2022.10.31|MON
2022.10.31|MON
若手研究者たちがSDGsの問題群を考察するシリーズ
SDGsがかかげるテーマの意義や重要性を文学・歴史・言語・哲学など「人文学」から検討し「誰一人取り残されない」未来をめざします
2022年12月10日(土)14:00-15:30
オンライン開催(ZOOM)
伝統中国において庶民の習俗としての進香は実質的に宋代頃に開花し、明代以降進香の集団化・組織化とともに成熟し、現代においても連綿と行われていた。ふつうこの巡礼は朝山進香と呼ばれる。いっぽう明清時代になると数多くの日用類書がみられ、代表的なのは『新刻天下四民便覧三台萬用正宗』であり、その内容も商旅門・律令門・算法門・僧道門・医学門・農桑門等、多彩である。このほか路程書とも称される『新刻客商一覧醒迷天下水陸路程』などや僧侶による巡礼ガイド『叅學知津』も公にされた。本報告では、こうした基層社会をつたえるテキストと民衆、僧侶の進香についていくつかの視角から考察したい。
無料
https://forms.gle/9Yh9zFWLDReVDeNw5
高校生・大学生など若いみなさん、あるいは一般の方々など、多くの方のご参加をお待ちしております
ポスターのデータはこちら
お問い合わせ先:
ihs.sdgs@gmail.com