第41回 ブリーダーズGC
昨日、第22回ブリーダーズゴールドカップが門別競馬場で行われました。
見事、シルクメビウスが強烈な末脚で快勝し、5着までJRA勢が占めるという
お決まりの決着でした。全着順は以下の通り。映像はこちら。
1着 シルクメビウス JRA 牡4 57.0 田中博(JRA)領家政
2着 カネヒキリ JRA 牡8 58.0 横山典(JRA)角居勝
3着 マイネルアワグラス JRA 牡6 56.0 松岡正(JRA)稲葉隆
4着 オーロマイスター JRA 牡5 56.0 吉田豊(JRA)大久洋
5着 ロールオブザダイス JRA 牡5 56.0 ホワイ(JRA)角居勝
6着 グランシュヴァリエ 高知 牡5 56.0 小国博(北海道)雑賀正
7着 アドマイヤフジ 船橋 牡8 57.0 戸崎圭(大井)川島正
8着 ラプレ 北海道 牡5 56.0 五十冬(北海道)桑原義
9着 ジョインアゲン 高知 牡8 56.0 小嶋久(北海道)雑賀正
10着 サクラシコウテイ 北海道 牡5 56.0 佐々国(北海道)若松平
11着 クロスウォーター 北海道 牝5 54.0 笹木美(北海道)伊藤靖
12着 エイシンイッパツ 岩手 牡6 56.0 高松亮(岩手)瀬戸幸
13着 ダイイチアトム 北海道 牡9 56.0 岩橋勇(北海道)成田春
戦前の予想はカネヒキリが高い評価を受けていました。オッズはなんと1.2倍です
(地方競馬の単勝オッズはキャパの問題から全く当てになりませんが)。
10年前ならば8歳馬(当時なら9歳馬)にここまで人気が集中する事は無かった事ですよね。
近年の高齢馬(というか中年馬)の活躍もありますし、カネヒキリは長期休養から
復帰した1戦以外で馬券圏内から消える事がありませんからね。堅実さを買われたのでしょう。
一方、2番人気のシルクメビウスはダートではめずらしい差し追込脚質の馬です。
騎手がヘマしなければ確実に伸びる末脚は現役No.1だと思いますが、騎乗者がね・・・。
長くコンビになっていますから今後、よっぽどの事がない限り乗り替わりはないと思いますが
常に馬群をさばけず抜け出せないリスクを背負っております(現に負けた時の敗因は人災だけ)。
しかしこのレースでは、リスクはありませんでした。前走の東海Sを見ているようでした。
大外に持ち出すのは不利ですが、不利を覆すだけの末脚があるのですから
次は気取って内を突くような事をせず、ワンパターンでお願いします。
層が厚いダート界の中でもシルクメビウスは、かなり強いと思います。
末脚も相当な切れですから、映像を是非、見てください。
カネヒキリは確かに強かったです。しかしスピードは足りなくなってきているかも。
マークされて、カマされたりすると、ついて行けないようなので、やはり年かも。
もしカネヒキリが種牡馬になって入ってくるであろう種付け料より
地方競馬で楽に走った方がお金は稼げるでしょうから、
今後もスマートファルコンと一緒にドサ回りに精を出してください。
今回、久しぶりに地方交流レースを買ってみたので感想を書いてみました。
買った馬券はシルクメビウスの単勝。鞍上のやっちゃったが無い事だけを祈りながら見ていました。
田中博騎手、これを勝つまで2ヶ月以上勝ち星がありませんでした。2着も2回だけです。
しかも全て2歳新馬戦の芝のレースなのです。2ヶ月前の勝利も新馬戦です。
その前の勝利は東海S。ダート駄目、若駒以外は駄目という事は、どういう事だろうと思っておりました。
昨日の騎乗を見る限りでは、馬の力が上ならちゃんと来ると分かりました。
しかし本日、新たな問題が発生しました。私が追いかけている3歳の未勝利馬に
今週、田中博が乗る事になってしまいました。蛯名が何で降りてしまったのかもよくわかりません。
ここは一つ、田中博が今まで乗れていないのは、全部、馬のせいにしまして、今回も賭けみます。
おそらく田中博に1週間で2回も勝負する事は、今後は一切ないでしょうね。
結果は乞うご期待。
きっとブリダーズGCの儲けは消えてしまうんだろうな。
消えるどころか足が出てしまうでしょうね。
2010年8月13日