第27回 今年の三歳馬
今年の3歳世代はかなり強いといわれております。
先週はその一端が見えました。
夏競馬の開催とともに3歳馬と古馬の混合戦もスタートしました。
そうすると3歳馬がどんどん馬券に絡んだ印象が残りました。
斤量が恵まれているのは確かです。3歳牝馬で▲の見習い騎手を乗せれば49kgで出走できます。
ハンデ戦でも見なくなった斤量で走れるのですから、有利な事は誰にでも分かります。
しかし馬券に絡んだ3歳馬のこれまでの戦績を見てみると、なんで来るのと思えるのまで来ています。
今週は3歳限定の500万で入着もしてない馬が、混合戦での激走を何度も見ましたよ。
思い過ごしでないのかを、数字で見てみましょう。
混合戦が始まる第一週目での3歳世代の成績
2010年(現3歳世代)11- 12- 7- 46/ 76 勝率14.5% 連対率30.3% 複勝率39.5%
2009年(現4歳世代) 8- 3- 3- 53/ 67 勝率11.9% 連対率16.4% 複勝率20.9%
2008年(現5歳世代) 8- 4- 6- 56/ 74 勝率10.8% 連対率16.2% 複勝率24.3%
2007年(現6歳世代) 6- 7- 9- 70/ 92 勝率 6.5% 連対率14.1% 複勝率23.9%
2006年(現7歳世代) 7- 8- 3- 66/ 84 勝率 8.3% 連対率17.9% 複勝率21.4%
今年は3歳馬というだけで約4割、馬券に絡んでいます。連対率が際立って高いのも分かります。
第一週だけで判断するのは早計ですが、過去5年間と違う事だけは間違いありません。
今週も3歳馬には目が離せないどころか、堂々、馬券の主役になるでしょう。
2010年6月22日