《投稿論文》
二井仁美
感化法・少年教護法施行期の家庭学校における入退校者の諸相―奥田三郎「卒業生のゆくえ」調査記録に注目して―
野口友紀子
なぜ女性は慈愛を推奨されるのか―雑誌『女鑑』の分析から―
末松惠
戦前期浅草における浮浪下にある非行犯罪少年の生活実態―地域における相互扶助と少年保護施策の推進―
田澤薫
戦前期の東京にみられた「隣保的な」幼児保育の再検討―興望館セツルメントを手掛かりとして―
中塚良子
秋田美子の三歳未満児保育思想―戦後における保育内容と保育条件に着目して―
荻原園子
生江孝之と感化船Empress―一九〇三年のイギリス視察における思想形成―
《文献紹介》
宮武正明
戦後日本の子どもの貧困研究を進めるために
《会員著書紹介》
江連崇
北海道家庭学校編 家村昭矩・仁原正幹監修 二井仁美編集委員長『北海道家庭学校110年 北の大地の暮らしと教育』―二〇二四年二月 六花出版
野口友紀子
岩田正美『私たちの社会福祉は可能か 社会福祉をイチから考え直してみる』―二〇二四年十二月、有斐閣
《東京の福祉史探訪》
松本園子
第一二回:旧板橋区岩の坂を歩く 写真 宇都榮子・橋本理子