安産祈願

妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産を祈る「着帯のお祝い」の風習があります。 「着帯のお祝い」とは、胎児の健全な発育を願い、妊婦が白布の腹帯(赤ちゃんが岩のように丈夫に育ちますようにとの意味のこめられた岩田帯)を締めるお祝いです。懐妊5ヶ月目の戌の日を選ぶのは、犬のお産が軽い(安産)ということにあやかりたいという願いからでしょう。そして「安産祈願」とは、子宝に恵まれたことを神様に感謝し、母体の安全と無事に赤ちゃんが生まれることを願って神様にお祈りする儀礼ですが、この祈願を、着帯のお祝いの日に合わせて行うことが多いようです。

当神社では、安産祈願の際に腹帯をご持参された方々には、ご神前にて併せてお祓いをしております。

ご祈願お申込み

※なお当神社には、女性神職がおりますので、ご不明点はお気軽にお尋ねください。

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令和3年 戌の日カレンダー

赤字は、大安の日を示しています。

■腹帯のまき方■

1・端を内側にして、包帯を巻くように1周まきます。

2・一番端の巻き始めの部分を中に折りこんで2周目をまきます。(あまりきつく締めないよう注意してください)

3・真ん中あるいは脇で上に折り曲げ、さらに腰に回します。

4・3の折り曲げ方を繰り返し、下から上にまき上げます。

5・完成。端は安全ピンで留めても構いませんが、嫌な方は折り曲げて中に折込むと良いです。

■よくあるご質問■

・戌の日や大安の日以外でも大丈夫でしょうか。

→当神社にお休みはございませんので、9時~17時の時間帯はいつでも安産祈願を承っております。

どんな日でも神さまの御神徳は同じように受けられますし、神さまの力が六曜のお日柄によって左右されるということはございませんのでご安心ください。

あとはそれぞれのお考え方だと存じますが、何より妊婦さんの体調を十分に考え、またご一緒にお祝いなさるご家族様の都合の良い日をお選びになるのが一番よろしいかと存じます。

・遠方によりお参りに行けないのですが…。

→実際に神社に参詣し、切なる願いを神様に捧げることが何よりでございますので、ご来社していただくのが一番です。

ただ、お身体の具合の都合や、遠方でどうしても参拝できない場合など…そのような状況を鑑み、当神社のご利益を頂きたいという方にのみ、神職がご神前にてご祈願者様の御祈祷を斎行し、御祓いをしたお神札、お守を郵送にてお頒ちするという形を取っております。

その際は、住所・妊婦さんの氏名・生年月日・出産予定日・お電話番号を明記の上、現金書留にて御祈祷料をお包みいただき、郵送でお送りくださいませ。なお郵送料はご負担いただいております。

何卒ご理解をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。詳しくはお問い合わせください。

・何か持って行くものはありますか?

→ご持参いただくものは特にございませんが、ご用意の腹帯があればお持ちください。

ご神前にお供えし、お祓いいたします。

・無事、赤ちゃんが生まれました!御礼参りに行きたいのですが、いつ頃が良いですか?

→誠におめでとうございます。御礼参りの時期は特に決まっておりません。赤ちゃんが生まれてすぐにご両親やご主人様がお参りにいらっしゃったり、初宮詣と兼ねてご家族様お揃いでいらっしゃったりと様々です。赤ちゃんの体調とお母さんの体調を1番に考え、気候が良い時、ご家族様のご都合のよろしい時にご参拝ください。