1997年、宮崎県田野町にオープンした専門学校「九州理工学院」に開学より2002年まで、非常勤講師として「建築史・設計・等」を教える機会をいただき、建築を志す学生と接することができました。
1999年、新学期をむかえた時に、建築学科より「学生の実地演習を行いたいが、何かありませんか」とお話があり、その時に通っていた諸塚村での山村生活体験を提案しました。
私が取組んだ古民家再生施設を拠点とした山村生活及び古民家空間体験、産直住宅の供給地としての自然乾燥木材「葉枯らし」現場、原木から木材となる製材工程が見学できる森林組合工場、そして村内につくった「諸塚村産直住宅モデルハウス」などの見学を、1999年から私が在籍した2002年まで4年間実施することができました。
学生にとっては、普段目にすることのできない体験であり、古民家での仲間同士での生活体験は良い経験になったと思います。また、都市と山との交流をスタートさせた諸塚村にとっても、その後の学生(小学校から大学まで)との交流のきっかけになったのではと思っています。別ページの「諸塚村讃歌・やましぎの杜」にて少し詳しく書いておりますので見ていただければと思います。
▼ 2002年5月20年 ▼
▼ 2001年5月21年 ▼
▼ 2000年5月22年 ▼
▼ 1999年11月8年 ▼