境内末社のご案内

お末社とは、本社に付属する小さな神社のことで、土地や御祭神に縁故のある系統の神さまをおまつりしております。

当神社の境内には、御本殿にお鎮まりになっておられます三柱の御祭神(菅原道真公・天児屋命・金山彦命)の他にも、九柱の神様をおまつりしているお末社がございます。

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■大日神社■

【ご祭神】天照大御神(あまてらすおおみかみ)【総本社】伊勢の神宮【ご神徳】天照大御神は、八百万の神々の中で最高至貴とされる大御神です。皇室の御遠祖であり、日本国民全ての大祖神(おおおやがみ)であるその御神徳は多岐にわたり、全ての人々を照らし、田畑を耕して農作物を産し、養蚕・織物を奨めるなどして衣食住を満たし、安定した国土を経営したことに因んで、国土安泰・開運隆盛・勝運合格・子授安産・厄災消除など、列挙すればまだまだ多くの御神徳が古文書・古記録に多々記されています。

■三峯神社■

【ご祭神】伊邪那岐命(いざなぎのみこと)【総本社】三峯神社(埼玉県秩父市)【ご神徳】天地が創造された後に、伊邪那岐命と伊邪那美命がお生まれになり、ご夫婦で協力して、風・木・山・野の神様を次々と生み出しました。伊邪那岐命はその神話のご活躍から、国土安泰、子孫繁栄、家内安全、五穀豊穣など多彩な御神徳があり、人々の信仰を集めています。

■雷電社■

【ご祭神】賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)【総本社】上賀茂神社(京都市北区)【ご神徳】雷は恵みの雨を降らせることから、この土地の農業を守る神様としての色合いが強くございます。また、雷(いかづち)の御神威により厄を祓い、あらゆる災難を除く厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されており、桓武天皇の御代に都が京都に遷されて以来、皇城鎮護の神、鬼門の守り神、総地主の神としても崇められ、建築関係等の方除祈願に御神徳ありとされております。

■稲荷神社■ ■東照宮■

【ご祭神】稲荷神社:豊受姫命(とようけひめのみこと)/東照宮:徳川家康公(とくがわいえやすこう)【総本社】稲荷神社:伏見稲荷大社(京都市)/東照宮:日光東照宮(栃木県日光市)

【ご神徳】

稲荷神社:穀物を司る神様で、特に稲の精霊として信仰されています。「稲荷(いなり)」は「稲生り(いねなり)」が転化したものと考えられており、特に稲は日本人にとって大切な食物で、豊かさはお米の量で決まっていました。そのことから、商売繁盛・五穀豊穣の神様として厚い信仰を集めています。また、安産や万病平癒、学業成就などにも御利益があります。

東照宮:家康公は、幼い時分から人質にとられ大変な苦労をされましたが、困難に耐え、堅忍自重、時節の到来を待って、混乱の社会に新たな秩序をつくり、学問をすすめ、産業をおこし、国民生活の安定を図り、江戸時代260余年にわたる輝く文化と、平和の基礎を確立され、近代日本の進展に偉大な寄与をされました。75才をもって駿府城で薨去されましたが、朝廷より東照大権現の神号宣下があり、神に祀られました。学業成就、出世開運、商売繁盛、家内安全、延命祈願などに御神徳がございます。

■八幡神社■

【ご祭神】誉田別命/応神天皇(ほんだわけのみこと/おうじんてんのう)【総本社】宇佐八幡宮(大分県宇佐市)【ご神徳】誉田別命(応神天皇)は文学、織物、裁縫、鍛冶、造船など、積極的に外国の技術を取り入れられ、日本の産業を大きく発展させました。さらに『古事記』では130歳、『日本書紀』では110歳というご長寿であったと記されています。そのご活躍ぶりが後世に伝えられ、特に国家の守護神として尊敬されてきました。また、源氏の氏神として、古来より武家の篤い信仰を集め、各地におまつりされるようになりました。家内安全・交通安全・厄除開運・安産・合格祈願・勝運・長寿…などにご神徳がございます。

■弁天様■

【ご祭神】市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)【総本社】厳島神社(広島県廿日市市)・宗像大社(福岡県宗像市)【ご神徳】須佐男命からお生まれになった市杵嶋姫命は、宗像三女神という三姉妹の真ん中の女神様です。中でもその美しさが抜きん出ていたのが市杵嶋姫命でした。そのため、七福神の弁天様にも見立てられている訳です。市杵島姫命を始めこの三姉妹の女神様は海の神様、主に航海安全を守る神様であり、また弁天様としての御神徳は、芸事上達、安産、女性の守護などがあります。

■疫社二社■

【ご祭神】不詳

【総本社】―――

【ご神徳】詳しいご由緒は残っておりませんが、疫病・病気・怪我を癒し、身体健全・病気平癒にご神徳があると言い伝えられております。

■祖霊社■

【ご祭神】東蕗田氏子の神霊

【総本社】―――

【ご神徳】東蕗田の氏子さんのご先祖様方の祖霊をおまつりしております。この東蕗田の地を見守り、今に生きるご家族を見守っておられますので、感謝の気持ちを込めてお参りし、その御霊が安らかたらんことを祈るお社でございます。