裏取引や闇仕事を一括して請け負う殺し屋企業。とりわけ名前の広さは政府、マニアなマスコミ、ギャング等さまざまな領域において力を持つ。恐れられている組織である。
メンバー編成は以下のとおりになっている。
初期:ジョイ・エネミー / ハスキー / インサイト / モウニング
中盤:ジョイ・エネミー / ハスキー / インサイト / モウニング / ルナ
現在:モウニング / ハスキー / インサイト / IllLow / サヴィー / Cabbit / ガンス
ジョイ=エネミィ
S.KILLER創立者。父が科学者を志していたため、博士としての仕事を探していたのが、なぜか殺し屋企業を立ち上げることに。その手始めに、一匹狼として人と関わることのない殺し屋のハスキーと手を組んで、スタートを切った。
見た目はきつそうだが、本当は心優しき科学者。
=仕事の流儀=
本気でやりたいことをやろう。
Husky(ハスキー)
S.KILLER創立の最初の雇われ人。有り余る体力を使って、大型の武器や大型の機器を操ることが大の得意。メンバーの中ではムードメーカーであり、多少のギクシャクも酒に流す。
=仕事の流儀=
ノリと、勢いに勝るものはない。とにかくノリが大事。
Insight(インサイト)
S.KILLERの二人目。体力はあまり自信がないが、スナイパーやハッキングといった支援と、社内のネットワークやセキュリティに関しては、彼なしでは務まらない。情報に関しての幅広い知識を駆使し、天才的な頭脳による仕事の作戦・案件等行っている。現在は司令官として、指導を行っている。
=仕事の流儀=
情報を制するものが勝者。トリガーもタイミング。
Mourning(モウニング)【殺人兵器】
とある狂気的な科学者によって生み出された殺人兵器。当初は完全なる冷酷な殺し屋であったが、S.KILLERのメンバーとのやりとりにより、自身の考え方や感性を身に着けていった。今ではジョイの跡を継ぎ、S.KILLER統括主任としてリーダーシップ発揮している。メンバーへの指導もゴリゴリ行っている。能力は痛覚を操作したり、肉体のリミッターを外したりと、さまざまである。
=仕事の流儀=
責任を負えないのなら、やめたほうがいい。
IllLow(イルロウ)【殺人兵器】
モウニングと同じ出身であり、殺人兵器である。モウニングが作られた時期をかなり過ぎた後であったため、彼は感情を(理論的に)理解して生まれてきたた。赤い右目はスコープの機能をはたし、一度みた機器を透かして解体や修理等行うことができる解体術を組み込まれている。現在は高校生としてダンス部で活躍しつつ、仕事をスマートにこなしている。
=仕事の流儀=
理解できないものは、とことん追求するまでだ。
Savvy(サヴィー)
インサイトの妹であり、S.KILLERの殺し屋志願者。兄上とは違い、体力や身体能力は優れている。その美貌を利用したスパイやサイレントキルもお手の物。現在は→を見て判るように、IllLowと交際中である。
=仕事の流儀=
えっと・・・解らないことは、聞いたら良いと思います。
Cabbit(キャビット)【キメラ】
彼も同じく、S.KILLER殺し屋志願者。おっとりとした性格とは裏腹に、耳は嘘つきの鼓動を判別し、躊躇なく肉を引き裂く。スピードは、モウニングのリミッター解除の状態といい勝負であり、S.KILLERのメンバーの中で最も野性的な能力を持つ。趣味はヴァイオリン。
=仕事の流儀=
調子が悪かったら、食べて、寝て、明日の自分に任せようね。
Crescent(クレセント)
インサイトとサヴィーのおてんばお姉さん。体を売る仕事をしてインサイトとサヴィーのお母さんを務めていたこともあった。そのため、遠い国の奴隷嬢になり、仕送りのみの状態に。
