7月29日（土）に、人間科学総合研究所・支援者のための相談室主催、地球っ子グループと東洋大学社会学部 村上一基ゼミの協力で、「夏休み多文化子どもシンポジウム〜先輩と語り合おう〜」を実施しました。

外国につながりのある親子約40名が、夏休みに東洋大学に来て、大学について学んだり、先輩の話を聞いたり、また将来について考えました。

まずは社会学部国際社会学科・社会文化システム学科の村上ゼミ生が、大学についてのクイズを出し、小学校や中学校との違いや大学生の生活について説明しました。

その後、大学生が大学を案内し、学食でランチを食べました。

午後は外国につながりのある先輩の話として、地球っ子グループで育った若者ふたりや、村上ゼミ生がこれまでの経験や将来について話しを、親子で聞きました。

その後、大人、若者、小学生グループに分かれて、グループワークを実施しました。それぞれのグループで「幸せ」や「楽しいこと」などについて意見交換をしました。

今回の企画は、親子で参加できるイベントを行いながら、外国につながる親に子どもの教育について考えてもらうことを目指しました。大学を会場にしましたが、大学進学だけでなく、子どもの将来をどのように考えるかを話す貴重な機会となりました。

また学生もこの日のために、長時間かけて準備を進めてきました。緊張しながらも参加者と交流を深め、学生にとっても大事な学びの機会となりました。

地球っ子グループによる報告はこちらをご覧ください。