1.コールドリーディング
「心が読まれた!」と思われて、「何で知っているんだ?」「なぜ、分かったのか?」と興味を持って話を聞いてもらえるテクニック。占い師が使うテクニックです。
① あいまいにする
② 正反対のことを言う
③ 不満を引き出す
④ おだてる
⑤ YesでもNoでも外れない言い方をする
⑥ 自己幻想を掻き立てる
⑦ 弱点を指摘する
⑧ 向上心を称える
どちらともとれる、あいまいな言い回し。
「非現実手的な野望を抱くことがありますよね?」
「転職をしたいとは考えてはいないですよね?」
「商談中に、話をさえぎってしまいそうになることがありませんか?」
分かっている、情報通に見せることが出来る
「あなたは外向的で付き合いがいいときもある半面、内向的で用心深いときもありますね」
「いつも積極的に見えますが、内心不安に思うことがありますよね」
「全てうまく行っているような態度ですが、実際には悩むことも多いですよね」
誰でも不満はあるので、必ず当たる言い方
「あなたは、現状に不満を持っていますよね?」
「もっと、人間関係が良かったらと思いますよね?」
「もっと商談がうまく行けばと思いますよね?」
相手の美点を褒める方法。自分を褒めてくれた人を信じやすい傾向があるため。
また、褒めてくれた人を否定すると、「褒めてくれた自分」までも否定することになってしまうので、信用してしまう。
「あなたは、誰が見ていないところでも、手を抜かずに仕事をして素晴らしい」
「職場の人間関係が気まずい時でも、あなたは明るくふるまっていませんか?とても感心します」
「どんな厳しい商談でも、しっかりと最後まで頑張りますよね。尊敬します。」
どちらを答えても、正解になるように質問する。
「商談は、午前中か午後のどちらにしますか?」=>商談をする前提
「次は、イタリアンとフレンチのどちらにします?」
「職場を明るくしたいですか?それとも楽しくしたいですか?」
「弊社の商品で、売り上げを増加させたいですか?利益を増やしたいですか?」
自分に対する幻想を持たせること
「あなたは、本気を出していないだけ、もっとやれます!」
「これまでの人生の選択は本当に正しかったのか、疑問に思うことはありませんか」
「大学でもう少し勉強していれば、大企業に入れたかもしれないのに」
「平社員の時なら、私は職場の人気者だったのに」
「相手が違うバイヤーだったら、もっと商談がうまく行ったのに」
「おだてる」と組み合わせて使うと効果を発揮する。ただおだてるよりも、弱点を指摘してからおだてたほうが、褒め言葉のリアリティが増します。
「もう少し痩せたら、すごい格好いいよ」
「あと10歳若ければ、スゴイ選手ですね」
「この野菜、形は悪いけど、すごく美味しい」
「口は悪いけど、本当はひとが良い」
「口下手だけど、商談資料はとても良い」
「何もしないけど、居るだけで、職場のムードメーカーになっている」
誰でも、向上したい気持ちはある。
「あなたは、人から好かれたい・認められたいという欲求が強いですね」
「今までの挑戦は素晴らしいです」
「成果が出なくても、努力を続けていることは素晴らしい」
「人間関係に悩みながらも、頑張って仕事を続けるのは感心です」