戦時中の教会 自昭和17(1942)年 至昭和20(1945)年
日本基督教団は前述の様な事情の下に成立して、教団規則は十六年一月二十四日、文部大臣から認可された。、それから約二週間後の十二月八日に太平洋戦争に入り、あらゆる社会が戦時体制をとらねばならなくなった。日本の教会も亦例外ではなかった。カトリック教会もプロテスタント教会も神道も仏教も協調し、一般国民とも協力して戦時活動に押しやられた。
教師の徴用。信徒の応召。婦女子の疎開等に加えて、教会は相つぐ空襲、配給事業の悪化によって諸集会を正規に守る事が困難となった。