よくあるご質問(方位編)

鑑定でよくあるご質問

■方位編■

Q・年回りが悪いのですが、引っ越しをしても大丈夫でしょうか?

年回りが悪い時というのは、ご自身が「厄年」「方位除け」の年回りに当たっている際です。

日本には古来から、人生の節目を「厄年」として忌み慎む習わしがあります。厄年とは、現代の生活にもあてはまる人生の節目・転換期にあたり、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢、また人間の一生のうち、何らかの厄難に遭遇する恐れの多い年齢をいい、医学の発達した現代においてもなお、万事に慎むべき年齢として、人々に意識されています。

また星まわりが中央・北・北東・西南に位置する年齢は、運気が低迷する年といわれており、方位除けの年回りといわれております。

そのような年回りの際は、お引越しをはじめ何か新規事を始めることなどはおすすめいたしておりません。しかしながら、やむを得ない事情があったり、ご本人様がご納得の上であるならば、吉方取りと併せて家相の、できる限りのアドバイスをさせていただいております。

Q・良縁を求めておりますが、そのような吉兆現象を得られる方位取りはありますか?

恋愛だけでなく、ご縁とは不思議なものでございます。人間の知恵、才能、努力を超越した「時間」と「場所」で起きる事象を人は「運」と呼んでおります。人生の岐路に立った時には、以下に記したような、人それぞれに目的や希望があるものです。吉方取りをする際は、ご自分の希望に沿った良いご縁ができやすい方位を使用するとなお良いでしょう。

1・現在より、より良く発展したい場合

2・良い縁談を得たい場合

3・知能的に発展したい場合

4・不動産に関して成功を納めたい場合

5・財産、金運に恵まれたい場合

6・投機、資本金に恵まれたい場合

7・交際を広げ、良い交際に恵まれたい場合

8・貯蓄ができるようになりたい場合

ただ、願望によって「その縁ができやすい方位」はありますが、まず大切なことは、ご自身に災難がないようにすることであり、その中でご自身の生き方を充実させることかと存じます。即物的な目的に固執するのではなく、何事も感謝の心を養い、豊かな人生を創造していく目的でお考えいただいた方が賢明でしょう。気学は、事前に悪い運命を避け、幸運な運命を開く学術でございますので、前向きな心でご活用ください。

Q・近距離の引越しでも方位を見るべきですか?

結論から申し上げるなら、答えは「YES」です。例え隣近所に引っ越すことであろうとも、移転の方位は、近くても必ず影響があります。私の先生は「引っ越せなくても吉方取りをしたいなら、家の中で寝室を変えることも方法の一つ。」と仰っていたくらいですから、近距離の引越しでも方位はしっかり見るべきです。私も寝室を変えるという「究極の吉方取り」を自ら人体実験しているところですが、今現在、その吉方の恩恵をしみじみ感じております。

Q・吉方取りの為に方違えをしたいのですが、期間はどのくらい必要ですか?

「方違え」とは、どうしても悪い方位に動かなければならない時、直接その方角に行くのではなく、廻り道(仮移転)をしてから動く方法です。吉方の方角へ移動し、また吉方で目的地にたどり着く方法の為、凶方は犯していないことになります。ただ、仮移転したその場所には、少なくとも3か月は住まうことが必要です。

「引越し(移転)は魂の移動」とも呼ばれており、その魂の根がその地に着くまでは、このくらいの期間が必要なのです。魂の根が着かないうちに移転したのでは、吉方取りとして全く意味がないことですのでお気を付けください。

Q・吉方取りをするのですが、子供にとって吉方ではありません。大丈夫ですか?

吉方取りをする場合、ご家族様全員の吉方取りができれば1番良いことですが、それが叶わないことも多々ございます。そんな時、優先するのはやはり一家の大黒柱となる世帯主様でございますから、どうしてもお子様の吉方がとれずに心配になってしまうお気持ち、お察し申し上げます。これにつきましては、お子様の年齢やおかれている状況によっても少々変わって参ります。

