第5号(2011年5月)

田所祐史

都市公営セツルメントの展開と性格

―東京市の市民館を中心に―

土井直子

創設期の同潤会における住宅供給理念の特徴

―事業目的と組織の変遷に関する検討を中心に―

高野聡子

戦時下における精神薄弱児施設の苦悩

―藤倉学園の疎開生活の実態―

宇都榮子

明治期における福田会育児院の規程類とその実施状況

―組織・職員構成、資金募集・入所児童取り扱い方法の検討―

大塚美紀

(資料紹介)点字雑誌『六星の光』掲載論稿〔墨字訳〕(五)

―東京盲唖学校分離期の学校生活に関する論稿を中心に―

長沼友兄

(施設史誌紹介)藤倉学園『藤倉学園90年史/「霊魂(たましい)は神に受け入れられ」』

野口武悟

(会員著書紹介)藤井常文著・倉重裕子訳『キャロル活動報告と児童相談所改革/児童福祉司はなぜソーシャルワークから取り残されたか』

このほか例会報告の概要、活動日誌(2010年度)等を掲載

*第5号表紙の目次記載のタイトルに一部校正ミスが生じております。上記のタイトルが正しいものですので、図書館様等におかれましては、上記タイトルで採録をお願いいたします。