1. Fastbootモードの起動方法(手動)
Nexus 5Xの電源を完全に切ります。
「電源ボタン」と「音量(下)ボタン」を同時に長押しします。
画面にドロイド君(Androidのキャラクター)のイラストと「FASTBOOT MODE」という文字が表示されたら、ボタンを離します。
2. Fastbootモードから通常起動に戻す方法
画面右側に大きく「START」と書かれている場合は、そのまま「電源ボタン」を1回短く押すだけで通常通りに再起動します。
もし「START」以外の文字が表示されている場合は、以下の手順で切り替えます。
音量ボタン(上または下)を何回か押して、画面上部の文字を「START」に合わせます。
「START」が表示された状態で電源ボタンを押すと、通常通りAndroid OSが起動します。
⚠️ 注意:再起動を繰り返す(ブートループ)場合
もしFastbootモードから「START」を選んでも、Googleロゴが表示された直後にまた電源が切れたり再起動を繰り返したりする場合、Nexus 5X特有の「基盤の経年劣化(ブートループ問題)」が発生している可能性が非常に高いです。その場合は、Fastbootの操作だけでは直らないケースが多いためご注意ください。
現在Nexus 5Xはどのような状態ですか?
PCと接続してカスタムROMの導入やアンロックをしたい
画面が固まって動かないので強制終了したい
再起動を繰り返して起動しない(ブートループ)
1. 最新の「Platform-Tools」をダウンロードする
GoogleのAndroidデベロッパー公式サイトから「Windows 用 SDK Platform-Tools をダウンロードする」をクリックしてZIPファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、**「すべて展開」**を選択して解凍します。
解凍してできた「platform-tools」フォルダを開きます(中に fastboot.exe や adb.exe が入っていることを確認してください)。
2. フォルダをCドライブの直下に移動する(推奨)
エラーを防ぐため、解凍した platform-tools フォルダごと C:\(Cドライブの直下) に移動(コピー)します。
移動後のフォルダパス:C:\platform-tools
3. コマンドプロンプトでそのフォルダに移動する
現在開いているコマンドプロンプトを一度閉じ、新しく起動し直して以下のコマンドを1行ずつ実行してください。
cmd
cd C:\platform-tools
fastboot devices
コードは注意してご使用ください。
これでエラーが出ずに、接続しているNexus 5Xのシリアル番号(または fastboot の文字)が表示されれば成功です。
💡 毎回 cd コマンドを打つのが面倒な場合(環境変数の設定)
Windowsの検索バーに「環境変数」と入力し、「システム環境変数の編集」>「環境変数」の順に開きます。「システム環境変数」の一覧から「Path」を選んで編集をクリックし、新規で C:\platform-tools を追加して保存してください。これで、どのフォルダからコマンドプロンプトを開いても fastboot コマンドが認識されるようになります。
まずはフォルダを移動して cd コマンドで実行できるか試してみてください。
Step 1. Google公式のUSBドライバーをダウンロードする
Google公式のGoogle USB ドライバーの入手ページにアクセスします。
「Google USB ドライバー ZIP ファイルのダウンロード」をクリックして保存します。
ダウンロードした usb_driver_rXX-windows.zip を右クリックし、「すべて展開(解凍)」します。
Step 2. デバイスマネージャーでドライバーを適用する
Nexus 5XをFastbootモード(ドロイド君の画面)のままUSBケーブルでPCに接続しておきます。 [1]
Windowsのスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。 [1]
項目の中に ほかのデバイス > ⚠️「Android」 または 「Nexus 5X」(黄色いビックリマーク付き)がないか探します。
その「Android」を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。 [1]
「コンピュータを参照してドライバーを検索」をクリックします。 [1]
「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします。 [1]
参照ボタンを押し、先ほどStep 1で解凍した usb_driver フォルダの中にある android_winusb.inf を選択して「開く」⇒「OK」と進みます。 [1, 2]