・9歳までの子供さんがいる

→まだまだ親御さんの庇護の下お育ちでございますので、子供にとって凶方でも親御さんが吉方取りをしていれば、その良い力が子供にも及ぶと考えて大丈夫です。

ただ引っ越しをする場合は、小児殺の方位にだけは気をつけねばなりません。突発的な事故や病気などが懸念される、子供にとっての大凶方位です。

受験を控えていたり、病気で手術を控えていたり、近々大事なことがある子供さんがいる

→近々、以上のような人生の転機になるような大事な出来事が控えていた場合には、子供さんの為にも吉方をとってあげた方が良いでしょう。言わずもがな吉方を取ると運気が上がりますので、今後の子供さんの人生において良い運が味方してくれます。

子供さんの場合は、それぞれの状況を鑑みて判断することとなります。基本的には、お父様お母様が吉方取りをしていれば大丈夫ですが、9歳以下の子供さんがいる場合は小児殺に気をつけねばなりませんので、方位鑑定をご依頼される場合は、自分達だけではなく、家族全員の生年月日を伝えることをおすすめいたします。

Q・会社を経営しているのですが、会社を移転する場合はどのように吉方取りをしたら良いですか?

こちらは、今の会社から方角を見るのか?社長さんの自宅から方角をみるのか?という質問です。

これは、会社を経営している代表者(社長)のご自宅から見て吉方取りをします。あくまでも生活している場所を中心にして見ます。

「新しく支店をつくる」「新しい倉庫を建てたい」などの場合も同様です。

Q・様々な事情でどうしても凶方に引っ越さなければならないのですが…。

進学や仕事の転勤など、自分で移転場所を決められない場合は、多少はその凶作用も薄らぐといわれてはおりますが、ご自分で移転場所を決めた場合には方位の影響を被ることになりますので注意が必要です。1度移転をし、ある方位を使ったとしたならば、それを消すことはできません。つまり凶方へ行った後に大吉方に行ったとしても、悪いことも良いことも両方あるということですから、どうしてもという場合でも、せめて完全に吉方にならなくても、年盤と月盤で五大凶殺方位(五黄殺、暗剣殺、破、本命殺、本命的殺)は避けた方が無難でしょう。引越しを考えている場合は、引越したい時期に必ず吉方がとれるわけではございませんから、前もって余裕をもった計画を立てることが肝要です。どうしてもその凶方位にあたってしまうことが不安でしたら、以下のことをアドバイスさせていただいております。

・お引越しをする前に、神社で方位除のご祈祷や御守をお受けになること。

(日頃お守りくださっているお住まいの近くの氏神様にお参りください。もし神職さんが常駐していない場合は氏神様にお参りされた後、ご祈祷や御守はご自分にご縁のある崇敬神社さんでお受けになられても結構です。)

・ご先祖様の御霊舎や仏壇を綺麗にして、お墓参りをなさること。

(お掃除をし、お花をお供えし、御守りいただけるように手を合わせて心よりのご供養を。)

・お引越しした後は、そちらの地域の氏神様にもご挨拶にお参りなさることもお忘れなく。

・お水取りやお砂取り

(こちらはやるかやらないかはお気持ち次第ですが、正しいやり方がございますので、間違えるとよろしくありません。また望ましい場所や時期をお調べいたしますが、マナーを守ることが鉄則です。

このように、目には見えない大切な尊い存在に祈り、お守りいただくことも方法の一つだとアドバイスさせていただいております。ただこちらの方法は最終手段だとお考えください。神様も悪い因縁は通されると申しますから、気学鑑定士といたしましては、凶方を犯さないのが一番だと締めくくらせていただきます。

Q・お水取りやお砂取りは神社が良いと聞きましたが…。

それは、神社という場所が古い時代から清らかな力が集中している「清い場所・浄化された場所」であり、そのような場所に存在する地下水やお砂は、私達の心身に良い影響を与えてくれる、という考え方があるためです。勿論、お水は煮沸してくださいね。

ただ、このお水取りやお砂取りは間違った方法でなさると返って悪いといわれておりますので注意が必要です。また神社によってはお水取りやお砂取りをご遠慮いただいている所もありますから、必ず神社の神職さんにご確認ください。その土地に礼を尽くし、マナーを守ることが鉄則です。

ちなみに当神社は、田舎で水も土も豊富にございますから、お声かけくだされば境内の中で良い場所をお教えいたします。

そして一番大切なのは、取る前に必ず神社にお祀りされている神様に参拝し「お力をいただけるよう」にお願いすること、またお帰りの際には頂いたことへの感謝の礼も怠らないことです。