六三除け

六三除け(ろくさんよけ)とは、九星の巡り合わせによって生じる、年齢による身体の部分的な厄除けです。

目的としては、身体健全や病気平癒と同じような意味合いを持ちます。

■六三除の方法■

当神社の氏子地域では、昔からこの六三除についてのお問い合わせが多く、それに合わせて六三除用の御幣攸(ごへいゆう)をご用意いたしております。

それ故、ご祈祷は勿論のこと、ご自分で自宅にて御祓いする方法もございます。

六三除用の御幣攸を使用して、ご自分またはご家族様に朝晩に患部をお祓いしていただくのです。

(普段は神棚に奉斎してください。)

お祓いの仕方や詳細につきましては、ご祈祷やお問い合わせの際にご説明いたします。

例)数え年の31歳で発病した人ならば、31を9で割ると、4が余ります。

そこで図を見ますと胸から腹にかけての箇所にあたりますので、もしもその人の病気が胸か腹であれば、その人は六三にかかっている訳です。

特に妊婦の場合、腹または股に当たる場合は大事といわれております。

また、9歳以下の子供であれば、その子の歳の数で見ます。

■六三の判断法■

六三にかかっているかどうかは、その病人が発病した歳の数を九で割って出た余りの数で判断します。

その余りの数字が、右図のどこにあたっているかを見てください。

その際は、以下2点をご注意ください。

・年齢は必ず数え年で数えること

・男女は陰陽が異なるため、肩・脇・足の箇所が男女逆になること

■六三の症状■お医者にかかっていて薬の処方を受けていても効果が現れにくかったり、病気の原因がはっきりせずに長引きがちな症状の場合は、日本では古来より「六三にかかっている」と呼ぶことがあるのです。

ご祈願お申込み

※ご不明点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

ご祈願でよくあるご質問はこちらへ

■よくあるご質問■

・数字と患部が合わなければ、六三除けにはあたらないのですか?

→六三除けは身体の部分的な厄除けでございますから、厄年の方が厄除けの御祈祷を受けるように、数字と患部が合わなければ六三除けにはあたりませんので、病気平癒祈願、身体健全祈願の御祈祷の方が望ましいと存じます。

ただ、気をつけねばならないことは、気になっている今現在の年齢ではなく、病気が発症した(患部が痛み出した)時の年齢を数え年になおして計算する、ということです。

・体調の都合や遠方によりお参りに行けないのですが…。

→実際に神社に参詣し、切なる願いを神様に捧げることが何よりでございますので、ご来社していただくのが一番です。

ただ、お身体の具合の都合や、遠方でどうしても参拝できない場合など…そのような状況を鑑み、当神社のご利益を頂きたいという方にのみ、神職がご神前にてご祈願者様の御祈祷を斎行し、御祓いをしたお神札、お守を郵送にてお頒ちするという形を取っております。

その際は、住所・電話番号・氏名・生年月日・願意・発病した年・具合の悪いところを明記の上、現金書留にて御祈祷料をお包みいただき、郵送でお送りくださいませ。なお郵送料はご負担いただいております。

何卒ご理解をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。詳しくはお問い合わせくださいませ。

※お神札のおまつりの仕方につきましては「家庭のおまつり」のページをご覧ください。