第32回 競馬に少ししか関係ない話
今週の競馬は難しすぎると思いませんか?私は非常に難解なレースばかりだと思っております。
強い馬が勝つという原則が大きく揺らいでいるように思えます。
前回、馬もサボるなんて書いたもんだからそれが現実になってしまった感があります。
よって本日のレースは見(ケン)を決める事にしました。
こんな時だから競馬には関係ない事でも書こうと思います。
今週のニュースで大きく報道されたのは大韓航空爆破犯が来日した件でしたね。
あれだけのことをして、特赦を受けられ、放免されているのはどうしてなのでしょうね。
必殺仕事人でいう直接、手を下さない「かよ(鮎川いずみ)」の立場だからでしょうか。
事件当時、小学生だった私は、美人はいつ、どんな過酷な状況に至っても絶対的に得なのだと悟ったものです。
ニュースでは、100人以上殺したテロリストをリゾート地に連れて行き、話を聞いてみたら、
新たな情報は全く無く、飯食べさせてお土産持たせて帰らせた、何事だ、のような論調が殆どです。
時期が悪かったですよね。死者が何人も出るような酷暑の最中、涼しい軽井沢に滞在、
ヘリで富士山遊覧、渋滞は無く信号で止まることのない快適ドライブ、帝国ホテルで宿泊等。
全て警備上、仕方のない事だと思うのですが、この暑さが引き金で、妬む方もいるでしょうね。
アフリカで内戦が多いのは、暑さからくるイライラも原因なんて事を聞いた事もありますし。
いっそ軽井沢じゃなく竹島でやれば、あちらの国だけが大騒ぎになり、
こちらは高みの見物を決め込んで、さわやかなニュースになったのに。
それと大相撲と暴力団の黒い関係のニュースが多かったと思います。
もう、なにも書く事もないのですが面白いインタビューがあったので紹介します。
解雇になった元・大嶽親方(貴闘力)が博打を熱く語っております。
・FLASHから
7月4日の解雇処分以来、公の場に姿を現わさなかった元・大嶽親方(42)がついに口を開いた。
角界追放の真相から自身の破天荒すぎるギャンブル狂いまでとかけてそこには驚愕の事実も浮かび上がってきた。
――ギャンブルにノメり込んだきっかけは?
「本格的にハマりはじめたのは、十両に昇進したとき。十両に上がると化粧回しや回しを作るから、
支度金が300万円くらいかかる。それは自分で用意するんですよ。
父親(故人。元ヤクザだった)が『後援会を作る。ヤクザを入れてもいいのか?』と言うと、
藤島親方(当時)が『おやっさん、それだけは勘弁してくれ』って。
俺も九州に帰って、父親と一緒に一般の人で後援会を作って、350万円くらい集めたんですよ。
さあ東京に戻ろうとなったら、父親に『人に貸した』と言って逃げられてね。
藤島親方に『サラ金に借りるから保証人になってくれ』と頼んだら、
なぜか『バカヤロー!』と2発パンチを食らわされた。
それで、『じゃあ300万円貸してくれ』と言ったら、また『バカヤロー!』って叩かれてさ。
でも、お金は用意しなきゃいけない。全財産で10万円しかなかった。
『これを300万円にしなきゃいかん』と札束を握って、一人で大井競馬場に行ったんですよ。
そしたら、400万円儲けたんですよ。
そのお金で化粧回しを作った。これが初めての競馬だった。
それまでは1日15時間くらい稽古していたのに、それ以来、競馬にハマっていったね。
――今まででいちばん大きい賭け金は?
「競馬だったら、1点買いで800万円ぐらい賭けたことがある。
負けたけどね。馬の名前なんて、覚えてないよ。
だって、1週間前の昼メシなんだった?というのと同じ感覚だから。
1億円勝つところを、鼻差で負けたこともあったね。もう血が出るほど叫んだよ。
シドニーに巡業に行ったとき、カジノで負けまくって、5万円しかなくなったことがあった。
でも、そこから最終的に4千800万円にしたこともありましたよ。
海外巡業はいつも楽しみだったな。カジノに行けるから」
――人生におけるギャンブル収支は?
「そりゃ、5億円くらい負けてるでしょ」
http://news.ameba.jp/flash/2010/07/74386.html より
解雇されて反省なんかする事ないと私は思っておりましたが、全く反省の色が見えないのが、まずよろしい。
英語で言うhot and crazyですよ(けっして悪い意味ばかりではないですよ)。
初めて作る化粧回しを種銭10万で400万にしたって言うのが凄い。
5000円が5600円になった私のビギナーズラックとは訳が違います。
10万を100万には、相当頑張れば可能な事だと思うのですが、200万以上になると殆ど無理です。
200万円が、200円や2000円にしか、見えない人(破滅型賭博者)や感じない人(富豪)でないと
レートにびびり、自滅するからです。この時から元・大嶽親方(42)は破滅型の道を走っていたのですね。
ちなみに帰りの電車賃も賭けてしまう人間は破滅型賭博者で、波乱万丈の人生を歩むと言われます。
勝つのも負けるのも振り子が大きくなります。
逆に電車賃はもとより、晩御飯代、飲み代まで考えてから
金を張る計画的賭博者は、基本的には賭け事には向きません。
計画的賭博者が博打にのめりこむと悲惨です。勝負に負けると、
深く反省、チャラでいいから取り戻そうと努力、どうにかして金を工面、という
負の連鎖を気付きません。根が真面目であればあるほど負は大きくなります。
最終レースで今日の負けを取り戻すべく、チャラでいいと賭ける方は要注意かも。
5万円から4800万円への逆転も博打好きにはたまらない話ですよね。
外国で4800万勝って、その金を持って帰国できるのかな?などど無粋な事を言ってはいけません。
「プロレスは八百長」と声高に主張するのと同じです。
こういう話は壮大であれば壮大であるほど面白いんですから。
正しい税務申告が行われている方なら生涯で5億円負けとは言えないはずですしね。
最終レースで大逆転勝利しても、その金は次週の平場で溶けるのが常です。
大逆転した時の金ほど、大事に大事に使わなければなりません。
できれば博打には使ってはいけないお金なんです(全て私の経験則ですので、信憑性は大いに怪しいですが)。
4800万を大事に持っていれば、一人の大関だけは救えたかもしれませんね。
もしかしたら自分の首だって繋がっていたかも。熱さと引き換えに大きなものを失ってしまいました。
暑さも熱さもほどほどでないと、色々狂わされますね。
今週も酷暑が続きます。毎日、熱中症の死者数が発表されています。
暑くて死んでしまう時代です。くれぐれも暑さにはご注意を、熱さは自己責任ですよ。
2010年7月25日