リストに「Android Bootloader Interface」が表示されるので、それを選んで「次へ」を押し、警告が出てもそのままインストールを続行します。
LG Nexus 5X(bullhead)へUbuntu Touch (20.04 focal) を導入する具体的な手順とコマンドです。 [1, 2]
🛠️ 1. 事前準備(ファイルのダウンロード)
PC側にあらかじめ以下のファイル群をダウンロードしておきます。
ADB & Fastbootツール
Google公式 Android SDK Platform-Tools をダウンロードし、PC上の任意のフォルダ(例: C:\platform-tools や /usr/bin/)に解凍しておきます。 [1]
Android 9.0 (Pie) カスタムROM
Android 9対応 TWRP リカバリ
Ubuntu Touch ROM本体
💻 2. PCのターミナル操作とブートローダー解除
PCとNexus 5XをUSBケーブルで接続します。
PC側でコマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(Mac/Linux)を開き、Platform-Toolsのフォルダへ移動します。 [1]
① デバイスをFastbootモードで再起動する
bash
adb reboot bootloader
コードは注意してご使用ください。
② ブートローダーのアンロック(未解除の場合のみ)
※この操作を行うとデバイスが初期化され、内部データがすべて消去されます。 [1]
bash
fastboot oem unlock
コードは注意してご使用ください。
(画面に確認メッセージが出たら、ボリュームキーで「Yes」を選び、電源ボタンで確定します)
📱 3. TWRPリカバリの起動と初期化
① TWRPの一時起動
bash
fastboot boot twrp-3.5.2_9-0-bullhead.img
コードは注意してご使用ください。
(Nexus 5Xの画面がTWRPのリカバリ画面に切り替わるまで待ちます)
② Dataパーティションの暗号化解除・EXT4フォーマット [1, 2]
TWRP画面で Wipe > Advanced Wipe へ進みます。 [1]
Data にチェックを入れ、Repair or Change File System > Change File System をタップします。
EXT4 を選択し、下部のスライダーをスワイプしてフォーマットを確定します。 [1]
一度TWRPのトップメニューに戻り、Wipe > Format Data をタップして yes と入力し、ストレージの暗号化を完全に解除します。 [1]
🔄 4. 下地となるAndroid 9 (Pie) の書き込み
Haliumベースのシステムを起動させるため、一度Android 9のファームウェアをシステムに認識させる必要があります。 [1]
① Android 9 カスタムROMの転送とインストール
PCからAndroid 9のZIPファイルを端末に転送します。
bash
adb push lineage-16.0-XXXXXXXX-nightly-bullhead-signed.zip /sdcard/
コードは注意してご使用ください。
端末のTWRP画面で Install をタップし、転送したZIPファイルを選択してインストールを完了させます。 [1]
② 再度Fastbootモードへ移行し、TWRPを再起動
一度システムをAndroid 9ベースに馴染ませたら、再度Fastbootに落としてTWRPを起動します。
bash
adb reboot bootloader
fastboot boot twrp-3.5.2_9-0-bullhead.img
コードは注意してご使用ください。
🐧 5. Ubuntu Touchのインストール
いよいよUbuntu Touchを端末へ流し込みます。
① 再度パーティションを整える
TWRPの Wipe > Advanced Wipe で Cache と Data(EXT4形式になっているか再確認)を再度Wipe(消去)しておきます。 [1]
② Ubuntu Touch ZIPファイルを端末に転送
bash
adb push ubuntu-touch-bullhead-v02.zip /sdcard/
コードは注意してご使用ください。
③ インストールを実行
TWRP画面の Install をタップします。
転送した ubuntu-touch-bullhead-v02.zip を選択します。
④ 再起動
書き込みが正常に終了したら、Reboot System をタップして端末を再起動します。 [1, 2]
🎉 6. 起動と初期パスワード
無事に起動すると、Ubuntu Touchのウェルカム画面が表示されます。
初期セットアップ中、またはシステム内でロック解除や sudo コマンド用のパスワードを求められた場合は、このビルドのデフォルト設定である以下のパスワードを入力してください。 [1]
初期システムパスワード: 1111