」と絵本を選んだ子どもの姿が印象的で、犬を思いやる優しい気持ちに心が温まりました。
読み聞かせと並行して、大学生と子どもが混合チームとなりモルックも行いました。子どもたちが高得点を決めるたびに歓声が上がり、世代を超えた交流を楽しむ様子が見られました。
今回の活動を通して、動物がいることで子どもたちの緊張が和らぎ、自ら積極的に大学生へ話しかける姿が増えていく様子を間近で見ることができました。動物との触れ合いが子どもの安心感や自己表現を引き出すきっかけとなることを改めて実感するとともに、アニマルセラピーが持つ力を学ぶ貴重な機会となりました。今後も地域の方々との交流を大切にしながら、このような活動を継続していきたいと考えています。
記事作成:(文章)福祉社会デザイン学部社会福祉学科4年 武田涼太郎
(写真)福祉社会デザイン学部社会福祉学科3年 武田瑞姫、関本颯