後にインサイトに顔を合わせ、本来の生活に戻ることになる。
=仕事の流儀=
文句言うやつは潰す。
Vodka(ウォッカ) 【魂獣族】
インサイトの夫。もともとはフリーのガードマンであったが、雇い主にクレセントの護衛を頼まれたことがきっかけで彼女に恋心を抱く。彼女を守るために雇い主を裏切り、駆け落ちをした。
現在はとある学者の助手として仕事をしている。
=仕事の流儀=
まあ、そのうち、よくなるって。
「魂獣族(コンジュウゾク)」
能力は3つめの目「ビースト」を体のどこかに宿している。その目を開花させると、本来の獣の能力が呼び覚まされ、通常の体より大きくなったり、素早くなったり、強くなったりできる。しかし、その能力は頼りすぎると、ビーストに意識を乗っ取られ、最後は本来でいう「ケモノ」になってしまう。
グローア博士
モウニングを作った生みの親。生物学に対する知識を駆使し、人を超えた合理的な生物兵器を作ろうと奮闘した男。その仕事の一環として、自身の右目は事故により潰されてしまった。
現在はバイオロジテックス株式会社の経営層の一人として、軍事利用を目的とする兵器の制作と携わって、一般家庭に通用する薬や医学の技術提供を行っている。
=仕事の流儀=
人並みになる程度の土俵で、仕事をするな。
hi0hit0how(ハイ・ヒット・ハウ)
バイオロジテックス株式会社の生物医学推進委員の院長。かなり性格が悪い。にも関わらず、医学的技術や知識は逸脱しており、それを裏付ける研究成果もある。誰も口出しはできない。
S.KILLERに武器やスーツの提供をしたり、逆に珍物を手に入れるために仕事を依頼することもある。ハスキーとルナとは酒を交わす仲。
=仕事の流儀=
黙らせるには、強い武器がいる。知識と経験だよ。
Cham(チャム)【情形族】
プラチナコアを持つ「愛」の情形族。背中から黒い体をもつ「チャム・キッズ」を何体も作り上げ、形を変えて強い攻防を生み出す。hi0の実験台であり、彼をとても愛している。
=仕事の流儀=
君しかできないことなんてないよ。
「情形族(ジョウケイゾク)」
数少ない種族であり、確認されていない。古い書籍によると、それぞれ感情を司る象徴をもっている。そして他者に自身の感覚を一種類だけ与えることが出来る。在るものは「視覚」を他人の目に写し込んだり、また在るものは「痛覚」を他人に味あわせたり・・・。
愛喪場(あいもば)【グマ鳥】
キャビットの友達。
この種族は、体に毒を纏っているため、羽ばたけば空気感染を起こして死にいたらしめる鳥である。しかしグマ鳥は非常に鮮やかな羽を持っているため、狩人の標的にもなる。
しかし襲ってくると彼女たちが知れば、巨体な羽を羽ばたかせ、その重量でのしかかってきては食われる狩人も少なくない。
Endle(エンドル)
黒のサーカスに所属する、謎の異能力者。
海外からやってきた、「フラクタル」という能力を持つ異能力者。自身の体に取り込んだモノを生成し、武器にしたりガードにしたり、見世物にする。時には自分自身もコピーをすることが可能。
能力はもとより、本人もいつ自分自身が生まれたのかも知らない。
SS.Mind(スーサイド.マインド)
黒のサーカスの後継者。
黒のサーカスの長である「DimDoll」に育てられた子。マジックの天才であり、黒のサーカスの中では最もマジシャンとしてのテクニックを身に着けている。
後継者として選ばれているエンドルが気に食わない。
DimDoll
黒のサーカスのドン。
世界中を旅回る最大規模を誇るサーカス団、黒のサーカスを束ねているボス。体はマリオネットで出来ており、魂霊族の心が宿っている。エンドルとマインドを育てる父親としての顔もあれば、二人を後継者として修行させるスパルタコーチとしての顔もある。
だが、そんな彼はある別の組織にも参加しているのだが…。